阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-151(A60)
和歌山(2230)〜和泉鳥取 普通 クハ103-176(A44)

あれ、わかやま電鉄一部運休?

平成18年4月に、南海電鉄貴志川線を引き継いで運行を開始したわかやま電鉄貴志川線。
「いちご電車」「おもちゃ電車」をはじめとした活性化策で、沿線以外からの乗客も集め、2年目も良い調子で運営している、と思っていたところに、一部列車の運休のお知らせが舞い込んできました。

「11月23日(金)より当分の間、一部列車を運休いたします。」(わかやま電鉄Webページ)

23日以降の時刻表によると、平日昼間時に伊太祁曽〜貴志間で最大1時間の間隔が開くという、南海時代にも近年なかったような運休が行われます。

かといって、乗客そのものが減っているか、と言うと、上述の「いちご電車」「おもちゃ電車」の効果もあって、全体的には増えていることもあり、確かに乗客の少ない時間帯の列車を中心に間引くとはいえ、いまいち減便というのも腑に落ちない感じがします。

前回ダイヤ改正時に全般的に増発したものの、その後の利用率の推移による経営的な観点からの見直しなのかも知れませんが、それでも単純に考えて減便とは、あまり良いニュースとは言えません。

この運休で大幅な乗客減、という訳はなく、しばらくは堅調な利用が続くと見込まれるとは思われますが、ちょっと気になるニュースでした。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-401(A60)
和歌山(1817)〜和泉鳥取 普通 クハ103-116(A44)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-456(A60)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ103-22(A59)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 サハ103-363(A60)
和歌山(2039)〜和泉鳥取 普通 クハ103-530(A46)

やはり「嫌な予感」は当たってしまうのか・・・「あかつき」廃止の新聞記事より

先日嫌な予感がするので来月にでも乗りに行こうと考えていた寝台特急あかつき。
その「あかつき」を含むブルートレインが何本か廃止になるとの朝日新聞の記事を見つけてしまいました。

消えゆく東京駅発ブルトレ 「銀河」来春に引退(gooニュース、リンク先は朝日新聞)

まだJR各社からのプレスリリースが出てきていないので、断定的な事は言えませんし、今までも、当たるかどうかあやふやな将来の記事を何本かこのブログでもご紹介したこともある、そういう朝日新聞の記事なので、今回の記事も正直言って外れて欲しいと思う反面、記事を読んでみても現実味を帯びた内容であるので、まず外れる事はないのかな、とも思います。

ともあれ、まだプレスリリース前なので、あくまでも新聞記事のみがベースという前提でお話しさせて頂くと、記事の内容は次の通り。
・来年春、2008年春には「なは」「あかつき」「銀河」は廃止、「日本海」「北斗星」は1往復減。
・再来年春、2009年春には「はやぶさ」「富士」の廃止についてJR各社の担当課長レベルで合意済みとの内容。
・今後の寝台特急のあり方については、「ブルトレ会議」で検討しているが、新幹線の開業時期に合わせて廃止していくことを視野に入れている。

寝台特急の衰退は、新幹線の延伸や航空路線の充実、はたまた規制緩和による夜行バスの台頭と、色々な理由は後付で考える事は出来ますが、要はそういった外部の環境変化に対して、設備の更新や価格の値下げというような積極的な方策を打ち出せなかった点にあると思います。
更に言えば、「積極的な方策を打ち出せない」のは、長距離が為にJR複数社のエリアにまたがって走る寝台特急であるため、JR各社の調整からして手間取ることは容易に推測され、それが故に外部の環境に機敏に対応出来なかった、と言えるのではないのでしょうか。
そういう意味では、国鉄分割民営化のうち、特に「分割」におけるマイナス面が最悪の形で露呈した、とも言えるかも知れません。

現に、JR東日本一社で走行路線が完結する「あけぼの」では、B寝台車からリネンサービス等を省略した「ごろんとシート」を設定し(更に言えば女性専用ごろんとシートもある)、衰退著しい寝台特急のなか、健闘している、と言うケースもあることから、決して夜行列車の需要が皆無というわけではなく、やりようによっては巻き返しは決して難しくはなかったはずですが、みすみすそのチャンスを見逃してしまった、というのが現状でしょう。

上記新聞記事によると、プレスリリースは来月中旬。
私が「あかつき」に乗車するのは、寝台券購入の日付からして遅くても12月8日ですが、この記事が出てしまった以上、お名残乗車をする人等が増えてきて、普段の姿の「あかつき」にはもう乗れないかも知れません。
でも、それはそれで、自分の鉄道趣味を開眼させてくれた「あかつき」に対する最後の別れという意味では、少しでも賑やかな車内の方が良いのかな、と、ここまできたらもうプラス思考で考えるしかなさそうなニュースでした。

ニュースだけではなんなので、画像をご紹介。

0908yamasaki_naha_akatsuki
寝台特急「なは」「あかつき」

ginga_osaka_stn
寝台急行「銀河」

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-2040(A60)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0803)〜和歌山 普通 モハ102-544(A50)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ103-116(A59)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-375(A60)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ204-1002(74A)

途中下車制度は、実はあまり知られていないものなのかな?

このブログを見られている方のうち、私も含めたいわゆる「鉄道ファン」の方々には、殆ど常識と言っても良いくらいの存在である「途中下車制度」。

釈迦に説法かも知れませんが、改めておさらいすると、乗車券の券面の発着区間内の途中駅で改札から外に出て、再び乗車するために入場することが出来るという制度。後戻りしない限り、回数に制限はありませんが、JR旅客会社の場合、片道100km未満・大都市近郊区間相互間の片道乗車券や、いわゆる割引きっぷ等、途中下車出来ないきっぷもあったり、また特定都区市内発着の場合、同じゾーン内では途中下車出来ない等、色々制約もありますが、うまい事利用すればお得な制度です。

ところがこの途中下車制度、実は知らない人が結構いるのでは?というのをふと思ったのは、こちらの記事を見かけたからです。
記事の内容は、乗車券の途中下車制度を活用すると、下車する駅ごとに乗車券を買い直すよりも安くつくという、という基本的な内容です。

JR乗車券の裏(livedoorニュース、記事リンク先はFPNニュースコミュニティ)

そういえば、私の高校時代の友人が広島に住んでいた頃、東京への出張帰りに途中にある彼の妻の実家に寄り道するときに、東京都区内〜実家最寄り駅間と、実家最寄り駅〜広島市内間の乗車券を分けて購入していたそうです。
あるとき会社の経理担当者から、乗車券は東京〜広島市内で通しで購入しても米原で降りる事が出来るし、しかもその方が安くつく事を教えてもらい、「もっと早く教えてくれてたらなあ・・・」と悔しそうに私に話していたのを思い出しましたが、それくらい、一般の利用者にはあまり浸透していない制度なのかも知れません。

ところで、ここまで途中下車の活用、即ちなるべく長く乗車券を購入すればお得な話をご紹介しましたが、それとは逆に、今度は用事もないのに途中の駅できっぷを買い直した方が安くつくパターンもあるので、JRの運賃制度は奥が深いというもの。(逆に言うと、それだけややこしいとも言えますが・・・)

これらの考え方をマスターするためには、やはり自分で時刻表と電卓を手元に置いて、実際に運賃計算していくしかないのかな、と思います。
ネット上の乗り換え案内・運賃計算ページも充実してきましたが、運賃制度そのものをマスターした上で、少しでもお得な買い方を突き止めるには、やはりそれなりに勉強する必要がありそうですね。
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