阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

モバイルSuica登録

先のエントリーでも紹介しました、モバイルSuicaですが、今朝早速登録の手続きを行いました。

JR東日本のVIEWカード以外でもチャージ出来るようになったので、手持ちの楽天KC-VISAカードを登録して、これで1000円チャージする毎に30マイル貯まる事になりました。

それ以上に、みどりの窓口でいちいちチャージしなくて良い(サイン・暗証番号の入力が求められるので案外手間な時もある)ので、そういう面でも手軽になるのかな、と思います。

実際乗車に使う機会は、しばらく先のようですが、またレポートしたいと思います。

ところで、モバイルSuicaは、JR東日本沿線でなくとも、おサイフケータイがあれば登録可能なんですが、私のようにJR東日本区域外で登録している人って、どの程度いるのでしょうか・・・
とりあえず、地元の和泉鳥取駅でモバイルSuicaを使うのは、私の他にるいるのかいないのか・・・と言ったところでしょうか。

9月末で終わるもの

今日は9月の最終日。今年の9月末で終わるものを、挙げてみたいと思います。

●国内定期旅客定期便よりYS−11引退

ここにきて、ニュースで取り上げられることも増えてきましたが、正直言って「まだ飛んでいたんかいな?」と突っ込みたくなりました。
私はもう10年くらい前に、まだスカイメイトが使えていた時代に出雲から伊丹まで搭乗したことがあります。
2006年末までに国内旅客機に衝突安全装置の設置が義務づけられ、改修して新たに装着するよりもあらたに機材を導入した方が安くなるとの判断から、引退となりました。

引退する、とは言ってもそれはあくまでも国内定期旅客路線からの引退で、外国ではまだ現役のところもあるそうですので、とにかく搭乗してみたい、という方はこちらもお試しいただけると思います。
ちなみに最終便は30日の鹿児島〜沖永良部間のJAC(日本エアコミューター便)とのことです。

●新交通システム「ピーチライナー」廃止

「新交通システム」と分類される乗り物では、初めての廃止事例ではないかと思われます。
もともと愛知県などが開発したニュータウンへの足として建設されましたが、ニュータウンの人口が当初計画の半分ほどしかにしかならず、予想ほど増えなかったのに加え、モータリゼーションの発展により採算が取れるほどの利用者が付かなかったことが原因で、約15年で廃止となります。
建設に使われた費用や、赤字として消えていった運営費・・・計画を十分に練ったり変更したりすれば、こんな勿体ないことにはならなかったとは思うのですが、もう後の祭りです。
それにしても、「新交通システムの廃止」というのは、十分全国ニュースになりうるネタのように個人的には思えるのですが、あまりニュース検索で引っ掛からないのが意外でした。

●ボーダフォン

明日から「ソフトバンクモバイル」になります・・・といっても、もう既に殆どのショップでは「ソフトバンク」という看板にかけ替えられていると思います。
何年か前に、「Jフォン」から「ボーダフォン」となりましたが、サービスが迷走しているうちに上位二社との競争に置いてきぼりになってしまい、ユーザーの逸走を食い止めることが出来ませんでした。
ソフトバンクとなる今後は、上位二社に立ち向かえる施策を打ち出していく事は出来るのでしょうか・・・

わたらせ渓谷鉄道、DMV導入表明

わたらせ渓谷鉄道:線路と道路自由走行「DMV」、来年度中にも導入へ /群馬

わたらせ渓谷鉄道のプレスリリースが見つからないので、新聞記事を元に話をしていきたいと思います。

DMVは、JR北海道が開発を進めている線路と道路と両方を走行する事が出来る車両で、JR北海道では既に試験的営業運転を来年春から釧網本線で行う事を表明しており、今回のわたらせ渓谷鉄道での運行が実現すると、二例目のDMV導入となります。

わたらせ渓谷鉄道が導入する理由は、導入コストの安さや各種補助制度が使える事により負担が少なくて済むことの他、レールの外への運転区間の延長(美術館等がそれに挙げられている)が出来る事が挙げられています。

確かに導入コストは安いとはいえ、定員も少ないし、何よりまだ実例が無いので、どんなトラブルが起こるか分からないので、もう少しJR北海道の営業運転の様子を見てから判断しても良さそうな気もしますし、それ以上に、線路と道路を両方走れるDMVの利点をどのように生かしていくのかというビジョンがいまいち不透明とも感じます。

とはいえ、全線フリーきっぷ「わたらせ夢切符」が発売中止になり、まさに新しい再建案を考えなければならない苦しい状況の中、DMVというものにまさにすがる気持ちではないかと思われます。

課題は、やはり利用者を引きつけるDMVの活用策を提示出来るかどうかだと思われます。そういう意味でも、今後の展開に期待したいと思います。
わたらせ渓谷鉄道でうまくいけば、経営が苦しい他の第三セクター鉄道の救世主にもなり得るだけに、期待したいと思います。

「飲んだら乗るな」というのは当たり前ですが、「飲んでも乗らずに帰れる」まちづくりはどうでしょうか?

