阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0814)〜和歌山 普通 クハ204-1004(73A)
和歌山(2015)〜和泉鳥取 普通 クハ103-616(A47)

裁判員には協力しますが、その取材には協力致しません

今年の5月から制度が開始される裁判員制度。
重大な事件の裁判において、裁判官だけでなく、一般の国民から無作為に選ばれた裁判員も加わって審理を行うというこの制度。
私自身は、仮に選ばれたとすれば、国民の責務として参加していきたいと思っています。

さて、この裁判員制度ですが、裁判員に対する取材にご協力を、という何とも虫の良い記事を見つけたのがこちらです。

新聞協会、裁判員に取材協力呼びかけ…判決後に記者会見(読売新聞Webページ)

まずはじめに、私は取材協力には絶対応じません。
何故か。

裁判員には守秘義務が課せられています。
しかし、記者会見というものを経験したことがない一般国民が、果たしてその守秘義務に触れない範囲で、記者の質問に応じることが果たして可能でしょうか。ポロッとその秘密を破ってしまうかも知れませんし、それをマスコミに揚げ足取りされないとも限りません。
逆に言えば、そういう引っかけの質問とかも出てこないとも限りません。
そんなことで、裁判員制度が成り立たなくなることは、だれも望んでいません。

また、マスコミ側の守秘義務が守られているかどうか、非常に怪しいものもあります。
裁判員がどこの誰であるのか、通常は誰にも知られることはありません。
しかし、このような記者会見の場で自らの素性を知らしめてしまったが最後、その情報がマスコミで守られるとは思えませんし、もれた場合のいわゆる「返り討ち」にあったりすることも十分考えられます。
いや、似たようなケースでは、TBSのビデオ問題で取材源の隠匿を破った前例もあり、それが原因で命を奪われたという例もあることから、裁判員の記者会見の記録が被告関係者にもれる→裁判員が返り討ちに遭う、ということも十分考えられます。

仮に、マスコミが信用に足る組織であるのなら、そんな懸念もありませんが、実際はそうではない。それが、取材協力に応じない、二つめの理由です。

もう一つの理由は、一体何を聞こうとしているのか、という点。
裁判に対する結果は、判決文に記されていますので、内容はそれ以上でもそれ以下でもありませんので、改めて裁判員に聞く必要は無い、と思っています。
その判決までのプロセスを聞く、となれば、それは守秘義務に違反してくる部分も増えてくると思われます。
じゃあ、裁判員の感想、となるのでしょうが、感想と言っても、審理の内容によって感想が変わってきますし、その感想が、審理の内容に関わってくることにもつながりかねません。
結局、守秘義務が当然にあるので、しゃべれることなんて特に無いわけです。
それでいてマスコミがあえて取材協力の記事をだしてくることは、結局興味本位で取り上げて、記事のネタを増やしたいという下心、と受け取られても仕方のないことです。

もしどうしても、裁判員の取材をしたければ、たべちゃんの旅行記でもこの話題にも触れているように、マスコミ関係者で裁判員に選ばれた人が取材を受ければ良いのでして、市井の市民にまで取材を協力するものではありませんし、逆に迷惑千万としか思えません。

とまあ、自分なりの感想を書いてみましたが、それでも取材協力する人は出てくるんだろうなあ・・・と思うと、変な世論の誘導に利用されるのも嫌だなあ、と思い、頑として協力しないよう、微力ながらこのブログで呼びかけるしかないのかな、と思った次第でした。
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関西空港アクセス深夜バスに回数券登場

先日、こちらのエントリーでも乗車記録をご紹介したように、私も実際乗車した「関西空港アクセス深夜バス」。
乗車記録のエントリーを見ていただいても分かるとおり、私が利用した時に限っていえば、空港の従業員が利用している様子でした。
それならば、回数券の設定とかも、あっても良さそうとも記していたのですが、果たして南海バスの担当者がこのブログを読んでいただいていたのかどうか、そんなわけは無いとは思いながら、偶然のタイミングの一致と言いましょうか、この路線に回数券が登場する旨、南海バスから案内がありました。


