阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
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今日の乗車記録


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和泉鳥取(1059)-鳳 紀州路快速 モハ224-5017
鳳(1143)-東羽衣 普通 クモハ224-5114
羽衣(1155)-堺 空港急行 1506

堺(2222)-羽衣 普通 8303
東羽衣(2250)-鳳 普通 クモハ225-5114
鳳(2301)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ225-5101

今日は、高校の同窓会で堺駅前まで往復してきました。
卒業後、30年となりますが、久しぶりに会った人がほとんどですが、当時より逆に話が通じる、というのも本当に面白い体験でした…

堺駅まで向かうのに、羽衣線経由で向かいましたので、その途中、南海線羽衣駅で間もなく運転再開となる高師浜線のホームを見てきました。
ほぼ工事が完了し、再開を待つばかり、となっていました。

運転再開したら、また乗りにきたいと思いました。


【南海】公式アプリで6000系ステンレス無塗装編成の走行位置が表示開始

昨年9月より南海高野線・泉北高速鉄道線で運行されている6000系ステンレス無塗装編成。

1990年代初頭まで運行されていた、懐かしいステンレス無塗装を再現した編成として、ファンの注目が続いていますが、この度南海電鉄の公式アプリ「南海アプリ」で、この6000系ステンレス無塗装編成の走行位置が確認できるようになりました。



実際確認しますと、このように表示されています。
(画像引用元は、いずれも南海アプリより)
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▲南海アプリで表示される6000系無塗装。
他の編成が種別(「準急」「各停」等)が表示されるなか、6000系無塗装編成については、そのアイコンが表示されているのが注目です。

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▲拡大しますと、このとおり。


運行開始から昨年12月10日までは、南海テレフォンセンターで運行ダイヤの照会サービスを実施していましたが、これが終了したいま、この6000系ステンレス無塗装編成のダイヤを確認するためには、ネット上の情報を漁った上で、ちょっと素人には分からない記載を紐解きながら確認するしかありませんでした。

しかし今回、「南海アプリ」上で位置情報が確認できるようになったことから、一目でどこを走っているのか(あるいは「走っていないか」)を確認することができ、乗車や撮影がより確実に、便利になったかと思います。
南海電鉄さんの粋なサービスに感謝したいと思います。

私自身、この6000系ステンレス無塗装編成は、下記のとおり撮影会で撮影したきりなので、この「南海アプリ」の情報を活用し、高野線や泉北高速線でその勇姿を記録していければいいな、と思っています。
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▲昨年9月に千代田工場で開催された6000系ステンレス無塗装編成の撮影会。
今回、「南海アプリ」でその走行位置情報が提供されることとなりました。




【関連ブログ】
南海公式アプリが6001F(無塗装車両)の列車走行位置の掲載を開始 | Stella Rail Side



鉄道コム関連記事】
南海 6000系 無塗装復刻編成 運転(2023年9月11日〜) - 鉄道コム



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【JR西日本・白山市】「白山市立高速鉄道ビジターセンター」2024年3月13日オープン

白山市では、北陸新幹線の新幹線技術及び車両基地を広く紹介するとともに、広域的な観光振興、賑わいの創出をねらいとして、「白山市立高速鉄道ビジターセンター(愛称:トレインパーク白山)」を、2024年3月13日(水)に開業することを発表しました。

2024年3月13日(水)に 白山市立高速鉄道ビジターセンターがオープン!:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【グランドオープン】
2024年3月13日(水)

【開館時間・休館日】
・開館時間:
9:00〜17:00(最終入館受付は閉館時刻の30分前まで)
・休館日:
毎週水曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)

【入館料金、シミュレーター利用料金】
・入館料金(こどもあそびエリア、新幹線学びと体感エリア)
大人(高校生以上)500円、子供(中学生以下)0円
・シミュレーター利用料金:
大型300円、小型100円

