本日は3月末での携帯電話の契約数の発表日でした。

事業者別契約数(平成17年3月末現在)

ここんところの傾向として、ドコモとauが首位争いを行う一方でボーダフォンが純減(新規契約数より解約数が多い)を続けています。今月も同じような傾向でして、3月末ということで新生活を始める人が新たに携帯電話を購入する事から、ドコモ・auの増加数は先月のそれよりもかなり増えています。

で、問題はこの先。

ボーダフォン、累計契約数を調整

何ですか調整って?といいたいところでしょうが、記事によると、2003年5月以前に、店頭に設置されるデモ機など、休止回線や非請求回線などをカウントしていた分を今回差し引いたとの事。
ということは、これまでの数字はある意味間違い、ともいえるかも知れません。

その点を、ボーダフォンのプレスリリースでは見事にはぐらかしています。
累計契約数の調整について

「基準が過去に一部異なっていた」・・・ってわけですか?何のこっちゃですねえ。

まあこんな姿勢がここ最近の契約数の増減に響いてきているんでしょうが。

それにしても、auはあと少しで2000万契約を突破しそうで、ボーダフォンはあと少しで1500万契約を割りそうです。この2社、3年ほど前はほぼ同じ契約者数で争っていたのが嘘のようです。