阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

越中八尾に「おわら」でなく「気動車」を見に行く人たち

越中八尾(現在は富山市八尾町となっています)といえば、9月1日〜3日に行われる「おわら風の盆」で有名。
お祭り期間中は大変な賑わいになるそうで、このお祭りのために高山本線では富山〜越中八尾を中心に臨時列車を大増発することは、夏の時期の大判時刻表の黄色のページ(本文に記載されない臨時列車の情報等が掲載されているページ)を見るとよく分かります。
中には、大阪方面から越中八尾までの臨時特急も設定されているところ、このお祭りのすごさを感じます。

さてその「おわら風の盆」、メインの踊りには目もくれず、臨時の列車を目当てに訪れる鉄道ファンが全国から集まる、という記事が朝日新聞より。

おわらの富山にくる鉄道ファン 目当ては珍しい車両(朝日新聞Webページ)

いつもは主にキハ120が走るこの区間に、JR西日本のあちこちのエリアから気動車が大集合するわけですから、確かに気動車ファンには祭り以上に見応えのあるものかも知れませんね。

ただ、まあ一度くらい祭りをみて帰っても、話のネタ的に決して悪くないのかな、なんて思ったりもしますが、そんな偉そうな事を書いている自分自身、おわら風の盆は見に行った事がないので、こんな事書いてもあまり説得力無さそうですね・・・

高山本線も全線復旧したわけですし、復旧区間を訪問がてら一度見に行ってもいいかな、と思います。勿論「祭り」も「気動車」も。

ジャスコでICOCAが使えるようになるの?

昨日、自宅近辺のジャスコ(りんくう泉南店)に買い物に行ってきました。
いわゆる「おつかい」というもので、特に鉄道関連商品を購入したわけではありません。

商品をもってレジに向かうと、何やら非接触カードリーダーらしきものが新たに設置されていました。
恐らくイオングループの電子マネー「WAON」用のリーダーと思われ、近々近畿地区でもサービス開始になるものと思われます。

カードリーダーに付属して、電子決済の種別を選択するボタンが設置され、WAONの他、ドコモのiDに加え、何とJR西日本の「ICOCA」のマークも見られました。
これって、近いうちにジャスコ店舗でWAONだけでなくICOCAも利用可能になる、ということでしょうか・・・
そうなると、ジャスコを利用するICOCAユーザーである私にとっては朗報なわけでして、噂では聞いていましたが、実際こういう準備中の場面に出くわすとちょっと嬉しいもんです。

ともかく、公式プレスリリース・サービスインが待ち遠しい限りです。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 サハ103-362(A60)
和歌山(1724)〜和泉鳥取 普通 クハ103-242(A32)

今日の乗車記録

尾崎(1028)〜岸和田 区間急行 7909
岸和田(1137)〜尾崎 特急サザン 7887

約一ヶ月ぶりに「鉄道カフェ岸和田店」に行ってきました。

諸事情により約30分程度の走行でしたが、開店直後の時間帯と言う事もあり、他にお客がおらず、快適に走らせる事が出来ました。

ところで、レジ周りを見てみると、いつの間にか各社クレジットカードが使えるようになっていました。
どの種類のカードが使用可能かは失念してしまいましたが、何社かマークがあったので、私の財布の中に入っているマイル積算可能なカードのうちどれかは使えそうだと思いました。

今度はクレジットカード決済して、マイルの足しにしたいと思います。

東海道・山陽新幹線N700系、更に増備へ

今年7月より東海道・山陽新幹線「のぞみ」にて運用を開始したN700系。
今後数年間で「のぞみ」の大半をN700系に置き換える方針、と記憶していましたが、更なる追加投入により、東海道区間では遂に300系が全て置き換えられる方針となった事が明らかになりました。

N700系の投入計画について(JR西日本プレスリリース)
新幹線「のぞみ」に2千億投入、快適なN700系大幅増へ(読売新聞Webページ)

プレスリリースでは言及がありませんが、上記読売の記事によると、東海道区間の300系だけでなく、山陽区間の0系も置き換えが進められるとの事です。
平成4年に「ひかり」「こだま」より上等の種別として登場した「のぞみ」の専用車両として登場した300系。登場したのがついこの間という印象ですが、もう東海道区間から撤退するとは、時代の流れの早さを感じずにはいられません。

ただ、300系でも比較的製造時期の新しい編成も存在すると思われますので、もしかすると、そういう編成はJR東海からJR西日本に譲渡され、山陽「こだま」0系の置き換えに使われるのかも知れません。
もっとも、車両のシステム的に300系16両編成を6両編成に短縮する事が可能なのかどうかなのかはよく分かりませんが・・・

