阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

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和泉鳥取(0740)-和歌山 普通 モハ223-2516
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和泉鳥取(1005)-和歌山 紀州路快速 サハ223-3
和歌山(2120)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ225-5016

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和泉鳥取(0740)-和歌山 普通 モハ225-5105
和歌山(2104)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ225-5016

【JRグループ】往復乗車券及び連続乗車券の発売終了を発表(2026年3月)

JRグループでは、交通系ICカード等の全国的な普及拡大及びインターネット予約の普及などを理由とし、「往復乗車券」及び「連続乗車券」の発売枚数が減少していることを踏まえて、JR各社での「往復乗車券」及び「連続乗車券」の発売を終了することを発表しました。

往復乗車券及び連続乗車券の発売終了について:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【発売を終了する乗車券】
・往復乗車券
・連続乗車券
(JR各線と連絡会社線にまたがる連絡乗車券も含む)

【発売終了時期】
2026年3月(詳細な日にちは決定次第別途発表)

【その他】
・往復乗車券の発売終了に伴い、片道601km以上を往復する際に、往路及び復路の運賃がそれぞれ1割引となる「往復割引」についても、取扱いを終了

学生割引などの割引証や一部の特別企画商品(ジパング倶楽部等)について、今後取扱いが変更となる。
(詳細は決定次第、各社Webサイト等で発表)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JRグループでは、ここにきて、「回数券」「乗継割引」といった、国鉄時代より引き継いできた運賃・料金制度を相次いで廃止してきています。
(参考)



そして今回、「往復乗車券」「連続乗車券」という、これらもまた国鉄時代より引き継いできた乗車券の発売が終了という、大きな発表がありました。

JTB時刻表(2024年3月号)によりますと、「往復乗車券」は、「行きと帰りが同一区間、同一の経由の乗車券」、そして「連続乗車券」とは、「乗車区間が一周を超える場合、または、乗車区間の一部が重複するなどで片道乗車券・往復乗車券にならない場合、片道乗車券2枚を組み合わせて発売する乗車券」となっています。

「往復乗車券」「連続乗車券」ともに、1回の購入で2枚のきっぷが発売されるのが、片道乗車券と異なる点といえますが、メリットとしては、
・有効日数が2枚分合算できること
・学割証の提出が1枚分で済むこと

が考えられます。

加えて往復乗車券のうち、片道の営業キロが601km以上の場合は、行き・帰りの運賃がそれぞれ1割引になる「往復割引乗車券」となります。
片道601km以上であれば、任意の区間で往復利用で1割引となるわけですから、愛用していた方も少なからずおられたのかも知れません。

丁度昨日購入した交通新聞社の書籍「きっぷのしくみ」(荻野貴久著)によりますと、「連続乗車券」については1958年から(それ以前にも「回遊乗車券」という類似の制度あり)、「往復乗車券」は1887年で、そして現在の形の「往復割引乗車券」は1960年からと、いずれも長い歴史を有する制度であることが分かります。

しかしこれら長年親しまれてきた制度も、交通系ICカードやネット予約の普及により、一定の役割を終えたものとして、今回発売の終了が発表された、ということになります。

また、今回の発表でもう一つ気になる点としては、「学生割引等の割引証の取扱いの変更」が挙げられます。
何をどのように変更するのかは記載されていないのですが、ここ近年少子化による人手不足から「みどりの窓口」等の駅窓口が縮小してきたことを踏まえた見直し、というのが一つ考えられそうです。

とするならば、今回の「往復乗車券」「連続乗車券」の廃止も、出札窓口の縮小を前提にした見直し、とも捉えることもできそうです。



「回数券」「乗継割引」に加え、「往復乗車券・往復割引乗車券」「連続乗車券」も発売終了となり、国鉄時代の制度が終わっていく中、次なる制度へのメスがどこに入れられるのか、気になるところです。

個人的に危惧するのは、「途中下車制度」だと感じています。

そもそも新幹線を含む列車の高速化が果たされたなか、列車運行の都合により途中で下車して翌日の列車を待つ必要が生じるケースというのは、相当レアなものになってきているかと思います。

今や途中下車制度は、列車運行の都合ではなくむしろ、複数の目的地で下車する際に、別々に購入するよりも通しで割安に購入できるおトクな制度、という認識になっているのではないか、と思います。

一方、交通系ICカードの普及で、途中で下車しても当該下車駅までの運賃が精算される仕組みが構築されていることも踏まえますと、制度設定の趣旨である課題がもはや解決されている現状、この途中下車制度をいつまでも残しておく必要が無いようにも感じます。

その「途中下車制度」廃止へのステップとしての、「往復乗車券」「連続乗車券」の廃止、というのは少々勘ぐりすぎなのかも知れません。
一方でこれまで見たように、以前は当然と思われていた運賃・料金の制度が悉く廃止されていった経緯がある以上、「途中下車制度」とて安泰とは言えない、ということだけは言えそうです。

