阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

今日の乗車記録(通勤)


和泉鳥取(0703)-和歌山 紀州路快速 サハ223-9
和歌山(2150)-和泉鳥取 普通 クモハ224-5117

今日の乗車記録(通勤)


和泉鳥取(0740)-和歌山 普通 サハ223-9
和歌山(2230)-和泉鳥取 普通 クモハ224-5123

今日の乗車記録(通勤)


和泉鳥取(0740)-和歌山 普通 サハ223-13
和歌山(1828)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ223-2518

【和歌山バス】創業50周年記念復刻デザインバス運行(2025.10.31〜)

和歌山バスでは、来年(2026年)4月に創業50周年を迎えるにあたり、記念企画の第一弾として、かつて和歌山市内で運行していた車両のデザインを再現した復刻車両を新造することを発表しました。

和歌山バス創業50周年記念企画・復刻デザインバスの運行について | 和歌山バス株式会社
和歌山バス創業50周年記念企画 復刻デザインバスを運行〜懐かしのカラーリングで令和の街を走る〜|和歌山バス

概要は以下のとおりです。
【復刻デザイン概要】
・1960年代に活躍した青色ベースの南海電鉄バスデザイン車両
・1976年和歌山バス創業当時のクリーム色をベースにしたツートンカラー

【車両概要】
大型ノンステップバス

【運行開始予定】
2025年10月31日(金)

【その他】
来週に乗務員の制服リニューアル等、創業50周年を記念した様々な企画を検討中

【当時の車両写真】
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(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/lib/groupinfo/news/pdf/251021.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



和歌山市に本社を置く「和歌山バス」は、1975年に南海電鉄より分社し、和歌山市内を中心とする路線を1976年に引き継いで創業しましたが、それから半世紀を迎えることを記念に、当時の復刻塗装を再現することとなりました。

再現する塗装は、和歌山バス創業時の南海電鉄バス塗装と、和歌山バス創業当時の塗装の2種類を各1台に施す、というものです。

復刻デザインバスは、既に全国各地で様々な事例がありますが、和歌山バスでは初めての取り組みとのことですので、これまた注目を集めるものと思われます。

私自身、通勤に和歌山バスを使っていることから、これら復刻デザイン車両をそう遠くないうちに見かけることができるかと思いますので、見かけることができれば、当ブログでもご紹介したいと思います。

【JR西日本】新型事業用車等の導入を発表(2027年春以降)DF50にも似たデザインが注目

JR西日本では、回送列車の牽引や車両の入換作業に使用している機関車等の更新時期を向かえていることから、新たにハイブリッド方式の事業用車を導入することを発表しました。
新型事業用車およびバラスト散布車の導入について:JR西日本

事業用車の概要は以下のとおりです。

【概要】
・電気式気動車(ハイブリッド式)
・投入両数 8両(1両×8編成)
・新型バラスト散布車の牽引の他、回送列車の牽引及び車両入換作業等に使用
・一部車両は、嵯峨野観光鉄道の予備機として使用

【車両の特徴】
・電気式気動車(ハイブリッド方式)の採用により、電車・気動車のシステムが共通化されることで、車両メンテナンスの効率が期待される
・従来の機関車・貨車扱いを解消することで、運用効率の改善が期待される

【導入時期】
・2027年春以降順次

【イメージ】
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(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/251022_00_press_ballastsanpusya_2.pdf)より引用)

詳細は、上記発表資料をご覧ください。



国鉄からJR旅客各社に引き継がれた各種の機関車も、老朽化により置き換えの時期が来ていますが、既に旅客各社から客車列車がほぼ無くなっていることも踏まえ、電車・気動車扱いの事業用車に置き換えられてきています。
(参考)



今回、JR西日本から発表された新たな事業用車は、これまで主にDD51形ディーゼル機関車が担ってきたバラスト散布や回送車両の牽引を置き換える車両であります。
機関車から電車・気動車として置き換えること自体は、これまで他社でも事例があったのですが、今回ファンの注目を集めたのは、その車両デザインでしょうか。