【アクセス】
・北陸本線(3月16日よりIRいしかわ鉄道線)加賀笠間駅から徒歩15分。
同駅よりシャトルバス(1時間に1本間隔)で約5分

【施設概要(抜粋)】
(いずれも上記発表資料内リンク先https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240222_08_press_trainparkhakusan.pdfより引用)
・新幹線学びと体感エリア
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・新幹線見学エリア
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・屋上展望エリア
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詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



いよいよ来月3月16日に開業する北陸新幹線・金沢〜敦賀間ですが、既に北陸新幹線の車両基地として稼働している「白山総合車両所」に隣接して建設が進められてきたのが、今回ご紹介する白山市立高速鉄道ビジターセンター「トレインパーク白山」です。

その開業日及び施設概要が発表されていますが、鉄道ファンとして注目したいのは、白山総合車両所の様子がリアルで見られる「新幹線見学エリア」、そして新幹線を間近で見ることのできる「屋上展望エリア」でありましょう。

「屋上展望エリア」では、新幹線の走行写真も撮影できそうですので、開業後は家族連れだけでなく、多くの「撮り鉄」こと撮影系鉄道ファンが集まる場所になるのではないか、と思います。
それに加え、「新幹線見学エリア」では、白山総合車両所の内部をじっくり見られることから、他の施設では決して味わえない体験ができるものと思われます。

これらの施設が、「新幹線学びと体感エリア」の入場料500円だけで楽しめる(「こどもあそびエリア」は別途500円が必要)ですので、これまたコストパフォーマンスに優れた鉄道施設として人気になるのではないか、と思われます。

アクセスは、新幹線延伸開業後にIRいしかわ鉄道に移管される「加賀笠間駅」から徒歩またはシャトルバスとなります。

新たな「新幹線の聖地」として、多くのファンや観光客が絶えず訪問することを期待したいな、と感じたニュースであります。




鉄道コム関連記事】
北陸新幹線の線路横に「トレインパーク白山」開館 新幹線シミュレーターも設置 - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
「白山市立高速鉄道ビジターセンター(トレインパーク白山)」が3月13日にオープン|鉄道ニュース|2024年2月23日掲載|鉄道ファン・railf.jp
北陸新幹線「車両基地直結」トレインパーク開業へ 点検風景も見学可能 屋上展望デッキも | 乗りものニュース



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【JR西日本】紀勢本線 和歌山〜箕島間は開業100周年。スタンプラリー等の記念イベントが開催

JR西日本では、紀勢本線の紀和〜和歌山〜箕島間が2024年2月28日(水)に開業100周年を迎えることを記念して、記念イベントを実施することを発表しました。

紀勢本線 和歌山〜箕島駅間「開業100周年」記念イベント開催!:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【和歌山駅オリジナルカード配布】
・日時:
2024年3月3日(日) 10:00〜15:00
・場所:
和歌山駅中央口
・枚数:
228枚限定
・引換券配布:
オリジナルカードの引換券は、7:00〜8:00の間に、和歌山駅東口で配布。
(カード配布場所と異なるので注意)

【記念スタンプラリー】
・期間:
2024年3月20日(水)〜8月31日(土)

・設置場所:
和歌山駅、紀三井寺駅、海南駅、加茂郷駅、下津駅、箕島駅
(記念台紙は、加茂郷駅、下津駅での配布は無し)

【なつかしの紀勢本線写真展】
和歌山〜箕島間の写真を一般募集し、10月頃に写真展開催を予定。
(詳細は別途発表)

【ポスターデザイン】
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(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240221_00_press_kinokuni100th_1.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



現在の紀勢本線は、亀山〜津〜新宮〜和歌山〜和歌山市と、紀伊半島をぐるりと半周する路線です。
全通は1959年(昭和34年)と比較的遅いものの、そこに至るまでは、「紀勢東線」「紀勢中線」「紀勢西線」と、3線区に分かれて建設が進みました。

今回100周年を迎える「紀和〜和歌山〜箕島間」は、このうち「紀勢西線」として建設が進められた区間です。
100周年を記念し、オリジナルカードの配布やスタンプラリー、写真展が実施されます。
スタンプラリーは、期間限定のオリジナルのスタンプが用意される模様なので、懐かしい車両等もデザインされることから、気になるところではあります。

