阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

ジャスコでICOCA、20日・30日は5%オフ

先日正式発表のとおり、既に15日の月曜日よりICOCA電子マネーが近畿圏のジャスコ等の店舗で利用が可能となっています。

本日、自宅から一番近いジャスコであるりんくう泉南店で始めてICOCAを利用してみました。

利用方法は、レジでの会計後、ICOCA利用の旨を伝え、カードリーダーにある選択ボタンでICOCAを選択してタッチすれば決済完了。
ジャスコの場合、ICOCA以外にもiD、WAONの計3種類の電子決済が利用可能なため、どの種類を利用するかを客が選択する仕組みとなっています。

ところで、本日20日はジャスコのお客様感謝デー。
イオンカード利用した場合に、決済金額が基本的に5%割引になるので、非常にお得なのですが、この割引が、ICOCAで決済した場合でも適用されるかどうかが私としては疑問でした。

レジの店員に上記の事を尋ねても要領を得ないので、取り敢えずイオンカードを提示して決済してもらったところ、無事5%割引でICOCA決済できました。

つまり、ICOCA決済でお客様感謝デー割引の適用を受ける場合には、レジでイオンカードを渡すと同時に、決済はクレジットではなくICOCAで行う旨をレジ店員に告げれば良いわけです。

そうすると、「それやったら、ICOCAで決済するよりもイオンカードでそのまま決済した方が手っ取り早いんやないの?」という当然の疑問が出てくるわけですなんですが、結論から言えば、「陸マイラー的にはイオンカード決済よりもICOCA決済の方がトータルで得られるマイル数が多くなる」為、敢えてICOCA決済を選択するわけです。(但し、ICOCAのチャージ方法等に条件があります)

それがどういう条件なのか、と言うのは、おいおい説明する機会があればとは思いますので、今日は割愛させて頂かせて頂きますが、まあ鋭い陸マイラーの方なら、何となくその方法はお判りになるのではないか、とは思います。

東京〜宮崎間1万1千円のきっぷが発売(但し所要約34時間)

果たしてこんなきっぷを利用する人がいるのかどうかはよく分かりませんが、南海グループのプレスリリースがらご紹介します。

東京〜宮崎間のバス&フェリーがセットになった「フェニックス・ストーリー」の発売について(南海ウイングバスプレスリリース)
当該きっぷの案内PDFファイル

概要は次の通りです。
・東京〜和泉中央はJRバス関東・南海ウイングバス南部を利用
・大阪南港〜宮崎港は宮崎カーフェリー航路を利用
・宮崎港〜宮崎駅は宮崎交通バスを利用
これらの3路線を利用して東京〜宮崎間が11,000円で利用可能。
但し、和泉中央〜大阪南港の交通費は別途必要です。
また、大阪南港〜宮崎港の航路は2等利用となり、等級変更の場合は差額が必要。
・発売は、平成20年3月31日まで。

東京〜宮崎は、航空機で飛べば約2時間もあれば到着可能。
この距離を11,000円という破格の値段とはいえ、敢えて2連泊もかける人がどれくらいいるのかは少々疑問に思わずにはいられない点はあります。
とはいえ、時間的に余裕がある大学生や定年退職後の人にとっては、途中で大阪で滞在出来る上に破格の値段で移動できることから、PR次第によってはある程度の利用が創出できるかも知れません。
しかも、東国原知事で今が旬の宮崎ですので、このブームに乗らない手はないとは思います。

ちょっと珍しいきっぷだったので、ご紹介させて頂きました。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0803)〜和歌山 普通 モハ102-261(A50)
和歌山(1855)〜和泉鳥取 普通 クハ103-530(A42)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 サハ103-317(A60)
和歌山(1855)〜和泉鳥取 普通 クハ103-200(A42)

山陽・九州新幹線の直通運転、公式発表

先日、報道での先走りがあった山陽・九州新幹線の直通運転。該当する記事はこちらでした。
新幹線、新大阪―鹿児島が直通 11年春、4時間で結ぶ(朝日新聞Webページ)

