先月の福岡市内での飲酒運転の車による追突事故を契機に、飲酒運転に対する世間の目が厳しくなりました
・・・といいますか、今までが甘すぎた、というべきですかね。
マスコミも、どうしてこんな事故が起きてからでないと大々的に取り上げないのでしょうか?
一度事故や事件が起きれば、「人の命がなくなってから始めて対策をするなんて遅きに逸する」と書いたり言ったりするくせに、こと飲酒運転に対しては、少し前に厳罰化されたときでも、報道の話題はもっぱら罰金が上がることに終始していて、飲酒運転の本当の危険性に迫っていたマスコミなんで、あったでしょうか・・・
もし厳罰化された時点で、飲酒運転の本当の危険性とかを報道していれば、今回のような事故は起こらなかったのかも知れません。
これだけインターネットが発展して、個人が情報を手に入れたり発信できるようになったとはいえ、まだマスコミの影響力というのは強いと思うだけに、もどかしい思いを感じます。
さて、「飲んだら乗るな」は至極当然のことなんですが、それでもなお飲酒運転が減らない原因の一つに、車社会化の過度の発展、というのもあるように思えます。
即ち、特に地方都市で多いパターンがが、「飲み屋が車でしか行けないところにしかない」→「じゃあ車で飲み屋に行こうかいなあ」というパターンです。
日常の移動手段をあまりにも車に頼るようになってしまい、街が車で移動する事を前提とした構造となった結果、商業施設が郊外に広がりすぎた結果、歩いたりバスを使ったりという、飲酒運転をせずに飲みに行ける場所には飲み屋が無くなってしまっている、というものです。
このように書くと、代行運転などがあるのではないか、という反論も考えられます。しかし、そもそも車で飲み屋に来ている時点で、全員が全員、飲んだ後の事を賢明に考えているとは言い難く、いくらこういうサービスがあろうとも、「近いから」「どうせ捕まらないから」「高くつくから」「捕まっても罰金払えばいいんでしょ?」とかいう甘い考えで車を運転して帰っていく輩が多いので、飲酒運転は一向に減らないとも考えられます。
取り締まりを厳しくする事も、飲酒運転を厳罰化することも、飲酒運転が出来ない車を開発する事も大事だと思います。
ただ、どうしても解せないのが、車を使わずに飲みに行けるような街づくりを進めようではないか、という声がどこかから上がってきてもいいのに、そういう考え方が提示されているのは今のところ目にしていません。
まあおおっぴらに「飲んでも帰れるまちづくり」なんて書くと、青少年に悪影響があるとかないとか、そういう議論にすり替わってしまい、本質の議論が置いてきぼりになってします懸念は十分にあるので誰もそんな事言わないのでしょうけど、これからの持続可能なまちづくりという観点では、そんな視点もあっても良いのではないのかな、と思ったりもしました。
・・・といいますか、今までが甘すぎた、というべきですかね。
マスコミも、どうしてこんな事故が起きてからでないと大々的に取り上げないのでしょうか?
一度事故や事件が起きれば、「人の命がなくなってから始めて対策をするなんて遅きに逸する」と書いたり言ったりするくせに、こと飲酒運転に対しては、少し前に厳罰化されたときでも、報道の話題はもっぱら罰金が上がることに終始していて、飲酒運転の本当の危険性に迫っていたマスコミなんで、あったでしょうか・・・
もし厳罰化された時点で、飲酒運転の本当の危険性とかを報道していれば、今回のような事故は起こらなかったのかも知れません。
これだけインターネットが発展して、個人が情報を手に入れたり発信できるようになったとはいえ、まだマスコミの影響力というのは強いと思うだけに、もどかしい思いを感じます。
さて、「飲んだら乗るな」は至極当然のことなんですが、それでもなお飲酒運転が減らない原因の一つに、車社会化の過度の発展、というのもあるように思えます。
即ち、特に地方都市で多いパターンがが、「飲み屋が車でしか行けないところにしかない」→「じゃあ車で飲み屋に行こうかいなあ」というパターンです。
日常の移動手段をあまりにも車に頼るようになってしまい、街が車で移動する事を前提とした構造となった結果、商業施設が郊外に広がりすぎた結果、歩いたりバスを使ったりという、飲酒運転をせずに飲みに行ける場所には飲み屋が無くなってしまっている、というものです。
このように書くと、代行運転などがあるのではないか、という反論も考えられます。しかし、そもそも車で飲み屋に来ている時点で、全員が全員、飲んだ後の事を賢明に考えているとは言い難く、いくらこういうサービスがあろうとも、「近いから」「どうせ捕まらないから」「高くつくから」「捕まっても罰金払えばいいんでしょ?」とかいう甘い考えで車を運転して帰っていく輩が多いので、飲酒運転は一向に減らないとも考えられます。
取り締まりを厳しくする事も、飲酒運転を厳罰化することも、飲酒運転が出来ない車を開発する事も大事だと思います。
ただ、どうしても解せないのが、車を使わずに飲みに行けるような街づくりを進めようではないか、という声がどこかから上がってきてもいいのに、そういう考え方が提示されているのは今のところ目にしていません。
まあおおっぴらに「飲んでも帰れるまちづくり」なんて書くと、青少年に悪影響があるとかないとか、そういう議論にすり替わってしまい、本質の議論が置いてきぼりになってします懸念は十分にあるので誰もそんな事言わないのでしょうけど、これからの持続可能なまちづくりという観点では、そんな視点もあっても良いのではないのかな、と思ったりもしました。
>車を使わずに飲みに行けるような街
大変重要な視点だと思います。地方なんかでは車で来ることを前提にした立地の店も多いですからね。
また、酒が手に入りやすいのも日本の特徴です、自販機・コンビニ・・・。街中に酒類があふれているのも問題なんでしょうか。