阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0803)〜和歌山 普通 モハ102-680(A48)
和歌山(1821)〜和泉鳥取 普通 クハ204-1004(72A)

JR西日本 近距離運賃収入の伸びが最高に

止まるところを知らない原油高と、それに連れて上昇するガソリンの小売価格上昇。
今まではぷらっとマイカーで出かけていた場所でさえも、ガソリン代を考えると、やっぱり列車で出かけようかいな、と思うようになってきているのかも知れません。

それを裏付けるようなデータが、JR西日本より発表されていました。
7月定例社長会見(JR西日本Webページ)
JR近距離伸び最高(読売新聞Webページ)

7月22日現在の前年比の速報値ベースで、100km未満の近距離券の収入状況は、前年比105.4%。
この数値は、同社に記録が残る1999年以降、最高の数値だそうです。
上記読売新聞の記事にもあるとおり、社長曰く「ガソリン高騰が鉄道利用につながっている」とのこと。
確かに7月1日付けで特に大きな改正があったわけでもないし、これだけ増加する大きな要因としては、ガソリン高騰ぐらいしか無いわけです。
それだけでなく、中・長距離券(100km以上)も前年同月比103.4%と、結構な伸びになっているのも、ガソリン高騰に起因しているのかな、とも思います。

JR西日本に限らず、他の鉄道事業者共通のことですが、ガソリン高騰で利用者が「一時的に」鉄道に回帰している今こそ、各種割引きっぷやお得なサービス等で利用者に対し鉄道利用のメリットを認識してもらい、「恒常的に」鉄道を利用してもらうような戦略的な仕掛けをして欲しいな、と思います。
それが鉄道事業者の採算改善のみならず、陸上交通における鉄道の地位の復権や、もっと大きな視点では地球環境問題解決への一助になる、またとないチャンスだと思います。

JR西日本にそういう意識があるのか無いのかはよく分かりませんが、今年の夏休みには関西夏休みパスが今年始めて発売されることもあり、こういうお得なきっぷを利用して、これまでいつもマイカーで出かけていた利用者を少しでも鉄道に取り込めることができればいいな、と思いました。

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山陽・九州新幹線直通車両の車内内装、発表

既にこのブログでも何度も取り上げている山陽・九州新幹線の直通運転。
投入される車両がN700系ベースの8両編成であることは既にこちらのエントリーでもご紹介しているとおりです。

今回は、この車両の内装が発表されたので、ご紹介したいと思います。
7月定例社長会見(JR西日本プレスリリース)
新車両、木材でぬくもりの和風 山陽・九州新幹線(gooニュース、元記事:共同通信)

JR西日本の社長会見プレスリリースでは、文書のみの紹介で、次段のgooニュースの記事には、内装のイメージ図が紹介されていました。

内装は、現在の九州新幹線800系車両のコンセプトを引き継いでいるように感じました。特に木材を使用しているところに、そう感じるところがあるのかもしれません。
その他、内装全般に、一言で言えば「和」と言いましょうか、そういう日本的な落ち着いたデザインとされています。

以前外観をご紹介したとき、N700系をベースとした、意外とおとなしいデザインと思いましたが、内装は一変して、両社のこだわりが凝縮された室内となっているな、と感じました。

他の記事では、今年中にも最初の編成が登場するとの記事もありました。
早く実物編成を見てみたいという思いが更にに高まった、ニュースでした。

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今日の乗車記録

泉ヶ丘(0943)〜光明池 準急
光明池(1137)〜泉ヶ丘 準急 3553

名鉄広見線(新可児〜御嵩)乗車記 その2

その1からの続きです。

御嵩駅_駅名板

終点、御嵩駅の駅名板

御嵩駅_駅舎

御嵩駅の駅舎。
三角屋根が特徴の、終着駅の風情を十分に感じさせる駅舎です。
しかし、駅員はおらず、無人駅。あとから調べたところ、無人化されたのは今年6月のダイヤ改正からとのこと。もう少し早く訪問していれば、入場券とかも入手できなのになあ、と少し後悔しましたが、それであっても訪問できただけでも良かったな、と思いました。