この度、JR西日本とJR九州の共同プレスリリースで、相互直通運転を実施する事が正式に発表されました。

山陽新幹線と九州新幹線との相互直通運転の実施について(JR西日本プレスリリース)

概要は以下の通りです。
・相互直通運転の区間は、新大阪〜鹿児島中央で、運転開始は、博多〜新八代間の開業と同時。
・使用する車両は、N700系をベースとした車両の8両編成で、JR西日本が19編成、JR九州が10編成製造。今年度中にも量産先行車の製作に着手。
・所要時間は、最速ベースで新大阪〜鹿児島中央間が4時間、新大阪〜熊本間が3時間20分の計画。

詳細はこれから詰まっていくと思いますが、この概要を見る限り、おおかた予想通りの内容、といったところでしょうか。
九州新幹線の800系が山陽新幹線乗り入れが仕様上無理なため、山陽新幹線の最新車両であるN700系をベースに直通用車両を製作するのは、当然の流れと言って良いでしょう。

楽しみなのは、その車両の概要。
こちらのエントリーでも述べたとおり、「ひかりレールスター」擁するJR西日本と787系から800系と繋がる「つばめ」の流れを作ってきたJR九州の合作となるわけですから、外観・内装含めて楽しみにしないわけにはいかないものと言えるでしょう。

開業まであと3年半ありますし、量産車両の登場も早くてあと1年以上はかかるものと思われますので、気長ではありますが、期待して待っていたいと思います。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-544(A60)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ103-546(A59)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-549(A60)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ103-166(A59)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-350(A60)
和歌山(1915)〜和泉鳥取 普通 クハ103-136(A43)

地方都市でのノーマイカー運動について・・・

日経新聞Webページの地方ニュースで、こういうものを見つけました。

舞鶴市、JR西・北近畿鉄道と共同でマイカー通勤抑制(日経新聞Webページ)
まいづる公共交通利用エコポイントプロジェクト(舞鶴市役所Webページ)

舞鶴市の取り組みは、モニター登録をしてポイントカードを受領後、西舞鶴・東舞鶴駅を利用した際にポイント加算機にカードを通すとポイントが貯まり、貯まったポイントで舞鶴市内の商店で利用出来る商品券等に交換出来るというもの。

近年、地球環境の保全と地方都市の公共交通体系の維持の両方の目的で、地方都市でノーマイカー運動を実施するところが増えてきています。
私が通勤している和歌山市内でも、ノーマイカー運動が行われているようですが、いまいち運動が盛り上がっているという印象は受けません。
ノーマイカーデー運動(和歌山県庁Webページ)

私の個人的な意見ですが、このノーマイカー運動は、一旦快適な交通手段である自動車での通勤に慣れてしまった人を、敢えて公共交通機関に戻すわけですから、やはりそれなりのインセンティブが必要で、いつまでも個人個人の意識に任せてばかりでは運動そのものが尻すぼみになってしまうのではないか、と思います。

地方都市ではなく、大都市でのケースですが、例えば大阪市交通局では、毎月20日(平日ベース)と毎週金曜日に有効な「ノーマイカーデーフリーチケット」を販売しています。
通常850円の市営交通一日乗車券と同等の効力を有するものが600円で利用可能であることから、相当お得であると思われますが、これも、自動車から公共交通への移行を進める為のインセンティブの一つの方法ではないかと思います。

舞鶴のケースは、乗車券そのものを割り引くというものではなく、利用度数に応じて商品券をプレゼントするという、また別のインセンティブの方法ですので、どのように根付くのか、ちょっと興味があります。

そもそも、地方都市の公共交通の維持・復権を目指すためには、実は通勤客の取り込みが重要だと思っています。ノーマイカー運動がそのきっかけになり、通勤客の増加につながれば、と考えています。

和歌山でも、ノーマイカー運動用の割引きっぷを準備する等、もっと大々的にやればいいのにな、ともどかしく思いながら読んだ記事でした。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(1227)〜和歌山 普通 クハ204-1001(74A)
和歌山(1602)〜和泉鳥取 普通 クハ103-264(A23)
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