今年の4月より、南海電鉄より引き継いで運行しているわかやま電鉄貴志川線が、10月21日にダイヤ改正を行うとのことです。

和歌山電鉄貴志川線10月21日ダイヤ改正実施(両備グループプレスリリース)

改正の主な内容は次の通り。
●平日の夕方時間帯、休日の朝及び夕方時間帯に増発を実施。
●最終列車の時刻繰り下げ、及び運転区間延長(伊太祁曽行きから貴志行きに変更)
●要望の多かったJR阪和線との接続改善。そのため、全列車にわたるダイヤの改正となる。

増発される列車は、本数の増減表から判断するに、和歌山〜伊太祁曽の区間列車であると推測されます。もともと朝夕ラッシュ時にも伊太祁曽止まりの列車は設定されていましたが、その時間帯を拡大しようとするものと思われます。
また、全列車のダイヤを改正し、JR阪和線との接続改善を図る、とあることから、現在のダイヤのパターンが大幅に変更になると思われます。

こうしてみると、今回の改正は、いわゆる「白紙改正」とでも表現してもよさそうな規模の改正になるかも知れません。詳細な時刻表が出てくるのを楽しみにしたいと思います。

開業から半年、いちご電車を走らせ始めたり、今回のダイヤ改正を発表したりと、厳しい経営環境の中、利用者を確保しようという姿勢を打ち出しているわかやま電鉄に対し、沿線住民はどのような態度を取っていくのか。
貴志川線が残ったからといって、沿線住民はそれで良しとせず、積極的に利用する事によって走らせ続けなければならないのではないでしょうか?まさに今、貴志川線存続を望んだ沿線地域住民の姿勢が試される時だと思います。