無人化となり、替わりに設置されたのは、このような自動券売機。
御嵩駅_券売機

この券売機で、乗車駅証明書も発行できるので、こちらを1枚いただいて、入場券の代わりにします。

駅前に出てみると、かつての中山道の宿場町、宿場町を彷彿とさせる街並みと、駅前に観光休憩所があったので、少し涼を取らせて頂きます。
御嵩駅前観光休憩所

観光案内所は願興寺という寺の敷地内にあり、冷たいお茶が無料でいただけました。
うだるような暑さの中で、冷たいお茶は、まさに砂漠の中のオアシス、といったところで、美味しくいただくことにします。

ふと、カウンターに目をやると、御嵩の観光案内パンフに並んで、こんな募金箱を目にしました。
名鉄広見線募金箱

「名鉄広見線を守ろう会」が設置した、存続のための募金箱。
募金箱の隣には、存続要望の署名を記入できるようになっていました。
署名を見つけた途端、反射的に署名欄に住所と氏名を記入していました。

私のスタンスとして、地方鉄道の存続・再生には地元の協力が不可欠、と考えています。地元の存続にかける熱意と行動があって、ようやく存続へのスタートラインに立てる、と思っています。

署名運動も、熱意を示す一つの行動とは思いますが、実際の利用者数が目に見えて増える、または減少を食い止めるような施策があればこそ、存続へのレールが続いていくわけですから、そういう施策を打ち出して欲しい、そういう願いも込めて、署名をしたのかも知れません。

ともかく、ちょっと複雑な気分になって御嵩駅に戻ってきました。
新可児方より折り返しの列車が入線してきました。
御嵩駅_新可児行き入線


この列車から降りたのも10人もいなかったと思います。
すぐに折り返しの新可児行きになり、私もこの列車に乗車。

御嵩駅_新可児行き


駅ののどかさとは対照的に、数分の待ち時間であわただしく折り返して行く列車に乗車し、新可児へ向かいました。

この10年で、名鉄のいわゆる「ローカル線」とも言うべき不採算路線は整理されてきて、平成17年3月の600V線区の全廃で、その整理も一段落付いた、と思っていました。
私自身、「もう無いだろう」と勝手に思っていた節もあったかも知れません。

しかし、実情は厳しさを増していて、残された線区のうち、今回乗車した広見線(新可児〜御嵩)と、蒲郡線(吉良吉田〜蒲郡)の廃止を名鉄が地元に対して打診している、と言うニュースも有り、今回、訪問できる内に訪問してみました。
実際訪問してみて、連休の合間の日中と言うことを差し引いても、利用客の少なさは否めませんでした。
一方、存続の為の署名があったり、廃止になることに対する危機感が全くなかったわけでもありませんでしたが、それでも地元を大きく巻き込んだ運動になっている、とも思えなかっただけに、今後の行く末を案じずにはいられないなあ、と思いました。
そんなことを考えているうちに、新可児着。ここから至近距離にあるJR太多線の可児駅より、次の目的地に向かうこととします。

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今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0814)〜和歌山 普通 モハ205-1005(A74)
和歌山(1830)〜和泉鳥取 普通 クハ103-220(A26)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0803)〜和歌山 普通 モハ102-685(A48)
和歌山(1830)〜和泉鳥取 普通 クハ103-118(A26)

毎日新聞「変態記事」の報告記事・当ブログにおける毎日新聞記事の取扱について(お知らせ)

先日こちらこちらのエントリーでご紹介した、いわゆる毎日新聞の変態記事問題。
7月中旬に調査結果を公表します、となっていましたが、どうせ7月下旬や8月にずれ込んで、世間のほとぼりが冷めた頃にちょろっと報告してハイ終わり、となるんやないのかな、と疑ってみていましたが、意外や意外、報告「だけ」は7月20日付の朝刊で3ページを割いて記載されていました。
下記のリンク先は、その報告記事のWeb版です。

英文サイト出直します 経緯を報告しおわびします(毎日新聞Webページ)