また写真展は、かつての懐かしい写真も多く展示されることも考えられますので、機会があれば是非見にいきたいと思っています。


なお、私が沿線に住んでいる「阪和線」の全通は1930年ですので、全線開業は2030年と、あと6年先となりますが、その際には阪和線沿線で楽しいイベントが開催されることを、今から楽しみにしておきたいと思ったニュースでありました。




鉄道コム関連記事】
和歌山駅 開業100周年記念カード 配布(2024年3月3日) - 鉄道コム
和歌山〜箕島間 開業100周年記念スタンプラリー(2024年3月20日〜) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
JR西日本,紀勢本線 和歌山〜箕島駅間「開業100周年」記念イベントを開催|鉄道イベント|2024年2月22日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【宇都宮ライトレール】ダイヤ改正実施(2024年4月1日)朝の下りで快速運転開始

栃木県の宇都宮市と芳賀町を走る「宇都宮ライトレール」では、来る2024年4月1日(月)よりダイヤ改正を実施することを発表しました。

春のダイヤ改正について | 宇都宮ライトレール

概要は以下のとおりです。

【改正日】
2024年4月1日(月)

【改正ポイント】
●宇都宮駅東口〜芳賀・高根沢工業団地間の所要時間を短縮
平日の各駅停車の所要時間が、約48分⇒約44分に短縮

●通勤・通学需要に対応した増便等を実施。
朝ピーク時間帯(始発〜8:30)の運転本数を18本⇒20本に増発。
帰宅時間帯(18時台〜20時台)上り(芳賀・高根沢工業団地発)の運転本数を13本⇒17本に増発。

●下りの快速運行を実施
下りの6時台後半〜7時台に、所要時間42分の快速電車を運行。
停車駅は「宇都宮大学陽東キャンパス」「平石」、「清陵高校前」以東の停留所


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年8月に開業した「宇都宮ライトレール」。
予想を上回る利用実績で、すっかり地域の足として定着したこの路線ですが、昨年10月に続き、この4月に再びダイヤ改正が実施されることとなりました。
(参考)


この4月のダイヤ改正では、以前より予定されていた「快速運転」が実施されることとなります。
既に下記「乗りものニュース」の記事でも触れられているように、開業翌年以降のダイヤ改正で快速運転自体は予定されていましたが、新年度に併せて快速運転がスタートすることになります。
(参考)
宇都宮のLRT「最終形」はどうなる? ダイヤも路線も開業時は「仮の姿」 | 乗りものニュース

設備についても、既に快速運転に対応できるよう、「平石」「グリーンスタジアム前」の各停留所では、列車の追い越しが可能な構造となっています。
(参考)


その設備がいよいよ本領を発揮することになる今回のダイヤ改正。
新設LRTの成功例として、全国的に注目を集め続けている宇都宮ライトレールが、今回の快速運転で更に、LRTの本領を発揮して、混雑を緩和しつつ、より多くの方に利用してもらえるようになればいいな、と感じたニュースでありました。

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▲宇都宮駅東口に入線する宇都宮ライトレールHU300形

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▲宇都宮駅東口停留所の発車案内。
現行のダイヤでは「各停」のみですが、このように種別表示枠が用意されています。
この4月からは、ここに「快速」も表示されることになります。





鉄道コム関連記事】
宇都宮ライトレール ダイヤ改正・快速運転(2024年4月1日) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
宇都宮LRT「快速」ついに運転開始へ 増便ダイヤ改正でいよいよ本領発揮 どれだけ時短に? | 乗りものニュース
宇都宮ライトレール、2024年4月ダイヤ改正実施 最混雑時間帯に下り「快速」運行 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
宇都宮ライトレール,4月1日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2024年2月22日掲載|鉄道ファン・railf.jp



【関連ブログ】
[宇都宮LRT]いよいよ快速運転開始!朝の下りのみ。2024年4月1日にダイヤ改正: 鉄道ダイヤ改正ニュース
ライトライン、4月1日改正で快速登場: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【JR四国】ハイブリッド式気動車の導入を発表(2025年12月完成予定)

