大阪市営バスの井高野営業所の管理委託を募集していましたが、その委託先が何と南海バスに決まったとの事です。


大阪市交通局井高野営業所の「管理の受委託」の受託予定者の決定について (大阪市交通局プレスリリース)


応募には、南海バスの他、大阪運輸振興・近鉄バス・阪急バスが応募していましたが、信頼性・安全、サービス性・経済性の観点から評価したところ、4社の中で一番高い評価を得られた事から、委託先に決定されたとのことです。

南海バスの営業エリア(堺市以南)から遠く離れた東淀川区の井高野営業所で南海バスが走る(といっても車両の帰属は交通局のままとなるようなので、実際どうなるか?)のもびっくりしましたが、それ以前に、大阪市バス営業所の民間委託が既に動き始めていた(とはいえ今回の井高野営業所が最初ですが)ことに、更にびっくりしました。

大阪市交通局に関しては、一連の厚遇問題であれやこれやといった特別手当がマスコミに叩かれてから以降、経営の立て直しをしているような話は耳にしたこともありますが、営業所の民間委託といった具体的な動きとなって現れてきたのではないのでしょうか。

ところで今回の委託先決定を報じたマスコミってあったんでしょうか?のど元過ぎれば何とやら、というのか、話題が盛り上がったときだけ取り上げて、その後の経過を報道しない姿勢というのは、いつも思いますが問題だと思うんですけどね。