塗装はオレンジとグレーの塗り分けに白い帯、そして前面は貫通扉を配したスクエアなスタイルは、かつて国鉄時代に活躍した「DF50形ディーゼル機関車」を想起したファンも多かったのではないのでしょうか。

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上記画像は、かつて交通科学博物館に展示されていたDF50形(右側)です。

こう見ると、やはり今回の事業用車、DF50形の再来、と捉えても良さそうなほど似ている、といえるでしょうか。

この事業用車が、色々な車両を牽引する姿がもう数年すれば見られますので、それも楽しみにしつつ、置き換えられるDD51形等の動きにも注目していきたいな、と感じたニュースでした。

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▲和歌山駅に停車中のDD51形ディーゼル機関車(2020年7月撮影)

このように、バラスト散布車を牽引して運用していますが、この姿も今後この新たに導入される、DF50形似の新型車両に置き換えられることになります。




【関連ブログ】
【JR西日本】新型ハイブリッド気動車を近畿車輛で製造。国鉄型機関車を置換へ | 鉄道プレス
JR西日本の新車が「現代のDF50」「DF50に似過ぎ」と話題に | 鉄道プレス

万博閉幕後の大阪メトロ中央線・夢洲駅へ行く(2025.10.22)

去る10月13日に閉幕した大阪・関西万博。
最終的に約2,800万人が来場したこの万博会場では現在、パビリオンなどの解体工事が始まっています。
同時に、夢洲駅を発着する列車も大幅に減少し、日中は15分間隔と、万博開催時の1/6となりました。
そんな大阪メトロ中央線・夢洲駅の様子を見に行こうと、去る10月22日に現地を訪問してみました。



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▲夢洲駅エスカレーター
夢洲駅の乗客は皆無、というわけではなく、各数十人は乗車しているように見受けられました。
万博は終了しましたが、その撤収や解体など、まだしばらくは人の出入りがあるようです。


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▲夢洲駅コンコースのLCD広告
この広告では、万博開催期間中、「ミャクミャク」の映像も流れ、多くのファンがその動画を撮影していました。

万博終了後、動画の再生は行われているのか気になっていましたが、訪問時点ではまだ再生されていました。
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▲ミャクミャクの動画撮影目的で、この夢洲駅を訪問する人も少なからずいました。

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▲ミャクミャクが「買って!買って!」とグッズ購入を促す動画。

私もこれらに混じって、ミャクミャクの動画を撮影してみました。


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▲改札口
大量の乗客が行き交ったこの改札口も、万博終了後はひっそりとしていました。

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▲自動券売機も、8台のうち稼働しているのは2台だけでした。

一通り動画を撮影して改札口を出ると、万博期間お馴染みだった「大階段」です。
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もはや夢洲駅の象徴として半年間、来場者にとってのランドマーク的存在だった象印の「阿部寛」の広告も、万博開催中と同じくまだ残っていました。

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▲訪問時点ではまだ残存していた象印の「阿部寛」広告

しかし、この阿部寛の広告も、私が訪問した二日後の10月24日(金)には撤去されたということです。
(参考)


結果的に撤去前々日という本当に間際に訪問できたのは、万博終了後の貴重な様子を記録できてよかったな、と感じました。



大階段を上ると、そこには万博会場の東ゲートが見えてはいますが、とはいえそこに近づくことは、もうできなくなりました。
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▲夢洲駅前から万博会場東ゲートを望む。

万博会場に出入りできるのは、関係者のみとなっており、その専用入口が設けられていました。
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閉幕後、撤収・解体作業が始まっていることもあってでしょうか、関係者出入口でもそれなりに人の出入りがありました。

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▲夢洲駅地上出入口

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▲「Welcome to EXPO2025」の装飾は、訪問時点では健在でした。