JR四国では、老朽化したローカル気動車の置き換えとして、ハイブリッド式車両の導入を発表しました。

ハイブリッド式ローカル車両の導入について|JR四国

概要は以下のとおりです。

【外観イメージ】
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(上記発表資料(https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2002%2014%2003.pdf)より引用)

【エクステリアデザインコンセプト】
煌めきがうつろうステンレスボディを、四国の海や空をイメージした同社のコーポレートカラー「ライトブルー」で塗分けたエクステリアデザイン。
ライトブルーを縁取るゴールドのラインや、側面のストライプは、青い空から碧い海や川面にふりそそぐ光をイメージしたデザインで、四国の豊かな自然、澄み切った空気や水を表現。

【車両概要】
・2両1編成
・駆動システム:ハイブリッドシステム
・最高運転速度:100km/h

【導入計画】
2025年12月に量産先行車4両(2編成)が完成し、性能確認試験を実施したのち、営業運転を開始。
量産車は2027年度から順次導入を予定。

【製造メーカー】
近畿車輛株式会社


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR四国のローカル気動車として、民営化後「1000型」「1500型」を新製投入してきましたが、今なおキハ40系やキハ32系・キハ54系といった国鉄時代から引き継いだローカル気動車が残っています。

特にキハ40系は昭和50年代前半に製造された車両でもあり、老朽化による置き換えが差し迫っている状況にありました。

今回投入される新型ハイブリッド式ローカル車両は、キハ40系をはじめとした国鉄時代からの車両を置き換えるべく、集中的に投入されるようで、2025年に量産先行車を導入、各種試験の後2027年度から量産車を順次投入としています。

車両デザインをみますと、前面等は1500系に近いイメージではありますが、一方でJR四国のコーポレートカラー「ライトブルー」が久々に採用された車両としても、注目のデザインでありましょうか。


ところで、この新型車両の投入規模については、下記「Stella Rail Side」さんの記事によりますと、「58両(29編成)〜70両(35編成)」であることが明らかになっています。
(引用元)


また、下記朝日新聞記事によりますと、キハ40系だけでなく、国鉄末期に投入されたキハ32系、キハ54系も置き換えられる予定とのことです。

導入によって、同地区に残る国鉄形のキハ40、47形ディーゼル車との置き換えを最優先に進めるという。30年度までに計58〜70両を導入し、キハ40、47だけでなく、キハ32、54など1976〜89年に製造されたディーゼル車86両と置き換える予定。
JR四国、ハイブリッド車両導入 26年度から徳島の国鉄形置き換え:朝日新聞デジタルより引用


このように、この先、これまで長らく四国の非電化地区の鉄道風景で見られてきた、国鉄型一般気動車が一気に置き換えられることとなりそうです。
新しいハイブリッド気動車の登場を期待する一方、これら長年活躍してきた気動車も、今のうちにしかり記録してきたいところであります。

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▲徳島駅構内に停車中のキハ185系、キハ47型、1500型。
現在も徳島地区で現役のキハ40系ですが、そう遠くないうちに置き換えられることとなり、こういった景色も変化していくものと思われます。




鉄道コム関連記事】
JR四国、新型ハイブリッド式車両の導入計画を発表 量産先行車は2025年12月に落成 - 鉄道コム



【関連ブログ】
【JR四国】新型ハイブリッド式気動車のデザインが公開(導入は2025年12月以降) | Stella Rail Side
【JR四国】ハイブリッド式の新型気動車を発表!2025年に登場予定 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
JR四国,ハイブリッド式のローカル用車両を導入へ|鉄道ニュース|2024年2月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp
JR四国の新型車両あきらかに 青基調デザインのハイブリッド式 キハ40系など置き換えへ | 乗りものニュース



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【Osaka Metro】中央線・夢洲開業を2025年1月末に目標に。大阪府・市が万博関係会議で表明。