東京行き「のぞみ」から撤退する500系の処遇も含めて、ここ数年の東海道・山陽新幹線の車両の移り変わりは継続して注目していきたいと思います。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-642(A60)
和歌山(1915)〜和泉鳥取 普通 クハ103-602(A43)

JR九州、「旅名人の九州満喫きっぷ」発売

名称だけではとっさに内容が理解しがたいきっぷですが、端的に言うと、「九州のほとんどの鉄道が1万円で3日間乗り放題」のきっぷです。詳細はこちら。

「旅名人の九州満喫きっぷ」発売(JR九州プレスリリース)
JR九州、私鉄や三セク乗り放題のきっぷを発売(日経新聞Webページ)
JR九州、1万円で3日間乗り放題切符発売(kqtrain.net)

きっぷの概要は以下の通りです。
・JR九州を含む九州内の11社局の普通・快速等の料金不要の列車に3日間乗り放題。
・11社局の内容は次の通り
JR九州・島原鉄道・松浦鉄道・北九州高速鉄道(北九州モノレール)・平成筑豊鉄道・福岡市交通局(同市地下鉄)・西日本鉄道・甘木鉄道・南阿蘇鉄道・くま川鉄道・肥薩おれんじ鉄道
・発売期間、有効期間は平成19年10月1日〜平成20年3月31日
・発売額は3日(回)分で1万円。3回分はばらして使用する事も可能

簡単に言えば、青春18きっぷの九州地域限定・民鉄エリア拡大版と言ったところでしょうか。
それにしても、半年間有効で、尚かつばらして使用する事も可能とは、かなり太っ腹なきっぷの印象を持ちました。
例えば特に予定を考えずに10月に取り敢えず購入し、来年春までにじっくり利用予定を考えて秋・冬・春の各シーズンに使用する事も可能。

また、JR九州だけでなく、九州内のほとんどの鉄道で利用できることから、旅程のバリエーションが増えるのも魅力です。
折しも、平成20年3月末で島原鉄道が一部廃止になる事から、この訪問の際にも十分使えそうなきっぷだと感じました。
(島原鉄道線自体のフリーきっぷそのものが種類が少ない)

そのうち島原鉄道を訪問しようと考えているところにこのきっぷのニュース。是非とも購入してみたいな、と思えるくらいの魅力ある商品だと感じました。

欲を言えば、JR九州自慢の特急列車が利用出来ないことですが、これはこれで仕方がないのかな、とも思います。
逆に特急を使わずに如何に効率よく利用出来るのか、がプランニングの腕の見せ所、といったところでしょうか。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-842(A60)
和歌山(1855)〜和泉鳥取 普通 クハ103-602(A42)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-544(A60)
和歌山(1830)〜和泉鳥取 普通 クハ103-31(A45)

阪神高速、対距離制料金の素案が発表される

阪神間の都市高速道路(もっとも来年には京都にも出来るらしいのですが)である阪神高速道路。

現在の阪神高速道路の料金体制は、これらの路線を東・西・南3つのエリアで区切り、各エリア事に均一運賃を適用していますが、このエリア別均一料金制を平成20年度にもエリア別対距離制に移行する計画があり、その料金素案が阪神高速株式会社より発表がありました。

平成20年度、阪神高速は距離料金へ(阪神高速Webページ)

大まかに言えば、これまでの3エリアはそのまま存続し、各エリア事に最高料金を定め、その範囲内で対距離料金にするというもの。

私のように阪神南線の南端から利用する利用者にとっては、恐らく値上げになってしまうと思われます。
とはいえ、これまでの使い方では、阪神南だけでなく阪神東や阪神西でもエリアの両端を走りきるという使い方が多かっただけに、均一料金制で美味しい思いをしていたのも事実ですので、これに対して特に意義を唱える気はありません。

むしろ私の関心としては、現金利用者がどのようになるのか、気になるところ。
阪神高速の道路インフラの関係上、一部を除き出口に料金所はありません。距離制運賃が採用出来るようになったのも、ETC利用率が7割を越えてきたからこそですが、それでも残る3割が未だに現金で残っているわけですので、この利用者をどのように扱うか、今回のプレスリリースでは特に言及がありませんでしたが、それだけに阪神高速の中では議論がまとまっていないのかな、とも思われます。

その他、距離制だけでなく、現在も行われている曜日・時間帯による弾力的な割引施策も引き続き適用して欲しいな、とも思いつつ、今後のニュースを待ちたいと思います。
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