3/6(金)より「関西空港アクセス 深夜バス」お得な回数券を発売いたします。(南海バスWebページ、PDFファイル)


回数券の種類は、各料金(500円・600円・850円)の10倍の金額で11回分利用できる回数券となっています。
販売は車内のみで、3月6日より発売開始です。

通勤等で利用している方にとっては、朗報とも言えるでしょうから、この回数券の設定で、もう少し利用者が増えても良いなあ、とは思います。
もっとも、関空自体の深夜も旅客便の発着がもう少し増えてくれば、このバスも乗客が増えてくるとは思いますが・・・

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0821)〜和歌山 区間快速 クハ204-38(A30)
和歌山(1741)〜和泉鳥取 普通 クハ103-200(A28)

「スーパーくろしお」「くろしお」にパンダ車両導入

京都・新大阪から白浜・新宮方面へ向かう特急「くろしお」「スーパーくろしお」。
阪和線の沿線住民の私としては、通勤特急として使用するケースの方が多いのですが、この列車の主な目的としては、南紀方面への観光輸送が主体となっています。

さて、その南紀方面の観光ですが、熊野古道等も近年クローズアップされてきていますが、忘れてはならないのはアドベンチャーワールドのパンダ。
最近は、双子のパンダも誕生して、高い人気が続いています。

さて、そのパンダ人気に便乗、というわけでも無さそうですが、「くろしお」「スーパーくろしお」にパンダ車両が誕生するというニュースが産経新聞から。

パンダ特急発車 京都・大阪から南紀の旅、JR5月導入へ(産経関西Webページ)

JR西日本からのプレスリリースはまだ出ていないので、あくまでも新聞記事ベースでの内容を整理したいと思います。
・設置されるのは「くろしお」「スーパーくろしお」の6両編成のうち1両。
・パンダの座席は2〜4人分設置し、パンダ席は指定席車両内のフリースペースとし、子ども達が交代に座れるように配慮。
・今年5月頃から設置し、夏の観光シーズンには全編成設置予定。

まず、設置されるのは381系で運転されている南紀特急系統全編成、となります。
(定期では「はんわライナー」等に充当されている国鉄色の381系や、「オーシャンアロー」の283系には設置されません)
逆に言えば、もうしばらくは381系が南紀特急系統で活躍する、ということになりますので、同時に新車の導入はまだ先、ということにもなりそうです。

肝心のパンダ席は、指定席車内の自由席、即ちフリースペースとして設置されることとなります。JR四国の「アンパンマンシート」とは違い、指定席としては販売しないことがどうでるか、ちょっと懸念されるところも無きにしもあらずですが、順番通り、マナーを守って利用して欲しいとしか言えません。

問題は、どの車両に設置されるか、ですが、6両編成の「くろしお」等では、指定席は4号車〜6号車となっています。
そのうち、禁煙車は4・6号車で、6号車には女性専用席が設置されています。そのため、座席数の兼ね合いから、4号車の設置が濃厚ですが、果たしてどうなるか・・・

5月にも登場してくるとのことですので、楽しみに待ちたいと思います。

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今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0814)〜和歌山 普通 クハ204-1001(73A)
和歌山(1623)〜和泉鳥取 普通 クハ103-52(A48)

山陽・九州新幹線直通列車の名称は「さくら」に決定

昨年の秋に募集があった山陽・九州新幹線直通列車の名称が決定した旨、JR西日本・JR九州の両社より発表がありました。

山陽新幹線・九州新幹線直通列車の列車名決定について(JR西日本プレスリリース)
新幹線の列車名決定!!(JR九州Webページ)

直通列車の名称は「さくら」。
ご存知の方も多いかと思いますが、「さくら」の名称は、平成17年3月まで、東京〜長崎間の寝台特急として使用されていた名称です。
ルーツをたどると、戦前に「櫻」として東京〜下関間の特急に採用されたのが最初で、戦後は東京〜長崎・佐世保の寝台特急の名称となりました。
そして今度は山陽・九州新幹線として再び走り始めるわけですが、九州と縁の深い列車名称であることに違いはありません。

