島原鉄道の島原外港・加津佐間の廃止は先のエントリーで紹介しました。
廃止区間の大部分を占める南島原市では、廃止問題の対策本部を設置することも、上記のエントリーでは触れておきましたが、南島原市役所のホームページには、早速その対策本部のサイトが出来ていました。

南島原市島原鉄道廃止問題対策本部(南島原市役所ホームページ)

「出来た」とはいうものの、内容的には島鉄の廃止発表プレスリリースへのリンク・市長のコメント・対策本部の設置要綱があるだけで、対策本部自体の動きはまだ記載されてなさそうです。
その中で、設置要綱を読んでみると、例えば第4条の設置では次のような業務を対策本部は行うものと記載されています。

第4条 本部は、次の各号に掲げる業務を行う。
(1) 鉄道の存続に関すること
(2) 代替公共交通機関の確保に関すること
(3) その他鉄道廃止に係る諸問題に関すること

「鉄道の存続に関する事」がトップに来てはいるものの、最後に「鉄道廃止にかかる諸問題」となっていることから、意地でも鉄道を維持しよう、という意気込みがあるかというと、そうでもなく、かといって鉄道廃止を前提とした対策本部というわけでもなく、要は今後の住民・自治体・島鉄の話し合いの中、廃止でも存続でもどちらでもスタンスを取れるような対策本部という位置づけではないかと思います。

とはいえ、現実的には人口も減少し続けている沿線自治体に、路線を維持出来るだけの体力があるかというと、難しいと言わざるを得ません。
結果としてバス転換するにしても、沿線住民や観光客が不便を被らないような対策を講じて頂くことを願いたいものです。