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▲大階段を、地上から地下に望んでみました。
左側の向井理(ACN)の広告も、既に撤去されています。

これ以上、万博会場の近くに入ることはできないので、夢洲駅を後にすることにしました。



4月13日から10月13日の半年間、合計4,000万人もの乗客が行き交った夢洲駅。

万博の後はきっと、静かな光景が広がっているのだろうと思い訪問しましたが、その予想は8割ほど当たっていた印象でした。
残りの2割は、案外万博関係者の乗降が多かったことと、それに加え閉幕後の万博会場と夢洲駅を見に行こうという、いわゆる「万博ロス」の人々がここ夢洲駅を目指してやって来ていたから、といえます。
言ってみれば私もその「万博ロス」の一員なのかな、と思うのですが、ともあれ閉幕後ですがまだ開会中の名残を残すタイミングで訪問できたのは、貴重な記録を残す、という意味でも良かったな、と感じました。

今後、この夢洲には2030年度を開業予定とした「大阪IR」が建設中ですし、万博跡地も今後再利用が検討されています。
そして、万博の象徴だった「大屋根リング」も、一部を残されることとなっています。

もう万博のような驚異的な混雑・乗降客は無いものの、将来更に変化していくことが確実なこの夢洲駅周辺なので、再び訪問してみたいな、と感じました。

今日の乗車記録(通勤)


和泉鳥取(0719)-和歌山 紀州路快速 モハ224-5001
和歌山(2350)-和泉鳥取 普通 モハ223-2515

学研都市線・JR東西線「うれしート」に乗車する(2025.10.22)ロングシート車両の有料着席サービスを体験してみました

JR西日本が2023年10月に導入した「うれしート」は、その設定の柔軟さが相まって、様々な路線・時間帯に拡大し続けており、導入丸2年となるこの10月14日には、阪和線と学研都市線・JR東西線でも新たに「うれしート」のサービスが開始されました。
(参考)


特に学研都市線・JR東西線の「うれしート」は、初めてとなる「ロングシート車両への設定」となることから、発表当時は「ロングシートに有料で着席させるのか?」という批判もあったように記憶しています。

しかし一方で、「うれしート」は「のれん」1枚で既存車両に柔軟に設定し、きめ細かい着席ニーズに対応するのが主眼であることを考えると、ロングシートであろうがなかろうが、その線区に有料着席サービスのニーズがあるのかどうか、という一点に尽きるのではないかと思います。

要は、「有料着席サービスのニーズがあるのなら、ロングシートだろうが転換クロスシートであろうが利用する」という考えです。


一部界隈で物議を醸したこの「ロングシート」の「うれしート」。
サービス開始から一週間となった本日(10月22日)、JR東西線・学研都市線の「うれしート」に乗車してみることにしました。



乗車したのは、尼崎17:01発の快速木津行きです。
発車案内表示にも「うれしート」設定の旨が表記されています。
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16時59分に尼崎駅に到着しました。
2分間の停車時間の間に、色々撮影してみます。

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▲快速木津行き

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▲うれしート乗車位置。
○印の乗車位置に「うれしート」は、他線区では見られなかった光景です。

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▲321系と「うれしート」各種表記

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▲他の「うれしート」設定列車同様、「のれん」で区分けされています。

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▲座席番号は荷棚に表記されています。
1A〜6A、1D〜6Dの全12席が設定されています。

17時1分、尼崎駅を発車します。
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▲尼崎駅発車直後の様子
流石に尼崎発車時点では「うれしート」の乗客は私一人でした。

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▲車内から見た「のれん」

尼崎駅では私一人だったこの「うれしート」ですが、御幣島(みてじま)で1名、大阪天満宮で2名、そして京橋で4名乗車し、合計8名で京橋駅を発車しました。

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▲京橋駅発車後の車内の様子。
「のれん」の手前側が「うれしート」のゾーンです。
京橋17時21分発と、夕方のラッシュには若干早い時間ではありますが、それでも「うれしート」には合計8名が乗車していました。