2025年に開催される「大阪・関西万博」の主要アクセスとして、コスモスクエア〜舞浜間の延伸が予定されているOsaka Metro(大阪メトロ)中央線。

下記記事でご紹介したように、延伸区間の開業は2024年度末を目標とされています。
(参考)


この開業時期について、去る2月15日に大阪市役所で開催された「第3回 大阪・関西万博の整備促進に向けた関係所属会議」において、「令和7年(2025年)1月末に開業できるよう取り組む」旨が示されました。

大阪市:第3回 大阪・関西万博の整備促進に向けた関係所属会議
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▲上記会議での配付資料において、中央線の夢洲開業目標時期について、「令和7年1月末」に向けて取り組む旨が示されています。
(上記Webサイト内資料(https://www.city.osaka.lg.jp/templates/chonaikaigi2/cmsfiles/contents/0000619/619951/03shiryou.pdf)より引用)


開業時期を繰り上げる目的としては、「万博関係者の通勤車両の削減等に寄与する」(上記発表資料より引用)とあるように、万博開業を目前にして、関係者の通勤が増加することが見込まれるなか、中央線の開業を繰り上げることで、通行する車両数を抑制し、工事や物流関係などの車両が円滑に走行できるようにするものと考えられます。


これまで、開業日は「年度末」とのみ示されているため、3月頃の開業も考えられそうでしたが、今回の大阪府・市からの資料に記載された取り組みが実現すれば、開業日が繰り上げることになりそうです。

この開業日の繰り上げは、鉄軌道の全線乗車を目指している「乗りつぶし」の方々にとっても大事なニュースでありますので、今後具体的な開業日が明らかになれば、当ブログでもご紹介していきたいと思います。


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▲大阪メトロ400系車両。
夢洲開業時の主力車両として増備が続いていますが、今回、同区間の開業時期を2025年1月末に繰り上げるよう取り組む旨が示されました。




【関連ブログ】
【中央線】万博最寄りの「夢洲駅」、2025年1月末に開業へ | Osaka-Subway.com
【速報】大阪万博最寄りの「夢洲駅」、2025年1月末に開業に前倒しへ! - 鉄道プレス



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【JR東海】新しい荷物輸送サービス「東海道マッハ便」開始。「こだま」号の業務用室を活用して輸送

JR東海及びジェイアール東海物流では、法人向けの即日荷物輸送サービス「東海道マッハ便」の提供を開始することを発表しました。

新しい荷物輸送サービス「東海道マッハ便」の開始について|JR東海

概要は以下のとおりです。

【サービス名】
東海道マッハ便
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▲「東海道マッハ便」ロゴ
(上記発表資料https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043170.pdfより引用)

【サービス概要】
・東京駅・名古屋駅間、東京駅・新大阪駅間において、「こだま号」の11号車にある「業務用室」を活用して荷物を運ぶ、法人向けの即日荷物輸送サービス。
・1回あたり、概ね段ボール40箱相当まで輸送可能。
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(上記発表資料https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043170.pdfより引用)

【サービス開始時期】
2024年4月以降、準備でき次第開始


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲新大阪駅に停車中の東海道新幹線「こだま」。
この「こだま」を利用した、法人向け荷物輸送サービス「東海道マッハ便」がスタートします。

新型コロナウイルス感染症の影響で利用者が激減したことを期に、より収益を安定させることも目的として、旅客列車で荷物を輸送する「貨客混載輸送」に取り組む鉄道事業者が増えてきました。

このブログでもそのいくつかの事例をご紹介してきましたが、今回日本の大動脈である東海道新幹線において、この貨客混載輸送が正式実施されることが発表されました。

「東海道マッハ便」と名付けられたこのサービスは、「こだま」号の11号車にある業務用室を利用して荷物を運ぶものです。
対象列車は、東京〜名古屋・新大阪を運行する「こだま」で、東京〜名古屋間は26本、東京〜新大阪間は22本(いずれも上下計)となっています。

「のぞみ」「ひかり」に比べると、「こだま」は各駅に止まることから所要時間はかかるのですが、かたや荷物輸送に関していえば、トラックよりも断然速いことは確かといえます。

