平成17年3月末に廃止となったのと鉄道能登線のレールが撤去されるというニュースを目にしました。
旧能登線、姿消す のと鉄道 きょうからレール、枕木撤去 費用と売却益を相殺(北國新聞)
「あれ、まだ撤去してなかったん?」というのが正直な感想です。
あれだけ何とかして廃止にしようと持ち込んだ割には、廃止した後の財産処分があまり進んでいなかったようです。
地元の団体や東京の旅行代理店が経営を引き継ぐという話もありましたが、これものと鉄道の取締役会は蹴っていたようですから、もっと早く撤去していれば、レール等の売却益ももう少し高く設定して、撤去費用の縮減にもなったかもしれません。
もっとも、のと鉄道能登線が廃止になったのは、列車本数の大幅削減という自分の首を絞めるような経営策を取ったのと鉄道経営陣と、そういう危機的状況でありながら積極的に利用促進を図らなかった地元市町村(住民含む)に原因があります。珠洲市長の「何ともさみしい思いがする」という言葉がありますが、そんな言葉を吐く前に、寂しい思いをせずして済ます方法はあったはずですが、市長は真剣に考えていたのでしょうか?
あくまでも「外野」の人間にはそう思えて仕方ありません。
旧能登線、姿消す のと鉄道 きょうからレール、枕木撤去 費用と売却益を相殺(北國新聞)
「あれ、まだ撤去してなかったん?」というのが正直な感想です。
あれだけ何とかして廃止にしようと持ち込んだ割には、廃止した後の財産処分があまり進んでいなかったようです。
地元の団体や東京の旅行代理店が経営を引き継ぐという話もありましたが、これものと鉄道の取締役会は蹴っていたようですから、もっと早く撤去していれば、レール等の売却益ももう少し高く設定して、撤去費用の縮減にもなったかもしれません。
もっとも、のと鉄道能登線が廃止になったのは、列車本数の大幅削減という自分の首を絞めるような経営策を取ったのと鉄道経営陣と、そういう危機的状況でありながら積極的に利用促進を図らなかった地元市町村(住民含む)に原因があります。珠洲市長の「何ともさみしい思いがする」という言葉がありますが、そんな言葉を吐く前に、寂しい思いをせずして済ます方法はあったはずですが、市長は真剣に考えていたのでしょうか?
あくまでも「外野」の人間にはそう思えて仕方ありません。