新交通システム、といえば鉄道にかわる未来の交通システムとして、21世紀の交通予想図といったものには必ずといってもいいほど出てきたりしていましたが、その新交通システムで廃止の危機に陥っているところがあるそうです。

<桃花台新交通>存続求める声相次ぐ 愛知・小牧

愛知県の桃花台交通という新交通システムなんですが、今年中にでも運営資金が枯渇してしまい、公費投入なしでは存続が難しいらしいのです。

新交通システムといえば、東京や大阪といった比較的大都市で、地下鉄がカバーしていないが比較的旅客の流動がある路線で導入されているケースが多いのですが、この桃花台交通に関しては、ニュータウンの足として建設されたが、予測ほど需要が伸びないままでした。

それにしても新交通システム自体の廃止が(もし廃止が実現すれば)初めてですし、開業からわずか15年で廃止という短命に終わるというのもそう例がないと思います。

上記の新聞記事によれば、存続を求める声が相次いだようですが、ではどのようにすれば存続できるか?・・・答えは難しいですね。