そういったスピードを求める法人向け荷物として、医療関係品、精密機器部品、生鮮食品などを想定していますが、このビッグデータ時代、既設の通信インフラでは送受信に時間のかかる大量なデータを輸送する手段としても、活用されることもあるかも知れません。


かつて、東海道新幹線には「新幹線レールゴー・サービス」というものが存在していました。
新幹線を活用した荷物輸送サービスで、国鉄時代末期からJR化後もサービスが提供されていました。

「こちらは個人でも利用できましたが、その後の時代の変化により廃止となり久しいわけですが、そんな「レールゴー」サービスが、「マッハ便」と名を変えて、そして需要の安定している法人向けに特化したサービスとして、再び東海道新幹線で展開されるのは、歴史は変化しながら繰り返すものだな、としみじみ感じたニュースでありました。



鉄道コム関連記事】
JR東海ら、東海道新幹線で「東海道マッハ便」提供へ 法人向けの即日荷物輸送サービス - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
JR東海など「東海道マッハ便」新幹線貨客混載輸送「こだま」で実施 | マイナビニュース
JR東海,新しい荷物輸送サービス「東海道マッハ便」を4月以降順次開始|鉄道ニュース|2024年2月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp
東海道新幹線でついに「貨客混載」正式スタート その名も「東海道マッハ便」 将来は全国即日配送!? | 乗りものニュース



【関連ブログ】
東海道新幹線でも荷物輸送: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【南海】高師浜線運転再開は2024年4月6日(土)。高架化記念の「高架ウォーク」等も開催

南海電鉄では、連続立体交差事業による高架化工事のため、2021年5月22日より運休・バス代行輸送を行ってきた高師浜線(羽衣〜高師浜)について、2024年4月上旬の列車運行再開を発表していました。
(参考)


この度、運行再開日が2024年4月6日(土)となることが発表されました。
併せて、運行開始に先立ち、2024年3月30日(土)に「高架ウォーク」「高架化完成記念イベント」を実施することも併せて発表されました。

南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業 高師浜線が4月6日(土)始発から全線高架化・運行再開 | 南海電鉄
〜真横で列車が走行する高架上を歩くことができる!〜高師浜線「高架ウォーク」「高架化完成記念イベント」を開催 | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【運行再開日時】
2024年4月6日(土)始発から

【運行再開後の高師浜線ダイヤ】
朝夕は約15分間隔、日中は約20分間隔で運行

【運行予定車両】
2200系

【高架ウォーク】
・2024年3月30日(土)開催。
・午前の部は高石市主催(高石市民限定)、午後の部は南海電鉄主催(高石市民以外でも応募可能)
・募集対象は、いずれも2023年度時点で小学4年生から6年生での子供とその保護者
・申し込みは「高石市電子申請システム」等、または「ぶらりたび公式サイト」で受付。

【高架化完成記念イベント】
・2024年3月30日(土)10時から16時まで
・羽衣駅西側工事ヤード内特設会場で開催
・キッチンカーの出店や、南海バス展示、高架化前の懐かしい写真の展示、ステージイベントなどを実施


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



このブログでも取り上げてきた、南海高師浜線の高架工事にともなう運休ですが、3年の運休期間を経て、いよいよ4月6日(土)に運転が再開されることとなります。

運行ダイヤは、朝夕約15分間隔・日中約20分間隔と、運休前の本数を維持したものとなっています。
また、今回の発表では、敢えて運行予定の車両として2200系(2230系)が掲載されており、運行車両について運休前と同様なものとなりそうです。

3年にわたり、代行バスの運行が実施されてきた高師浜線ですが、いよいよこの代行バスも終了が近づいてきました。


朝夕のラッシュ時間帯に多頻度の運行で輸送力を確保したり、沿線イベント開催時には臨時便を増発したりと、バスならではの柔軟なダイヤ設定も見物でしたが、これらの対応も間もなく終了となります。

