阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

関空・りんくうプレミアムきっぷ発売開始

『関空・りんくうプレミアムきっぷ』を発売します(南海電鉄きっぷ情報)

以前も似たような切符が発売されていた記憶があるのですが今回は内容をリニューアルして発売開始したようです。

目に付いたリニューアル内容は次の通りでしょうか。
・「なんば・新今宮・天下茶屋・堺」発着と「和歌山市」発着の二種類を発売
・「なんば他」発着はラピート特急券を、「和歌山市」発着はサザン特急券がセット
・関空〜りんくうアウトレット〜イオンりんくう泉南ショッピングセンターを運行する「スカイシャトル」のフリー乗車券がセット
・KANKU CLUBカードの特典の一部を利用出来るお試し券がセット

今回、和歌山市発着の設定、KANKU CLUBカードのお試し券をセットしているところが特に目を引きました。
和歌山市発着の列車は先のダイヤ改正で減便されましたが、その代わり昼間のパターンダイヤなら和歌山市からサザン・特急に乗車すれば、泉佐野で、同一ホーム反対側で関西空港行きラピートに乗り換える事のできるダイヤ(特急料金は100円)となるという便利なダイヤに改正されました。
南海線和歌山市口の利用促進と、関空の訪問客の集客、KANKU CLUBカードの会員獲得を目指した商品かな、と勝手に分析してみました。

何にせよ、空港訪問客の増加によって、関空会社の経営や、南海空港線の利用状況が良くなればいいな、と思います。
ただ、やはり抜本的な解決策は、伊丹を廃止して国内線をごっそり関空にシフトさせることなんでしょうけどね・・・

今日の有料道路走行記録

堺〜泉南 阪和自動車道(通勤割引)

今日の有料道路走行記録

今日の有料道路走行記録

泉南〜堺 阪和自動車道(通勤割引)

今日の乗車記録

泉佐野駅構内にあるNASCOプリユスという売店でも、PiTaPaが利用出来ました。
試しに缶コーヒー一本を購入してみました。
これまで駅コンビニのアンスリーでは使えるのは知っていましたが、駅構内の売店でも使えるのは南海では始めて見ました。
やはり売店で使えるようになると、認知度も上がってくるのかな、とも思いますので、利用可能店舗の拡大を期待したいと思います。

尾崎(1039)〜泉佐野 普通
泉佐野(1103)〜尾崎 区間急行

リボ払い、そこまで放置プレイですか・・・

<リボ払い>買い物50万円、返済総額125万円超に(Yahoo!ニュース)

「リボ払い」というもののが、どんなものかをわかりやすく他人に説明出来るほど理解しているか、と言われると?と言わざるを得ないのですが、大まかに言えば、毎月決まった額を支払う方法のことといえば良いでしょう。
「決まった額」といっても、これは月によって増やす事も可能なリボ払いもあり(三井住友のマイ・ペイすリボはそういう仕組みですね)、懐具合に応じて返済額を変更していくのが、うまい使い方のようですね。(勿論毎回全額返済というのもあり)
上記の三井住友のマイ・ペイすリボなら、ポイントが2倍になりますので、うまみは更に大きいですね。

ところで上記リンク先の記事は、毎月5千円のリボ契約のカードを限度額まで使い切ってしまったうえ、改めて請求書を見てみると、これまで累計70万円払ったのに、50万円の元本がほとんど減っておらず、元本・手数料含めてあと55万円ほど払わないとあかんので、弁護士に相談したという内容。

まあ、リボ払いそのものが簡単に金利計算がしにくいというのはありますが(だって途中で元本が増えることもあるわけですからね)、この女性には同情出来ない部分もかなりあるのでは、とも思ってしまいます。

今年2月に会社をリストラされたことをきっかけに、請求書を改めて見ると、12年間で約70万円払ったのに元本は10万円も減っていなかった。返済のほとんどが手数料(元本の年約10%)に回されていたからだ。

請求書は毎月送られているはずですが、どうして毎月ちゃんと目を通していなかったのか。それが数ヶ月ならまだ分かります、ですが・・・

22年前、デパート勤務の親族に頼まれカードを作った。当初の利用限度額は30万円で、毎月の支払額のコースから5000円を選んだ。途中で限度額が50万円に上がった。洋服などを購入し、12年前、限度額に達したためカードの利用をやめた。
 女性の銀行口座からは自動引き落としで毎月5000円がクレジット会社に支払われ続けた。


記事を元に年表にまとめてみました
・1984年 カード利用開始
 (この間、約10年間)
・1994年 カード利用停止
 (この間、約12年間)
・2006年2月 利用明細を改めてみて、支払残高が55万円ある事が判明

