私はてっきり、関空の二期工事は滑走路を増やして終わり、と思っていたのですが、どうもそれだけではなかったようです。読売新聞で、こんな記事がありましたのでご紹介します。

関空2期 見直し概要 国際貨物地区 2倍に(読売新聞Webサイト)

見直しの概要は以下の通りです。
・新旅客ターミナルのうち、南側先端部分は先延ばし。
・新旅客ターミナルの本館部分に、高速船発着場を設ける。
・上記の兼ね合いにより、北側の連絡誘導路を、船舶が通行出来るように橋梁に変更。
・二期島の国際貨物地区を、二期島の旅客地区を貨物地区に変更する事で面積を倍増。
・また、面積の拡大に併せて貨物船用岸壁の整備もしたいと計画。

この中で注目するべきは、やはり二つめの高速船発着場の設置でしょうか。
現在、関空から神戸空港への高速船が発着していますが、旅客ターミナルからバスに乗車した上での乗船が必要です。
この乗り換えの多さが、面倒なのと時間のロスとなり、高速船が利用されない理由の一つとして挙げられているのは確かですが、案外早い段階で関空側での解決がされそうです。
また、この新旅客ターミナルは、関西空港駅・エアロプラザをはさんで反対側に出来る予定のため、旅客ターミナルへの動線からはずれた場所に位置し、オープン当初から苦戦が続いているエアロプラザも、少しは活気づくのではないかと思います。

問題は、これだけの工事を施工する価値があるだけの発着回数や利用者数・貨物取扱量を達成出来るか、ということでしょうか。
成田と違いフルに24時間稼働する空港であるので、貨物の需要は十分取り込めそうですが、やはり旅客の需要がどれだけ取り込めるか。
それにはやはり、国際線だけでなく国内線の旅客も増やしていかなければならないと思います。
まあ、関空発着国内線の便数を増やそうとすると、いつもこのブログで私がぼやいている関西三空港の問題に帰着するので、今回はそれは本題ではないので止めておきますが・・・

それにしても、新旅客ターミナルが完成するまで、神戸空港への高速船の運航が続いていけるのか?それが実は不安だったりします・・・