阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

今度は南阿蘇鉄道で・・・

先日、わたらせ渓谷鉄道でDMVを検討しているとの記事を紹介しましたが、今度は熊本県の南阿蘇鉄道でDMVの検討をしているとのニュースを見つけました。

南阿蘇鉄道DMV検討 線路も道路も走行OK 県、観光振興にも期待(Yahoo!ニュース)

わたらせ渓谷鉄道のケースと異なるのは、熊本県が国土交通省の「公共交通活性化総合プログラム」事業に名乗りを上げようとしている動きでも分かるとおり、現在のところ熊本県が主体となって動いていて、DMVの活用の場として南阿蘇鉄道が候補に挙がっていると言うところ。

プログラム採択後に協議を始める、となってはいますが、第三セクター鉄道には欠かせない、地元(県)の支援が得られれているという面で、むしろわたらせ渓谷鉄道よりも導入に前向きな雰囲気が伺えます。
ただし、導入の検討自体をこれから始めて、協議を重ねた上での導入のようなので、わたらせ渓谷鉄道のような切羽詰まった導入検討ではなさそうです。

実際のDMV活用方法を勝手に想像するに、全国的に有名な観光地・阿蘇を背景に、日本有数の高さを誇る鉄道橋等、眺望の良い南阿蘇鉄道のレールを走った後に阿蘇の麓まで走っていくという、定期観光バス的な利用方法が、まずは考えられます。
何より阿蘇という有名観光地を走るということで、注目を浴びる事は間違いないと思われます。

ともあれ、協議はこれからということで、問題点も含めて関係機関で十分協議し、利用者を引きつけるDMVの運行プランを考えて欲しいと思います。

アタック25でカンニング?

ミクシィに…アタック25予選「カンニングした」(ZAKZAK)

かく言う私も、一度だけアタック25の予選会に行った事があります。
確か、一次試験がペーパー試験で、それに合格した人のみが面接を受けて、その結果合格した人が番組に出られるというもの。
このペーパーテストが、結構レベルが高かった記憶があります。しかも記述式の解答で、正しい読み方で解答出来なければならないため、付け焼き刃の記憶では簡単に通るものではなかったと思います。
勿論私も筆記試験で落とされました・・・

アタック25はたまに見ているのですが、それにしても正答6問・誤答7問という正答率で優勝出来たというのも不思議でしかないのですが、とすると、よっぽどうまい事パネルを奪取して優勝出来たのでしょうか・・・
それにしても地元の三浦半島と、国東半島とを間違えるかなあ?

私にとっては、アタック25の予選に出た事がある、というだけですが、たまたまニュースで見つけたので、今日のエントリーで書いてみました。

「羽田〜関空〜なんば・高野山」キャンペーンだそうです

首都圏キャンペーン『羽田→関空→南海電車で大阪・高野山へ』を実施(南海電鉄プレスリリース)

南海電鉄が首都圏で大々的にキャンペーンを行うのはあまり聞いた事がありません。
それだけに、力が入っていると考えた方がよいか、それとも背水の陣というべきか、どちらかは分かりませんが、首都圏の人口の多さから考えて、三日間のキャンペーンであってもそれなりの効果はあるのかも知れません。

関西空港について言えば、特に京急沿線の場合、下手に成田に行くよりも羽田から関空経由の方が、トータルの所要時間では軍配が上がることもままあるようです。もっともこの点は、開港当初から言われていた事なんですけど、今一度この点をしっかりPRしていけば、国際線乗り入れ本数も増えてくるのではないかと思います。

それにしても、南海電車での行き先が「なんば」はともかく「高野山」というのは、まあ高野槇が有名になったので、(最近なんば駅で高野槇を無料配布していたようですが)その時流に乗っかりたいのかも知れません。
ただ、関空から高野山へ行くのに、一旦大阪市内に出てから乗換とか言う地図上で見ると遠回り(ラピート+こうやの場合はそれでも所要時間はさほど長くないと思われますが)なルートを取ってしまうという抵抗感から、伊丹空港経由を選ばれるという逆効果にならなければ良いのですが・・・

距離的に一番短いのは、関空〜(空港バス)〜河内長野〜(高野線)〜極楽橋〜(ケーブル)〜高野山、ということになると思います。特急料金を払わないパターンなら、これが最速でしょうか?
ついでにこのルートも紹介して、ソラエ河内長野線の利用促進とかにもつなげていければ良いのかも知れませんね・・・

今日の乗車記録+モバイルSuica初利用

早速モバイルSuica初利用です。
いつもEdyで決済するのと同じように改札で携帯をかざすだけなので、違和感はありません。財布を取り出さずにそのまま通れるので、これは案外使えそう。
これからは、ICOCAエリアはモバイルSuicaで、PiTaPaエリアはSMART ICOCAで、という使い方になりそうですね。