先月の福岡市内での飲酒運転の車による追突事故を契機に、飲酒運転に対する世間の目が厳しくなりました
・・・といいますか、今までが甘すぎた、というべきですかね。

マスコミも、どうしてこんな事故が起きてからでないと大々的に取り上げないのでしょうか?
一度事故や事件が起きれば、「人の命がなくなってから始めて対策をするなんて遅きに逸する」と書いたり言ったりするくせに、こと飲酒運転に対しては、少し前に厳罰化されたときでも、報道の話題はもっぱら罰金が上がることに終始していて、飲酒運転の本当の危険性に迫っていたマスコミなんで、あったでしょうか・・・
もし厳罰化された時点で、飲酒運転の本当の危険性とかを報道していれば、今回のような事故は起こらなかったのかも知れません。
これだけインターネットが発展して、個人が情報を手に入れたり発信できるようになったとはいえ、まだマスコミの影響力というのは強いと思うだけに、もどかしい思いを感じます。

さて、「飲んだら乗るな」は至極当然のことなんですが、それでもなお飲酒運転が減らない原因の一つに、車社会化の過度の発展、というのもあるように思えます。

即ち、特に地方都市で多いパターンがが、「飲み屋が車でしか行けないところにしかない」→「じゃあ車で飲み屋に行こうかいなあ」というパターンです。
日常の移動手段をあまりにも車に頼るようになってしまい、街が車で移動する事を前提とした構造となった結果、商業施設が郊外に広がりすぎた結果、歩いたりバスを使ったりという、飲酒運転をせずに飲みに行ける場所には飲み屋が無くなってしまっている、というものです。

このように書くと、代行運転などがあるのではないか、という反論も考えられます。しかし、そもそも車で飲み屋に来ている時点で、全員が全員、飲んだ後の事を賢明に考えているとは言い難く、いくらこういうサービスがあろうとも、「近いから」「どうせ捕まらないから」「高くつくから」「捕まっても罰金払えばいいんでしょ?」とかいう甘い考えで車を運転して帰っていく輩が多いので、飲酒運転は一向に減らないとも考えられます。

取り締まりを厳しくする事も、飲酒運転を厳罰化することも、飲酒運転が出来ない車を開発する事も大事だと思います。
ただ、どうしても解せないのが、車を使わずに飲みに行けるような街づくりを進めようではないか、という声がどこかから上がってきてもいいのに、そういう考え方が提示されているのは今のところ目にしていません。

まあおおっぴらに「飲んでも帰れるまちづくり」なんて書くと、青少年に悪影響があるとかないとか、そういう議論にすり替わってしまい、本質の議論が置いてきぼりになってします懸念は十分にあるので誰もそんな事言わないのでしょうけど、これからの持続可能なまちづくりという観点では、そんな視点もあっても良いのではないのかな、と思ったりもしました。

JR九州、ICカード乗車券導入発表

JR九州が、福岡・北九州地区へのICカード乗車券システムの導入を発表しました。

福岡・北九州エリアにICカード乗車券を導入します(JR九州ホームページ>プレス発表資料)

JR九州 IC乗車券09年春導入 福岡・北九州の111駅に(Yahoo!ニュース)

概要は次の通り
・導入される区間は、鹿児島本線・日豊本線を中心とした福岡・北九州エリアの111駅
・ICカードは乗車券タイプと定期券タイプを発行。
・乗車券タイプはプリペイド式、定期券タイプは乗車券機能も兼ね備える。
・導入は平成21年春以降

既にサービスされているSuica(JR東日本)ICOCA(JR西日本)と同じような仕組みになると思われます。
これで、サービス開始している2社の他、既に導入を発表しているJR東海、JR北海道に続き、四国を除くJR5社でICカード乗車券が導入される事となります。

JR九州の発表では、JR他社との共通利用については言及がありませんでした。
予定がないのか、まだ検討していないのかは不明ですが、Suica・ICOCAの共通利用が既に実現しており、既にJR東海はSuica・ICOCAと、JR北海道はSuicaとの共通利用を考えているところから、何らかの動きはあってもいいのでは、とも思われます。

他に、福岡・北九州地区での他社との共通利用も課題にあると思われますが、これについては、Yahoo!ニュースの記事にもあるように、西鉄がポイント制度付きの乗車券を考えていることもあり、すぐには実現しにくいとのこと。
一方、筑肥線と相互乗り入れしている福岡市営地下鉄との共通利用は、前向きに進めているようですので、筑肥線エリアは、福岡市営地下鉄との共通利用が出来るようになった時点で利用可能になるものと思われます。

それと、やはりカードの色は赤色になるのでしょうか・・・2年半後、どのような姿でサービスインするか、楽しみにしておこうと思います。

眠たいので…

寝ることにします。また風邪がぶり返してきているのかいなあ…。

楽天カードを・・・

楽天ブックスという楽天の通販本屋で2冊ほど本を買い物したついでに色々見てみると、「シルバー会員様には楽天カード加入で楽天スーパーポイント3000ポイントプレゼント」というのがありましたので、ホイホイとクリックして申し込んでしまいました。

