最近地方鉄道のニュースは、廃止等、暗い話題が多い中、今日はちょっと明るい話題。

平成16年7月の豪雨で橋梁が流されたり等、大きな被害を被り、復旧工事中の越美北線が、今年の6月末で全線復旧できる見通しとなりました。

越美北線(九頭竜線)の開通時期について(JR西日本プレスリリース)

もともと本数の少なかった越美北線ですが、豪雨により致命的な被害を受けて、一時は廃止されるのでは?とかいう噂があったりなかったりしましたが、沿線自治体の協力もあり、復旧の見通しが立ちました。

この間には、同じような豪雨による被害を受けながら、その被害が甚大なために復旧費用をまかなえず廃止となった高千穂鉄道とは、明暗を分けた形となってしまいました。

地球温暖化の影響かどうかは分かりませんが、ここのところ豪雨等の異常気象が頻発している感があります。
幹線路線に比べて土木設備等が貧弱な感がある地方鉄道にとっては、異常気象による被害も大きなものになりがちです。
また、経営主体の体力差によって、めでたく復旧できるところと、そうではなく廃止となってしまうところも出てくるようになってしまいました。

環境に優しいはずの鉄道が、環境悪化が原因とも考えられる異常気象により廃止になるというのは、何だかおかしい話という気がしないでもないのですが、だからといって復旧費用をどのようにまかなうのか、というのもこれまた難しい話です。

こういうケースこそ、自治体の公共交通に対する重要性の認識や、支援の度合いが試される場面ではないかと思いますし、今後このようなケースも全く出てこないとも限りませんので、越美北線の復旧自体は嬉しいと思いつつ、今後の他の路線で同じようなことが起きるとどうなるのか、気になる話題ではありました。