関西空港(1709)〜日根野 関空快速 クモハ223−4
日根野(1735)〜和泉鳥取 普通 クハ103−132

モバイルSuica登録

先のエントリーでも紹介しました、モバイルSuicaですが、今朝早速登録の手続きを行いました。

JR東日本のVIEWカード以外でもチャージ出来るようになったので、手持ちの楽天KC-VISAカードを登録して、これで1000円チャージする毎に30マイル貯まる事になりました。

それ以上に、みどりの窓口でいちいちチャージしなくて良い(サイン・暗証番号の入力が求められるので案外手間な時もある)ので、そういう面でも手軽になるのかな、と思います。

実際乗車に使う機会は、しばらく先のようですが、またレポートしたいと思います。

ところで、モバイルSuicaは、JR東日本沿線でなくとも、おサイフケータイがあれば登録可能なんですが、私のようにJR東日本区域外で登録している人って、どの程度いるのでしょうか・・・
とりあえず、地元の和泉鳥取駅でモバイルSuicaを使うのは、私の他にるいるのかいないのか・・・と言ったところでしょうか。

9月末で終わるもの

今日は9月の最終日。今年の9月末で終わるものを、挙げてみたいと思います。

●国内定期旅客定期便よりYS−11引退

ここにきて、ニュースで取り上げられることも増えてきましたが、正直言って「まだ飛んでいたんかいな?」と突っ込みたくなりました。
私はもう10年くらい前に、まだスカイメイトが使えていた時代に出雲から伊丹まで搭乗したことがあります。
2006年末までに国内旅客機に衝突安全装置の設置が義務づけられ、改修して新たに装着するよりもあらたに機材を導入した方が安くなるとの判断から、引退となりました。

引退する、とは言ってもそれはあくまでも国内定期旅客路線からの引退で、外国ではまだ現役のところもあるそうですので、とにかく搭乗してみたい、という方はこちらもお試しいただけると思います。
ちなみに最終便は30日の鹿児島〜沖永良部間のJAC(日本エアコミューター便)とのことです。

●新交通システム「ピーチライナー」廃止

「新交通システム」と分類される乗り物では、初めての廃止事例ではないかと思われます。
もともと愛知県などが開発したニュータウンへの足として建設されましたが、ニュータウンの人口が当初計画の半分ほどしかにしかならず、予想ほど増えなかったのに加え、モータリゼーションの発展により採算が取れるほどの利用者が付かなかったことが原因で、約15年で廃止となります。
建設に使われた費用や、赤字として消えていった運営費・・・計画を十分に練ったり変更したりすれば、こんな勿体ないことにはならなかったとは思うのですが、もう後の祭りです。
それにしても、「新交通システムの廃止」というのは、十分全国ニュースになりうるネタのように個人的には思えるのですが、あまりニュース検索で引っ掛からないのが意外でした。

●ボーダフォン

明日から「ソフトバンクモバイル」になります・・・といっても、もう既に殆どのショップでは「ソフトバンク」という看板にかけ替えられていると思います。
何年か前に、「Jフォン」から「ボーダフォン」となりましたが、サービスが迷走しているうちに上位二社との競争に置いてきぼりになってしまい、ユーザーの逸走を食い止めることが出来ませんでした。
ソフトバンクとなる今後は、上位二社に立ち向かえる施策を打ち出していく事は出来るのでしょうか・・・

わたらせ渓谷鉄道、DMV導入表明

わたらせ渓谷鉄道:線路と道路自由走行「DMV」、来年度中にも導入へ /群馬

わたらせ渓谷鉄道のプレスリリースが見つからないので、新聞記事を元に話をしていきたいと思います。

DMVは、JR北海道が開発を進めている線路と道路と両方を走行する事が出来る車両で、JR北海道では既に試験的営業運転を来年春から釧網本線で行う事を表明しており、今回のわたらせ渓谷鉄道での運行が実現すると、二例目のDMV導入となります。

わたらせ渓谷鉄道が導入する理由は、導入コストの安さや各種補助制度が使える事により負担が少なくて済むことの他、レールの外への運転区間の延長(美術館等がそれに挙げられている)が出来る事が挙げられています。

確かに導入コストは安いとはいえ、定員も少ないし、何よりまだ実例が無いので、どんなトラブルが起こるか分からないので、もう少しJR北海道の営業運転の様子を見てから判断しても良さそうな気もしますし、それ以上に、線路と道路を両方走れるDMVの利点をどのように生かしていくのかというビジョンがいまいち不透明とも感じます。

とはいえ、全線フリーきっぷ「わたらせ夢切符」が発売中止になり、まさに新しい再建案を考えなければならない苦しい状況の中、DMVというものにまさにすがる気持ちではないかと思われます。

課題は、やはり利用者を引きつけるDMVの活用策を提示出来るかどうかだと思われます。そういう意味でも、今後の展開に期待したいと思います。
わたらせ渓谷鉄道でうまくいけば、経営が苦しい他の第三セクター鉄道の救世主にもなり得るだけに、期待したいと思います。

「飲んだら乗るな」というのは当たり前ですが、「飲んでも乗らずに帰れる」まちづくりはどうでしょうか?

