この前から立て続けに起こったJALの一連のトラブルについての報告書が出されたようです。

<日航トラブル>安全手順見直しなど改善策、国交省に報告

<日航トラブル>集客合戦激しく 現場、余裕を失う

一連のトラブルが発生した原因については、JALとJASとの経営統合による社内の混乱や、定時発着率を重視するあまり安全対策がなおざりになってしまったことが挙げられていました。

鉄道と航空とでは、システムそのものが全く違うのに、新幹線に対抗すべく安全性をないがしろにしてまで定時発着率を9割にまで上げることにどれだけの意味があったのか、私にとっては大きな疑問です。もしかして経営陣は、飛行機のことを全く分かってなかったのでは、とも思います。

統合時に、「絶対大丈夫」と言い切っていた当時のCEO(兼子さん?)はこの結果をどのようにお感じなんでしょうか?是非聞いてみたいもんです。

ついでに言うと、経営統合時に、ただひたすら経営統合のメリットだけ報道してきたマスコミにも、注意義務怠慢なところがあるのかな、という気がします。
まあお互い民間企業なもんで、広告とか出してもらっている関係上、問題が発生しないことには裏の面を記事やニュースにしにくいんでしょうなあ。対公的機関とは違って。


今日の乗車記録:
砂川駅前(0748)〜岩出駅前 南海ウイングバス南部 1名
岩出駅前(1835)〜砂川駅前 和歌山バス那賀 名