ともあれ、「往復乗車券」「連続乗車券」が終了するのは、2026年春。
それまでの限りある期間、機会があればこれらの乗車券を活用してみようと思います。



最後に、私がこれまで購入した「連続乗車券」「往復乗車券」の一例をご紹介します。
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▲和泉鳥取⇒津島ノ宮、津島ノ宮⇒(讃)高松の連続乗車券。
一年のうち、2日間しか営業しないレアな駅「津島ノ宮」を訪問した際、どうせなら、ということで連続乗車券を購入して訪問しました。
(参考)


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▲苫小牧⇒夕張、夕張⇒女川の連続乗車券。
今は無き、石勝線夕張支線を廃止直前に乗車した際、夕張で折り返すことから、記念にもなると考え、連続乗車券で購入しました。


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▲和泉鳥取⇔山中渓の往復乗車券。
連続乗車券は、上述のとおり実使用のきっぷが手元に残っているのですが、単純な往復乗車券はあまり実使用することが無いようで、このように和泉鳥取駅「みどりの窓口」終了間際に、記念に購入したきっぷなど、実使用を伴わない購入が手元に残っています。
(参考)




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和泉鳥取(0809)-和歌山 区間快速 モハ224-5143
和歌山(1913)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ225-5003

【運営報告】2ヶ月連続で10万PV達成(2024年10月〜11月)

本日は当ブログのページビュー(PV数)のご報告です。

2024年10月・11月と、2ヶ月連続して、10万PV超えを達成しましたので、ご報告します。

【2024年10月:106,829PV】
202410PV


【2024年11月:111,200PV】
202411PV


ただの個人ブログであるこの「阪和線の沿線から」。
決してPV数を増やそうと、SEO(検索エンジン最適化)を図るべく日々努力している…というわけでは全く無く、ただ単に自分が書きたいことをツラツラ書いているだけのブログです。

そんなブログでも、これまでそれなりのPV数は集まっていたのですが、ここ2ヶ月、上述のとおり、個人的に「多数のPV数を集める」10万を連続して達成していることに、驚きを感じずにはいられません。


過去、このブログが10万超のPV数を集めたのは、2020年5月の、いわゆる「コロナ禍」関係で様々なイベントの中止等をご紹介した内容でありました。
(参考)


この時は、本題の鉄道等、交通関係の記事では無く、あくまで「コロナ禍」関係のいくつかのニュースがPV数を集めたのに対し、今回は正真正銘、鉄道をはじめとした交通関係記事がPV数を集めているという、まさに当ブログの本題たる記事でPV数を集めたところが、4年前の10万PV超とは異なるところであります。

つい最近まで、月間PV数が3万台、ということもあったりと、なかなか厳しい時期が続きましたが、ようやく、というか再び多くの方々に読んでいただいている、というところに感謝と責任を感じています。

引き続き、当ブログをご訪問いただく全ての方のお役に立てるような記事を書いていきたいと思いますので、どうかご愛顧のほどよろしくお願いいたします。



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和泉橋本駅(R42)【阪和線全駅データ】

阪和線の全駅(羽衣線含む)36駅を順番にご紹介していく「阪和線全駅データベース」。
本日は和泉橋本駅をご紹介します。


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【読み方】
いずみはしもと

【天王寺からのキロ程】
30.0km

【開業年月日】
1930/6/16

【駅名変遷】
和泉橋本停留所(1930/6/16)
⇒和泉橋本(1944/5/1)

【乗車人員】
(2018年)3,277
(2022年)2,833

【改札口の数・名称】
1ヶ所

【住所】
大阪府貝塚市橋本33番地

【コメント】
・改札口は東側(山側)のみ1ヶ所で、バリアフリーはエレベーター設置で対応。

・水間鉄道との乗り換えは、当駅から水間鉄道「近義の里」(こぎのさと)駅まで歩くのが最も近いですが、それでも徒歩15分程度が必要です。

【画像】
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▲駅舎

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▲改札口

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▲跨線橋の階段。
エレベーターは左側の通路奥にあります。

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▲ホーム

【出典】
・天王寺からのキロ程:JTB時刻表2024年3月号
・開業年月日、駅名遍歴:駅名来歴事典 国鉄・JR・第三セクター編 石野哲 JTBパブリッシング
・乗車人数:大阪府統計年鑑(https://www.pref.osaka.lg.jp/o040090/toukei/nenkan/index.html)
・住所、改札口の数・名称:JRおでかけネット



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東貝塚駅(R41)【阪和線全駅データ】

阪和線の全駅(羽衣線含む)36駅を順番にご紹介していく「阪和線全駅データベース」。
本日は東貝塚駅をご紹介します。


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【読み方】
ひがしかいづか

【天王寺からのキロ程】
28.1km

【開業年月日】
1934/9/24

【駅名変遷】
阪和貝塚(1934/9/24)
⇒東貝塚(1940/12/1)

【乗車人員】
(2018年)2,484
(2022年)2,260

【改札口の数・名称】
2ヶ所(東口、西口)

【住所】
大阪府貝塚市半田一丁目1番1号

【コメント】
・長らく東口(山側)のみの改札でしたが、2023年12月4日に、西口(海側)駅舎が供用開始となりました。
(参考)
阪和線の沿線から : 【JR西日本】阪和線・東貝塚駅の西口駅舎等供用開始(2023.12.4)