先月の福岡市内での飲酒運転の車による追突事故を契機に、飲酒運転に対する世間の目が厳しくなりました
・・・といいますか、今までが甘すぎた、というべきですかね。

マスコミも、どうしてこんな事故が起きてからでないと大々的に取り上げないのでしょうか?
一度事故や事件が起きれば、「人の命がなくなってから始めて対策をするなんて遅きに逸する」と書いたり言ったりするくせに、こと飲酒運転に対しては、少し前に厳罰化されたときでも、報道の話題はもっぱら罰金が上がることに終始していて、飲酒運転の本当の危険性に迫っていたマスコミなんで、あったでしょうか・・・
もし厳罰化された時点で、飲酒運転の本当の危険性とかを報道していれば、今回のような事故は起こらなかったのかも知れません。
これだけインターネットが発展して、個人が情報を手に入れたり発信できるようになったとはいえ、まだマスコミの影響力というのは強いと思うだけに、もどかしい思いを感じます。

さて、「飲んだら乗るな」は至極当然のことなんですが、それでもなお飲酒運転が減らない原因の一つに、車社会化の過度の発展、というのもあるように思えます。

即ち、特に地方都市で多いパターンがが、「飲み屋が車でしか行けないところにしかない」→「じゃあ車で飲み屋に行こうかいなあ」というパターンです。
日常の移動手段をあまりにも車に頼るようになってしまい、街が車で移動する事を前提とした構造となった結果、商業施設が郊外に広がりすぎた結果、歩いたりバスを使ったりという、飲酒運転をせずに飲みに行ける場所には飲み屋が無くなってしまっている、というものです。

このように書くと、代行運転などがあるのではないか、という反論も考えられます。しかし、そもそも車で飲み屋に来ている時点で、全員が全員、飲んだ後の事を賢明に考えているとは言い難く、いくらこういうサービスがあろうとも、「近いから」「どうせ捕まらないから」「高くつくから」「捕まっても罰金払えばいいんでしょ?」とかいう甘い考えで車を運転して帰っていく輩が多いので、飲酒運転は一向に減らないとも考えられます。

取り締まりを厳しくする事も、飲酒運転を厳罰化することも、飲酒運転が出来ない車を開発する事も大事だと思います。
ただ、どうしても解せないのが、車を使わずに飲みに行けるような街づくりを進めようではないか、という声がどこかから上がってきてもいいのに、そういう考え方が提示されているのは今のところ目にしていません。

まあおおっぴらに「飲んでも帰れるまちづくり」なんて書くと、青少年に悪影響があるとかないとか、そういう議論にすり替わってしまい、本質の議論が置いてきぼりになってします懸念は十分にあるので誰もそんな事言わないのでしょうけど、これからの持続可能なまちづくりという観点では、そんな視点もあっても良いのではないのかな、と思ったりもしました。

JR九州、ICカード乗車券導入発表

JR九州が、福岡・北九州地区へのICカード乗車券システムの導入を発表しました。

福岡・北九州エリアにICカード乗車券を導入します(JR九州ホームページ>プレス発表資料)

JR九州 IC乗車券09年春導入 福岡・北九州の111駅に(Yahoo!ニュース)

概要は次の通り
・導入される区間は、鹿児島本線・日豊本線を中心とした福岡・北九州エリアの111駅
・ICカードは乗車券タイプと定期券タイプを発行。
・乗車券タイプはプリペイド式、定期券タイプは乗車券機能も兼ね備える。
・導入は平成21年春以降

既にサービスされているSuica(JR東日本)ICOCA(JR西日本)と同じような仕組みになると思われます。
これで、サービス開始している2社の他、既に導入を発表しているJR東海、JR北海道に続き、四国を除くJR5社でICカード乗車券が導入される事となります。

JR九州の発表では、JR他社との共通利用については言及がありませんでした。
予定がないのか、まだ検討していないのかは不明ですが、Suica・ICOCAの共通利用が既に実現しており、既にJR東海はSuica・ICOCAと、JR北海道はSuicaとの共通利用を考えているところから、何らかの動きはあってもいいのでは、とも思われます。

他に、福岡・北九州地区での他社との共通利用も課題にあると思われますが、これについては、Yahoo!ニュースの記事にもあるように、西鉄がポイント制度付きの乗車券を考えていることもあり、すぐには実現しにくいとのこと。
一方、筑肥線と相互乗り入れしている福岡市営地下鉄との共通利用は、前向きに進めているようですので、筑肥線エリアは、福岡市営地下鉄との共通利用が出来るようになった時点で利用可能になるものと思われます。

それと、やはりカードの色は赤色になるのでしょうか・・・2年半後、どのような姿でサービスインするか、楽しみにしておこうと思います。

眠たいので…

寝ることにします。また風邪がぶり返してきているのかいなあ…。
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