和歌山市駅でのパークアンドライドによる難波地区商業施設への誘致について(南海電鉄プレスリリース)

パークアンドライドというのは、近年良く耳にする公共交通機関の利用促進手法です。
通常は通勤の手段を自家用車から公共交通へ転換するための手段として利用されることが多いのですが、今回の場合はむしろ、南海線の和歌山口の利用促進となんば近辺の南海系の商業施設の利用促進という面が強いパークアンドライドのようです。

利用出来るのは次の3つの条件に合致した場合、駐車料金6時間分のサービス券と帰りのサザン指定席券がもらえるというもの。
ちなみに期間は7月1日から31日までの1ヶ月間。
・南海和歌山市駅の南海和歌山モータープールに駐車
・和歌山市駅で難波までの往復乗車券を購入
・「なんばパークス」または「なんばCITY」で総額5000円以上の食事・買い物をする

南海線の和歌山口はこの10年で優等列車(特急・急行)の本数が半減してしまいました。今後さらなる減便も考えられないわけではなく、少しでも利用者の確保が必要です。
今回の企画もそういう観点から考えられた企画のようですね。
ただ、本格的にてこ入れして利用者を取り戻そうとするのなら、次のような荒療治も必要かと思います。
・サザンの指定席料金の値下げ
・PiTaPa利用者限定に運賃のキャッシュバック
・定期利用者に駐車場料金のサービス
・和大新駅の早期の開業
・運賃の家族割 etc・・・

南海の利用者数の減少は、JR阪和線に乗客が流れた、というのもありますが、むしろ大きいのはマイカーへの流出ではないかと思います。そこら辺にこの問題に対する解があるのでは?と思います。