洲本パールライン 淡路-関空航路廃止へ(神戸新聞Webページ)

海上空港である関空からは、かつて徳島・津名・神戸の3航路が就航していました。
しかし、徳島はずいぶん前に廃止され、神戸は一時廃止になり、今年なって復活したものの、利用は好調とはいえず苦戦しているようです。(12月10日のエントリー参照)
今回、もう一つの津名航路を引き継いで洲本から関空を運行している「洲本パールライン」が廃止の見通しとなったようです。

淡路島から関空は、船で向かうのが最短距離でありながら、採算を確保出来るほどの利用者がつかず、原油高も加わって廃止となることになりました。
これで、明らかに海を渡った方が早い淡路島・徳島から関空への直通航路が廃止されることになりました。
淡路島・徳島いずれからも、航路廃止後は空港バスが運行しています。徳島発の便が淡路島内の停留所で客扱いをしていますので、一応代替手段はあるとはいえ、あまりにも遠回りになってしまいます。

もっとも、国内線がもっと関空発着となっていれば、もうちょっと状況が良くなっていたかも知れませんが、これは今のところどうしようにもなさそうです・・・将来状況が変わって国内線も増便されて航路が復活すればいいなとも思います。
逆に言えば、それくらいのことがなければ航路の復活もあり得なさそうに感じた、航路廃止のニュースでした。