楽天スーパーポイントは、楽天市場での買い物で使えるほか、ANAマイレージのマイルにも交換する事が出来ます。

実はこのカードとは別に「楽天KCカード」というものを既に所有しており、あまり利用することも無いな、と思いつつ、あまりにも景気の良いポイントプレゼントについつい惹かれて申し込み・・・

それにしても、申し込み受付完了のメールと、カード発行手続き完了のメールが同時に来る、というのは一体どういう事ですかね?
某所で話題になっている「秒殺」ですかね、これって。

こうしてまた一枚、私の財布にカードが増えていく・・・

楽天の話題ついでですが、駒大苫小牧の田中投手、楽天が交渉権を獲得したようですが、果たして入団といきますかどうか・・・

J-WESTカード・スマートICOCA到着

今月初めに申込書を郵送していたJR西日本の「J-WESTカード」と「SMART ICOCA」が前後して到着しました。

もともと普通の駅売りのICOCAは所有していて現在も使用中ですが、今回のSMART ICOCAは、カード表面にICOCAのイコちゃん(という名前らしいのですが)が描かれており、これに惹かれて切り替えてみようと思った次第です。

勿論、クレジットカードであるJ-WESTカードも申し込みするのですが、今の部署ではあまり出張がないので、新幹線が安くなる「エクスプレス予約」の年会費を払うほどではなく、必要が生じれば切り替えすればよいとの判断で、エクスプレス予約の機能がない「ベーシック」を申し込みました。
こちらの「ベーシック」は、一年に一度でもカードの利用があれば年会費が無料になりますし、「ベーシック」でも在来線の特急が安くなるきっぷは利用出来るようなので、とりあえずこちらを利用しようとした次第です。

J-WESTカードでICOCAをチャージしたり、みどりの窓口できっぷを購入したりすると、ポイントが貯まってICOCAのチャージに使えたりするようですが、今の段階ではANAマイレージクラブVISAカードを利用してマイルをためた方が効率が良いので、しばらくJ-WESTカードの出番は、クイックチャージ機を利用する以外は、あまりなさそうです。
こんなことしているから、財布の中身がカードばかりになっていくんですなあ・・・

三江線、全区間運休中・・・

広島県の三次と島根県の江津を結ぶ三江線が、7月の豪雨の被害により、運休が続いているとのことです。

三江線全面不通 いつまで続く住民不便(中国新聞)

上記リンク先の社説を読んでみると、豪雨の被害がかなり甚大なが分かります。
現在は被害の調査を行っており、9月末を目処に復旧計画を検討するとの事ですが、高山本線や越美北線の例もあり、復旧には複数年という長い期間が恐らく必要ではないかと思われます。

いや、復旧されるだけならまだ良いのかも知れません。高千穂鉄道の例もあるように、豪雨の影響で復旧費用が割に合わなく、廃止ということも考えられないこともありません。

三江線は全区間通じて、一日数本しか列車が走っておらず、他にも本数の多いローカル線が廃止される中、どうして今まで生きながらえてきたのかがある意味不思議な路線でもあります。
それだけに、今回の豪雨被害が廃止へのきっかけとならないとも限らないとも思われます。

もっともJR側は復旧しないとは全く言っていないわけで、今後の展開待ちということになりますが、これだけ利用が少ない路線をあえて復旧させるためには、民間企業単体での復旧は難しい(逆に株主への説明責任がつくかどうか?)ことから、沿線自治体が協力する事が不可欠であろうと思われます。
逆にそれがなければ、三江線の命運が尽きないとも限らない。

中国新聞の社説では、

規制緩和で、鉄道の廃止が許可制から届け出制になったこともあり、長期にわたる全面不通が「廃線」につながる不安が住民には募る。「最後は数(利用者)の論理で切り捨てでは」との不信感をJRは酌み取らねばなるまい。
 広島、島根両県の六市町でつくる三江線改良利用促進期成同盟会は部分開通も求めるが、信号不通などのため実施の意向はない。
本当に過疎地を大事にするのなら、調査段階からJR西日本の総力を挙げるべきだ。復旧を待つ地元の願いは悲痛である。


とありますが、逆に考えると、一民間企業にそこまでの負担を強いる事が果たして妥当かどうか、執筆者の意見も伺いたい気もします。

最近の基調では、鉄道会社が負担出来ない分を地元自治体なども負担して、公共交通手段を維持していこうという流れだと思われます。
三江線の復旧も、そういうスキームでなされる事を期待しつつ、今後をみていきたいと思います。

今日の乗車記録その2

11e2123d.jpg久しぶりに南海に何回も乗車しています。
去る7月より南海・泉北高速でもICカード乗車券(ICOCA・PiTaPa)が使えるようになっていますので、乗る度にICOCAにしたりPiTaPaにしたりしています。

堺東(1154)〜泉ヶ丘 準急 3008
泉ヶ丘駅〜茶山台 南海バス
泉ヶ丘(1329)〜天下茶屋 準急 6029
天下茶屋(1359)〜尾崎 区間急行 7910
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