ちょっと理解出来ないのは、「限度額に達したので、カードの利用を止めた」のなら、元本の金額については認識があったにもかかわらず、それから約12年間、元本が減っている事に全く気づいていないと言う事です。
もしくは、限度額に達したのでカードが利用出来なくなったのかもしれませんが、それならそれで、限度額に達したことは分かるはずです。

11年(2006年は2月に見たので、カウントしません)×12ヶ月=132回の請求書は、元本が記載されていたにもかかわらず、結局無駄になってしまったわけです。

これって、常識の域を超えている(勿論この女性が)としか言いようがないケースだと思いますが、どんなもんでしょうか。
こんな非常識なケースまで、カード会社は面倒見ないといけないのか、と思うとちょっと納得できないな、とも思います。

まあ、請求書発行時点での手数料込み支払い総額を元本に併記していくことで、ある程度は解決できるでしょうが、それでも請求書を見ずに捨てる人には全く意味がないわけでして・・・

ともかく、カードを使うとき(特に金利が発生する使い方をする場合)は、計画的に使うことが肝要であります。逆に計画的に使えない人はいつもニコニコ現金払い、と言う事で。

それにしても、あんまりこんなケースばっかりマスコミがほじくり出すと、今後カードを作るときに、「計画的な利用を確認についての同意」を求められたりすることが出てくるかもしれませんね・・・笑えない話ですけど。

九州新幹線、新大阪へ!

2011年(平成23年)に全面開業する九州新幹線と、山陽新幹線との直通乗り入れが、JR西日本・九州・東海の三社で大筋合意に達したとの事です。

JR新大阪−鹿児島直通運転へ 九州新幹線全線開業に (infoseekニュース)
九州新幹線 鹿児島−新大阪、直通へ(南日本新聞)

私としては、直通は当然のこと、と思っていたのですが、実はそうではなかったようです。山陽と九州とでは勾配条件や信号のシステム等が違っていたり、直通運転を行ってもどれだけ需要があるか、という問題もあったりと、一筋縄には行かなかったようです。

それでも直通運転が決まった事は素直に嬉しいと思います。

新大阪から鹿児島中央まで4時間程度と、航空機からのシフトは十分可能な範囲であると思います。
また、鹿児島空港が鹿児島の市内から1時間程度離れていて、市内に直接乗り入れる新幹線にとっても有利な条件である事も見逃す事はできません。

これまで新幹線は航空から乗客を奪われるパターンが多く、どうしても守りに入ってしまうことが多かったのですが、今回の九州新幹線の直通は逆に航空の市場に新幹線が切り込んでいく事になります。

ちなみに現在、大阪(関西・神戸・伊丹)〜熊本の航空は9往復、大阪〜鹿児島に至っては17往復。旅客流動そのものはそこそこ存在すると思いますが、そのうちどれだけが新幹線にシフトしていくか、JR側の施策を期待したいと思います。
また、「攻め」の新幹線に対し、航空側がどんな戦略で利用者を繋ぎ止めるか、というのもみておきたいと思います。

既存の700系を元に「サルーンシート」などで快適性をワンランクアップさせた「ひかりレールスター」を運行するJR西日本と、国鉄時代からの伝統のある名称の「つばめ」の名に恥じない豪華グリーン車やビュッフェを連結した787系と、そのエッセンスを引き継いだ800系を運行するJR九州。
この両社が協同で、どういう車両を登場させてくるのかも楽しみです。
私の勝手な妄想(?)でいえば、指定席2+2の座席、グリーン車は個室付き、ビュッフェ連結といったこれまでの「ひかりレールスター」「つばめ」の良い事取りしたようなものになったらいいなあ、なんて思います。
ただ九州新幹線のホームが8両対応とのことなので、座席供給量の関係上ビュッフェ連結は難しいかもしれません。

そもそも、直通する列車名も決まっていないのですが、これも何になるのか楽しみ。
現在の九州新幹線の名称である「つばめ」を引き継ぐのか、それとも「ひかり」を延長運転するのか。はたまた全く別の名称になるのか。
別の名称なら、例えば今はなき寝台特急の名称を復活させる、なんてことも十分あり得る話ですね。
こういうことも含めてこれから5年間の楽しみにしたいと思います。

ちなみに上記のリンク先のうち、南日本新聞の記事内、鹿児島の地元での要望では東京への乗り入れを要望していたようですが、これはさすがに私も無理だなとは思います。
確かに鹿児島〜東京の航空便は13往復あるので需要はないとはいえないものの、鹿児島中央〜東京を新幹線で乗り通すと6時間半〜7時間。さすがにこれでは航空からのシフトも考えられないし、そもそも新大阪以東を16両編成に統一したいJR東海が乗り入れを許すわけがないでしょうしね・・・

ブログ更新を辞める理由とは?