紙面を一通り読みましたが、簡単に言えば言い訳に終始して取り敢えずお詫びして許してね、という印象しか受けませんでした。
で、結局今後毎日新聞社としての再発防止策をどのように実効性のあるものにして、またその進捗状況をどのように管理し、またそれを読者にどのように公表していくのか、そういう説明責任といいましょうか、そういう意識がこの期の及んでも感じられない、そういう意味ではやはり結局毎日新聞とはそんな程度の会社なんやねえ、と思いました。

ところで今回の問題、テレビや他の新聞等であまり詳しく報道されていないだけに、一体何が起こってどうなっているのか、体系的に把握しにくい方も多かったと思います。
そういうリクエストが多かったかどうかは分かりませんが、GIGAZINEというサイトでは、この問題についての経緯についてまとめていましたので、ご紹介します。

テレビや新聞で詳しく報道されない「毎日新聞英文サイト変態記事事件」、一体何が問題なのか?(GIGAZINE)

ともかく、今回の釈明記事が出たからと言って、私の毎日新聞に対する信頼が少しでも回復したかというと、答えはNoでして、今後も「信頼できない新聞社」として、それなりの扱いをさせて頂きたいと思っています。

今後の当ブログにおける鉄道・交通関係の毎日新聞記事の取扱については、同一内容のニュースで、毎日新聞「以外」でも記事にしている場合は、基本的に毎日新聞「以外」の記事をご紹介します。
やむを得ず、新聞等の記事が、毎日新聞のみの場合は、当該内容の事業者プレスリリースや、個人のサイト等、他の情報等を並列してご紹介することにします。
後者は、毎日に限らず新聞記事の内容では、出来る限りプレスリリース等のニュースソースも併記しておくことで、情報の信頼性を担保したいという個人的な考えのもと、既に実践はしていますが、毎日の場合は、それに個人サイト等も加えておくことにしたいと思っています。

取扱、というほど大層なものでもないとは思いつつ、読者の皆様には混乱とご迷惑をお掛けすることになることもあるかと思いますが、少しでも信頼性のある鉄道・交通関係ニュースをご提供できればと思っていますので、ご協力のほど、よろしくお願い致します。

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今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0814)〜和歌山 普通 モハ205-1002(74A)
和歌山(1900)〜和泉鳥取 普通 クハ103-591(A53)

名鉄広見線(新可児〜御嵩)乗車記 その1

犬山からJR太多線との接続駅である新可児を経て御嵩へ至る名鉄広見線。
犬山・新可児間は複線区間である上、犬山線からの直通列車も走る近郊路線となっています。
一方、新可児・御嵩間は1時間に2本程度の運行本数となっていて、先の区間に比べて利用客の少なさが感じ取れます。
それだけでなく、この区間の廃止が検討されていることも情報として伝わってきていることもあり、今回乗車してみようと思い、名鉄名古屋より新可児行きの急行に乗車しました。

犬山駅_急行新可児行き

犬山駅で進行方向転換の合間に撮影。急行・新可児行き

頭端式のホームが並ぶ新可児駅に到着。

新可児駅_ポケモン塗装
乗車してきた「ポケモン」仕様の車両の側面を撮影して、御嵩行きの列車に乗り換えます。

途中に中間改札があり、ここで乗車券を通して御嵩行きのホームに乗り換えることになっていました。
新可児駅_乗り換え改札

この仕組みとなったのは、先月の6月28日の改正からのようで、乗り換え方法の案内を記したポスター等が駅構内に貼られていました。

御嵩行きに乗車したのは、おおよそ20人ほどでしょうか。
3連休の中日、しかも昼過ぎの時間帯と言うことで、さほど乗客が多いとは思いませんが、それでもこの程度の閑散さということでは、やはり今後が気にならないとは言えません。

新可児駅_御嵩行き

新可児13時29分発御嵩行き。2両編成ワンマン列車です。

新可児駅を出た列車はすぐに右にカーブし、東に進路を取り、しばらく走って明智に到着。
この駅にホームが3本あるのは、かつてこの駅から八百津線という支線の更に支線が枝分かれしていた時代の名残のようです。現在は1編成の車両が行ったり来たりするダイヤとなっていて、構内も持て余し気味でした。

列車は更に東へ向かい、顔戸・御嵩口と停車し、終点御嵩に到着。およそ10分少々のショートトリップでした。

(その2へ続きます)

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