近畿地方でスイッチバックが現存している和歌山線の北宇智駅。
その昔、蒸気機関車の時代には勾配の問題上、スイッチバックは必須であったようですが、電化され、重量の重たい貨物列車が廃止されて旅客列車だけとなっても、スイッチバックの配線自体は残ったままでした。
ところがこのスイッチバック、来月のダイヤ改正で廃止となる模様です。

和歌山線北宇智駅の駅構内改良に伴うバス代行(JR西日本プレスリリース)

プレスリリースには、配線変更の工事概要もPDFファイルで添付されています。
これによると、現在の駅ホームへの引き込み線上に新ホームが設置されることになりますが、この工事自体が実質24時間以内で完了するみたいですので、ホームの設置もそれ以内に完了できることのようです。
そんなに簡単にホームの設置はできるものかと、妙に感心してしまいました。

スイッチバックの体験は3月17日の22時頃まで。
一度体験してみたい、と言う方は、忘れずにお早めに訪問した方が良いかと思います。