既に上りの高架化が完成している阪和線の大阪市内の高架化ですが、今日から下り線の高架化も完成しました。

「開かずの踏切」姿消す──JR阪和線、大阪市南部の高架化完了(5月20日)(日経ネット関西版)

高架化までは、府内一の「開かずの踏切」と言われていた阪和線の踏切ですが、これで大阪市内からは殆ど姿を消す事となります。

特に渋滞のひどかったあびこ筋や長居公園通りの渋滞が解消され、これまで遮断機をくぐる人が多く見られて事故の危険性もありましたが、完全高架化で、それもなくなり、阪和線のダイヤ乱れの要因が一つ解消されたのはよい事だと思います。

そういえば、数年前の中央線の高架化工事の切り替えで開かずの踏切がマスコミによって一気にクローズアップされましたが、その後、このように高架化で解消されたりとか、そんな事後報道はどの程度なされているんでしょうか。まあ今回の阪和線は月曜日のローカルニュースでも多少取り上げられるのかもしれませんので、あれだけ騒いだ「開かずの踏切」の解消がどの程度事後報道されているのか、マスコミがちゃんと事後の取材や報道を行っているのか、彼らがちゃんと仕事しているのかどうかという観点でチェックする必要はあると思います。