・2面4線の待避可能な設備を有しており、朝夕を中心に普通列車の待避待ちが行われています。

・付近には日本生命女子卓球部の練習拠点があり、2024年パリオリンピックで銅メダルを獲得した早田ひな選手もここを練習拠点としています。
(参考)
阪和線の沿線から : 【水間鉄道】早田ひな選手(卓球)銅メダル獲得記念ヘッドマーク掲出(2024.8.4〜8.31)
日本生命女子卓球部、練習拠点の紹介 | NEWS | 【公式】卓球Tリーグ公式サイト

【画像】
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▲東口駅舎

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▲東口改札口

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▲東口からホームへの地下通路

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▲ホーム

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▲西口駅舎

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▲西口改札

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▲西口駅前広場

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▲西口駅前広場には貝塚市のコミュニティバス「は〜もに〜ばす」が乗り入れています。

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▲西口からホームへの連絡通路

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▲西口連絡通路をホームから眺めてみます。

【出典】
・天王寺からのキロ程:JTB時刻表2024年3月号
・開業年月日、駅名遍歴:駅名来歴事典 国鉄・JR・第三セクター編 石野哲 JTBパブリッシング
・乗車人数:大阪府統計年鑑(https://www.pref.osaka.lg.jp/o040090/toukei/nenkan/index.html)
・住所、改札口の数・名称:JRおでかけネット



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和泉鳥取(0809)-和歌山 区間快速 モハ224-5114
和歌山(1958)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ223-2507

東海道・山陽新幹線「のぞみ」自由席は来春ダイヤ改正で2両に削減との報道

マスコミ各社が本日報じたところによれば、東海道・山陽新幹線「のぞみ」の自由席について、現在3両のところを、来春のダイヤ改正から2両に減らすことを検討しているとのことです。

新幹線「のぞみ」自由席削減へ 3号車を指定席に 来春ダイヤ改定(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
新幹線「のぞみ」自由席削減へ=来年春から、JR東海・西日本 | 時事通信ニュース
新幹線「のぞみ」自由席 3両から2両に減らす方向で検討 | NHK | 鉄道

各社の報じるところをまとめますと、
・現在3両ある「のぞみ」自由席を1両を削減し、自由席を2両とする。
2025年3月に予定されているダイヤ改正で自由席の削減を実施。
・新たに指定席となるのは3号車
・スマートフォンなどから指定席をネットで予約するニーズの高まりなどに対応するのが狙い



「のぞみ」の自由席は、2003年10月のダイヤ改正で自由席が設定されてから以降、現在に至るまで3両となっていましたが、2023年の年末より、年末年始・ゴールデンウイーク・お盆の多客期については、全席指定席として運行するようになっています。
(参考)



この「繁忙期の全席指定」も、次の年末年始で4回目となります。
全席指定席化当初は、自由席が無いことによる混乱も懸念されていましたが、実際運用されると特に大きな混乱もなく、その後も引き続き繁忙期には全席指定として運行されています。


ネット予約「エクスプレス予約」の普及により、窓口に並ぶことなく指定席が購入できるようになったことや、ネット予約会員でなくとも各駅の券売機で指定席特急券が購入できるようになったことなど、利用者が指定券を購入しやすくなった環境が整備されてきていることも踏まえると、利用者の指定席ニーズは確かに高まっているものと思われます。

加えて、事業者側としても、車内での改札が基本的に不要な指定席への誘導することで、車内改札が省力化でき、メリットも大きいものと推察されますが、そんな中、今回「のぞみ」の自由席が1両削減されることとなりました。

今後、更に指定席へのニーズの高まりが続けば、近いうちに年間通じて全列車で全席指定、すなわち「自由席廃止」が実現するのかも知れません。

その際課題となるのは、新幹線定期券「FREX」「FREXパル」利用者の取り扱いとなるでしょうが、「のぞみ」最混雑区間である新横浜〜名古屋間をまたぐ定期券がそもそも設定されていないことから考えると、仮に「のぞみ」自由席廃止となったとしても、FREX利用者に限り空いた席を利用できるように取り扱うことにするのかも知れません。


勿論、「のぞみ」自由席廃止は仮の話ではありますが、「繁忙期の全列車全席指定席」に続く「全期間自由席削減」と続けば、次なる見直しとしては「自由席廃止」となるのは、恐らく自然の流れといえるでしょう。

「のぞみ」自由席削減には、賛否両論が早速巻き起こっていますが、自由席の削減・廃止は、指定席の座席数が増えるわけですので、基本的に指定席を確保しないと気が気でならない私にとっては賛成の立場なので歓迎する方向性と感じています。
(但し、上述のとおり、「FREX」「FREXパル」利用者に対する何らかの救済措置は必要)

今後、「のぞみ」自由席の更なる削減、そして廃止はあり得るのか、今後も引き続き、動向に注目していきたいと思います。

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▲新岩国駅を通過する「のぞみ」N700系。
2025年春に予定されているダイヤ改正により、自由席が3両から2両に削減されることが報じられています。




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