運行再開後、高架化で新しくなったこの高師浜線に、改めて乗りに行きたいなと思います。

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▲運休直前の2021年5月の、高師浜線・高師浜駅に停車中の2230系。
2024年4月6日(土)の運行再開後も、引き続き2200系が充当されることが発表されています。



鉄道コム関連記事】
南海 高師浜線 運転再開(2024年4月6日) - 鉄道コム
南海 高師浜線高架ウォーク・高架化完成記念イベント(2024年3月30日) - 鉄道コム
南海 高師浜線 列車運休・代行輸送(2021年5月22日) - 鉄道コム
南海、高師浜線を2024年4月に運転再開 高架化工事で約3年間運休 - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
運休3年「南海高師浜線」ついに4月再開! 高架化が完了 代行バスも運行終了へ | 乗りものニュース
南海高師浜線,4月6日始発から全線高架化・運転再開|鉄道ニュース|2024年2月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp
3月30日 南海高師浜線「高架ウォーク」「高架化完成記念イベント」を開催|鉄道イベント|2024年2月15日掲載|鉄道ファン・railf.jp
南海 高師浜線、3年ぶりに列車運行再開!高架化工事完了 2024年4月から | レイルラボ ニュース
おかえり、高師浜線!4月6日運行再開 3月に高架ウォーク・高架化完成記念イベントも | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
南海電鉄、高師浜線を4月6日に運行再開。新線を解説する「高架ウォーク」も3月に開催 - トラベル Watch



【関連ブログ】
高師浜線の運転再開は4月6日から: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【JR西日本】山陽新幹線500系4編成を置き換えへ。N700系を8両編成化改造して投入へ

JR西日本では、山陽新幹線の安全性・快適性の向上の取り組みとして、N700Sを投入することとします。
それに伴いこれまで「のぞみ」号として運転していたN700系16両編成を、8両編成化する改造工事を実施し、現在「こだま」で運用している500系(6編成)のうち、4編成を置き換えることを発表しました。

山陽新幹線の安全性・快適性の向上:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【N700S追加投入】
・2024年度から2026年度にかけて、4編成投入

【N700系の8両編成化改造工事】
・2024年度から2026年度にかけて、4編成を対象に8両編成化の改造工事を実施

【500系の用途廃止】
N700系の8両編成化改造工事により、500系6編成のうち4編成を、2026年度末までに用途廃止


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲山陽新幹線「こだま」で活躍する500系。


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▲京都鉄道博物館に保存されている500系。
一部編成は既に廃車され、そのうち1両はこのように京都鉄道博物館に保存され、多くの入観客の注目を今も集めています。


現在、山陽新幹線の「こだま」で運用されている新幹線500系。
1997年にデビューし、当初は東京〜博多間「のぞみ」号を中心に運行されました。
山陽新幹線で初めて営業運転での最高時速300kmを実現した車両で、その実現のために、ジェット戦闘機をイメージさせるとがった先端部や、円形の断面といった、他の新幹線車両では見られない独特の外観は、今でもなお高い人気を集める車両となっています。

2008年から8両に単編成化され山陽新幹線内の「こだま」運用に転用されるようになり、現在に至るまで、残存する6編成が「こだま」として運用されています。

既にデビューから四半世紀を過ぎた現在、今後の動向が気になるこの500系ですが、この度N700系の単編成化により置き換えられることが発表されました。

置き換えは来年度から3年間、2024年度から2006年度にかけて実施されます。
置き換え後も500系は2編成残ることとなりますが、残る編成についても、恐らく今後、N700系の転用により置き換えられ、遠からず500系全廃の時期がやってくるものと考えられます。


その特徴的なフォルムから、今もなお高い人気を誇る500系新幹線。
登場から25年を経たいま、その活躍が終焉を迎える時期が近づきつつあります。

後に続くN700系以降の、山陽新幹線の高速化を初めて実現した功労者として、そしてそのスタイルから子供達をはじめとした多くのファンを集める人気車両として、唯一無二の活躍をし続けてきた500系。
その活躍を最後まで見届けていきたいな、と感じたニュースでありました。




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