以前のエントリーで、「看板に恥じない重みのある名称を命名して欲しいとは思います。」と私は記していました。
「さくら」の愛称は、上で記した遍歴の通り、歴史的に非常に重みのある名称ですし、文句のない、良い名称が選ばれたと思っています。
2年後の春、桜前線の北上をイメージした列車が、鹿児島から大阪まで北上する姿を、早くこの目で見てみたい、と思います。
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今日の乗車記録(通勤)

いつも朝は先頭車両に乗っています。
紀伊駅到着前にいつもは聞かないATSの作動音が聞こえてきたので、嫌な予感がしてきました。
結局、隣の六十谷駅で人が立ち入ったので、その取り除き作業のため、数分の遅れで済みました…

和泉鳥取(0814)〜和歌山 普通 クハ204-1004(73A)
和歌山(2141)〜和泉鳥取 普通 クハ204-1005(A71)

朝日新聞社、「カラ出張」で「脱税」

日頃、役所や企業の不祥事を批判し、叩いているマスコミ。
それ自体は別に悪いとは思いませんし、特に役所に関しては、議会や住民とはまた別の監視役という意味では、ネット上のコミュニティが広がった現在でも、それなりに重要な役割を担っているとは思っています。

ただそれは、マスコミ自体が読者や住民に信頼されていることが前提にあるわけでして、その「信頼」は、例えば国民の義務を果たすとか、そんな基本的なレベルからの問題でもあるわけです。

突然堅い話からはじめさせていただいたのは、こんなニュースがあったからです。

朝日新聞社、4億円所得隠し=カラ出張で架空経費−元京都総局長、編集局長ら処分(Yahoo!ニュース、元記事:時事通信)
本社5億1800万円申告漏れ 修正申告、関係者を処分(asahi.com)

簡単に言えば、朝日新聞社がカラ出張で架空経費を計上し、脱税していた、ということです。
いうまでもなく、納税の義務は国民の義務の一つとして課せられていますし、また、架空経費の出所は、当然読者の購読料や広告主の広告料(=商品の販売価格の一部として消費者も負担)となっているわけです。

これは、以前カラ残業や不適切な経理処理で叩かれた役所と同じような構図なのですが、今回の朝日新聞社の脱税にかんしては、他のマスコミ各社も殆ど突っ込まずに、通り一辺倒の報道で終わっています。
報復報道が怖いのか、それとも似たようなことをマスコミ各社はやっぱりやっているのかは、分かりませんが、こういう事を突っ込んで報道して、結果として改善していかないと、結局は当のマスコミが信頼されない集団で、いくら「我々市民の目線では」云々の記事を書いていたとしても、本当の市民との距離は大きく離れてしまい、信頼されないようになってしまうこととなり、結局は自分たちで自分たちの首を絞めることになってしまいます。

マスコミに関しては、これくらいの脱税でも、うまいこともみ消せば、不買運動やそんなことにはつながらない、一種のおごりも感じられます。
そんなおごった気持ちを持った業界が、健全に発展していくとは、どう考えてもあり得ない。いや、もうネット上の人々を中心としてそれは気が付いていることでは、と思いました。これが広まるとどうなるか、マスコミの人々にはよく考えて欲しいものです。続きを読む

今日の乗車記録(通勤)

今朝は阪和線に乗って通勤しようと思ったら、緊急停止ボタンの作動による安全確認でダイヤが大幅に乱れ、振替輸送の南海線で通勤しました。
駐輪場に原付を止めている関係で、帰りも南海線で尾崎から帰ります。

それにしても、今日は国公立大学の2次試験だったので、特に大阪市大や和歌山大の受験生は気が気でなかったと思いました。

尾崎(0857)〜和歌山市 急行 7007
和歌山市(1912)〜尾崎 急行 7054
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