2011年(平成23年)に全面開業する九州新幹線と、山陽新幹線との直通乗り入れが、JR西日本・九州・東海の三社で大筋合意に達したとの事です。
JR新大阪−鹿児島直通運転へ 九州新幹線全線開業に (infoseekニュース)
九州新幹線 鹿児島−新大阪、直通へ(南日本新聞)
私としては、直通は当然のこと、と思っていたのですが、実はそうではなかったようです。山陽と九州とでは勾配条件や信号のシステム等が違っていたり、直通運転を行ってもどれだけ需要があるか、という問題もあったりと、一筋縄には行かなかったようです。
それでも直通運転が決まった事は素直に嬉しいと思います。
新大阪から鹿児島中央まで4時間程度と、航空機からのシフトは十分可能な範囲であると思います。
また、鹿児島空港が鹿児島の市内から1時間程度離れていて、市内に直接乗り入れる新幹線にとっても有利な条件である事も見逃す事はできません。
これまで新幹線は航空から乗客を奪われるパターンが多く、どうしても守りに入ってしまうことが多かったのですが、今回の九州新幹線の直通は逆に航空の市場に新幹線が切り込んでいく事になります。
ちなみに現在、大阪(関西・神戸・伊丹)〜熊本の航空は9往復、大阪〜鹿児島に至っては17往復。旅客流動そのものはそこそこ存在すると思いますが、そのうちどれだけが新幹線にシフトしていくか、JR側の施策を期待したいと思います。
また、「攻め」の新幹線に対し、航空側がどんな戦略で利用者を繋ぎ止めるか、というのもみておきたいと思います。
既存の700系を元に「サルーンシート」などで快適性をワンランクアップさせた「ひかりレールスター」を運行するJR西日本と、国鉄時代からの伝統のある名称の「つばめ」の名に恥じない豪華グリーン車やビュッフェを連結した787系と、そのエッセンスを引き継いだ800系を運行するJR九州。
この両社が協同で、どういう車両を登場させてくるのかも楽しみです。
私の勝手な妄想(?)でいえば、指定席2+2の座席、グリーン車は個室付き、ビュッフェ連結といったこれまでの「ひかりレールスター」「つばめ」の良い事取りしたようなものになったらいいなあ、なんて思います。
ただ九州新幹線のホームが8両対応とのことなので、座席供給量の関係上ビュッフェ連結は難しいかもしれません。
そもそも、直通する列車名も決まっていないのですが、これも何になるのか楽しみ。
現在の九州新幹線の名称である「つばめ」を引き継ぐのか、それとも「ひかり」を延長運転するのか。はたまた全く別の名称になるのか。
別の名称なら、例えば今はなき寝台特急の名称を復活させる、なんてことも十分あり得る話ですね。
こういうことも含めてこれから5年間の楽しみにしたいと思います。
ちなみに上記のリンク先のうち、南日本新聞の記事内、鹿児島の地元での要望では東京への乗り入れを要望していたようですが、これはさすがに私も無理だなとは思います。
確かに鹿児島〜東京の航空便は13往復あるので需要はないとはいえないものの、鹿児島中央〜東京を新幹線で乗り通すと6時間半〜7時間。さすがにこれでは航空からのシフトも考えられないし、そもそも新大阪以東を16両編成に統一したいJR東海が乗り入れを許すわけがないでしょうしね・・・
JR新大阪−鹿児島直通運転へ 九州新幹線全線開業に (infoseekニュース)
九州新幹線 鹿児島−新大阪、直通へ(南日本新聞)
私としては、直通は当然のこと、と思っていたのですが、実はそうではなかったようです。山陽と九州とでは勾配条件や信号のシステム等が違っていたり、直通運転を行ってもどれだけ需要があるか、という問題もあったりと、一筋縄には行かなかったようです。
それでも直通運転が決まった事は素直に嬉しいと思います。
新大阪から鹿児島中央まで4時間程度と、航空機からのシフトは十分可能な範囲であると思います。
また、鹿児島空港が鹿児島の市内から1時間程度離れていて、市内に直接乗り入れる新幹線にとっても有利な条件である事も見逃す事はできません。
これまで新幹線は航空から乗客を奪われるパターンが多く、どうしても守りに入ってしまうことが多かったのですが、今回の九州新幹線の直通は逆に航空の市場に新幹線が切り込んでいく事になります。
ちなみに現在、大阪(関西・神戸・伊丹)〜熊本の航空は9往復、大阪〜鹿児島に至っては17往復。旅客流動そのものはそこそこ存在すると思いますが、そのうちどれだけが新幹線にシフトしていくか、JR側の施策を期待したいと思います。
また、「攻め」の新幹線に対し、航空側がどんな戦略で利用者を繋ぎ止めるか、というのもみておきたいと思います。
既存の700系を元に「サルーンシート」などで快適性をワンランクアップさせた「ひかりレールスター」を運行するJR西日本と、国鉄時代からの伝統のある名称の「つばめ」の名に恥じない豪華グリーン車やビュッフェを連結した787系と、そのエッセンスを引き継いだ800系を運行するJR九州。
この両社が協同で、どういう車両を登場させてくるのかも楽しみです。
私の勝手な妄想(?)でいえば、指定席2+2の座席、グリーン車は個室付き、ビュッフェ連結といったこれまでの「ひかりレールスター」「つばめ」の良い事取りしたようなものになったらいいなあ、なんて思います。
ただ九州新幹線のホームが8両対応とのことなので、座席供給量の関係上ビュッフェ連結は難しいかもしれません。
そもそも、直通する列車名も決まっていないのですが、これも何になるのか楽しみ。
現在の九州新幹線の名称である「つばめ」を引き継ぐのか、それとも「ひかり」を延長運転するのか。はたまた全く別の名称になるのか。
別の名称なら、例えば今はなき寝台特急の名称を復活させる、なんてことも十分あり得る話ですね。
こういうことも含めてこれから5年間の楽しみにしたいと思います。
ちなみに上記のリンク先のうち、南日本新聞の記事内、鹿児島の地元での要望では東京への乗り入れを要望していたようですが、これはさすがに私も無理だなとは思います。
確かに鹿児島〜東京の航空便は13往復あるので需要はないとはいえないものの、鹿児島中央〜東京を新幹線で乗り通すと6時間半〜7時間。さすがにこれでは航空からのシフトも考えられないし、そもそも新大阪以東を16両編成に統一したいJR東海が乗り入れを許すわけがないでしょうしね・・・
* それでも直通運転が決まった事は素直に嬉しいと思います。
いろいろ問題があったようですが、直通が決まったことはいい話ですね。
* この両社が協同で、どういう車両を登場させてくるのかも楽しみです。
両社ともいい車両をもっていますから、皆を「あっ」と言わせるような車両を作ってもらいたいですね。