このブログは、鉄道やその他交通機関の話題を中心にお送りしていますが、たまに更新するネタがない日や、あまりにも眠くて更新する気力が保たずに力尽きたりすることがあります。
そういう日を除いては基本的に毎日更新するように心がけていますが、そういう中、こんな記事を見つけました。

Blog 定期リサーチ(28):2006年11月17日――「更新が面倒」、Blog をやめた理由(japan.internet.com)

ブログを辞めた理由の第一位は「更新が面倒だから」、以下「飽きたから」「SNSの方が面白いから」「作成していた題材のネタがなくなったから」「なんとなく」「訪問者が少ないから」と続いているとの事。

このブログに関しては、テーマの関係上、ネタがなくなる事はあまり考えられないので、やはり更新を面倒に感じないように続けている事が大事かな、とは思いました。

ところで、ブログを作る理由というのもこの調査では調べていて、その第一位は「自分の備忘録として書き残したい」というものだそうです。
そもそもこのブログを書き始めたのは、列車・バス等の乗車記録を保存していこうというのが始まりでしたので、この中に入るものと見て良いでしょう。
事情により列車・バスに乗る回数が減ってはいますが、ブログ自体は今も続いている事に少々驚きを感じながら、この調子でぼちぼち続けていければな、と思いました。

京阪中之島新線(仮称)の路線名・駅名が正式決定

中之島に乗り入れる鉄道新線の路線名・駅名を決定しました(京阪電鉄プレスリリース)

京阪本線天満橋駅から分岐して、中之島へ至る中之島新線の路線名・駅名が決定しました。

路線名は「中之島線」
駅名は、京都側から順に「なにわ橋」「大江橋」「渡辺橋」「中之島」とのことです。

路線名・駅名選定に当たっては、外部の有識者をメンバーとする諮問委員会に諮って決定したとの事で、無難な路線名・駅名になっています。
特に中之島を除く中間駅の駅名が全て「橋」の付く駅名であるところが、この路線の走っている中之島近辺のイメージを表していることがよく分かります。
これで、既に存在する京橋・天満橋を併せて、「橋」の付く駅名が5つ連続することになります。これも他では例を見ないものではないのでしょうか。

終着駅となる中之島駅には、副名称として「大阪国際会議場」という名前が付けられます。その名の通り、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)の最寄り駅になるとの事です。
大阪国際会議場には、昨年10月に全日本吹奏楽コンクール全国大会を聞きに行きましたが、どの最寄り駅からも10分程度かかることから、中途半端な位置にありましたが、中之島線が開業すると、アクセスが便利になると思われます。

ちなみに中之島線の開業は平成20年度とのことです。

「KANKU CLUB カード」苦戦中・・・

会員獲得に苦戦  関空会社発行の多機能カード(読売新聞)

このカードは「KANKU CLUB カード」という名称で、PiTaPa機能が付いた関空会社のポイントカードのようです。

KANKU CLUBカード

今年の4月から発行が始まっていて、年間の会員数目標5万人に対し、現在の会員はその約1割の5800人にとどまっているとの事。原因として、駐車場サービスなどのサービスインが遅れてしまった事が挙げられているようですが、やはり大きな原因としては「知名度不足」が挙げられるでしょう。
私自身も、このカードが発行されていると知ったのはつい最近の事ですから、もっと積極的なPRして、ようやくスタートラインに立てるといったレベルなのではないかと思います。

関空発着便を利用するとポイントが貯まり、ある程度貯まるとラピートの乗車券や、リムジンバス割引券、グッズ等に交換出来るポイント制度があり、案外多くない回数でポイント交換できる事から、もっとこの点をPRしていけば、会員も増えるのでは?とは思います。

しかも、12月からは、このポイントをANA、JALのマイルに交換出来るサービスもスタートするとのこと。

「KANKU CLUBカード」新サービス開始。KANKU CLUBカードでJAL・ANAのマイルが貯まる!(関西空港ホームページ)

4フライトポイント(関空国内線4回利用)=100マイルとのことです。さして高い率ではないにしても、ある程度利用する人には耳寄りな特典かもしれませんね。

三江線一部運転再開

三江線の一部運転再開(JR西日本プレスリリース)

今年7月の豪雨の被害で運休が続いていた三江線ですが、三次〜浜原の間で運転が再開されるとの事。
私の勝手な予想では、今年中は部分再開も含めてあり得ないと考えていたので、浜原までの再開は意外な展開でした。
とはいえ、浜原〜江津間の運転再開は、まだもうしばらく時間がかかるようです。

運転本数のあまりにもの少なさ故、豪雨被害を契機に廃止等の動きがあり得ないとも限らないため、どうなるかと気にはなっていましたが、三江線南側半分は復旧ということになりそうです。
それでも、北半分も含めて、どうなるかはまだ予断を許さない事だけは確かなようです・・・
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