今回は、最も利用が多い京橋→放出(はなてん)間での「うれしート」の状況を観察するため、次の放出で早速下車しました。
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▲放出駅・学研都市線ホームに貼られた「うれしート」ステッカー。
ここ放出駅に関しては、既におおさか東線で「うれしート」が導入されていますが、今回の学研都市線での導入により、双方のホームに「うれしート」設定列車が来ることになりました。



以上が、JR東西線・学研都市線の「うれしート」乗車の様子でした。
当線区に「うれしート」が導入されてまだ1週間ですが、そもそも他線区でも「うれしート」が実施されてきたこともあってか、「のれん」を見て自由席ゾーンに向かう乗客も多くみられました。

また「うれしート」利用者も、鉄道ファンと見受けられる利用者は他にみかけず、日頃の通勤利用者等が「勝手知ったる」様子で利用しているのが印象的でした。

まだ学研都市線・JR東西線で「うれしート」サービスが開始されてからまだ一週間しか経っていないのに、一定程度定着しているようですので、今後の時間帯拡大が期待できそうです。

一方、サービス開始前には懸念(というか批判)されていた「ロングシート」の「うれしート」に関しては、同乗していた利用者が、戸惑うこと無く着席していたという点が、全ての答えだと思いました。

即ち「いつもの路線の、途中の駅からでも座れる」ことが有料であることの価値であるわけで、それが叶うのであれば、ロングシートであろうが利用者に支持されている、というところでしょうか。

単に「しんどいから楽したい」だけでなく、大きな荷物を持っていたり、怪我や体調がすぐれない、こどもと一緒、等々、「どうしても座りたい」ケースというのは、思っている以上に多く存在するのではないかと思います。
そういった多様なニーズに、きめ細かく対応できる、「魔法」のようなサービスが、この「うれしート」だと思うのです。
そのサービスに救われた人もいてると思いますし、拡大すれば救われる人が更に増えるのは確実だと思うのですが、「ロングシート」の「うれしート」が割と受け入れられている現状を見るにつけ、今後の拡大も望み大かな、と感じました。


現在の学研都市線では、この「うれしート」は数本程度で、しかも朝夕の混雑が激しい時間帯を避けています。
勿論、同線区では始めての導入だけに、試験的な意味合いもあり、このような時間設定になっているかと思いますので、より多くの乗客が利用すれば、更なる時間帯拡大にも期待が持てるのではないか、と思いました。


想像以上に定着している感のあった学研都市線「うれしート」。
今後の展開を期待したいな、と感じた乗車でありました。

今日の乗車記録


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和泉鳥取(0740)-和歌山 普通 モハ225-5023

和歌山市(1330)-新今宮 特急サザン
新今宮(1429)-弁天町 紀州路快速 モハ225-5026
弁天町(1444)-夢洲 大阪メトロ中央線7503(近鉄)
夢洲(1534)-本町 大阪メトロ中央線 406-22
本町(1601)-西梅田 大阪メトロ四つ橋線 23106
大阪(1615)-尼崎 普通 サハ207-1017
尼崎(1701)-放出 快速 クモハ320-39
放出(1731)-久宝寺 普通
久宝寺(1755)-天王寺 区間快速 クハ220-5
天王寺(1835)-和泉砂川 特急くろしお23号 サハ289-2511
和泉砂川(1911)和泉鳥取 紀州路快速 クモハ224-5102

今日は午後から仕事を休んで、大阪・関西万博終了後の夢洲駅を見てきた後、こちらも前から気になっていたJR東西線・学研都市線の「うれしート」を見てきました。

詳細は、別途改めて記事に起こしたいと思います。

今日の乗車記録(通勤)


和泉鳥取(0740)-和歌山 普通 サハ223-2
和歌山(2230)-和泉鳥取 普通 クモハ224-5104
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