「赤い電車」で関東地方の人にはお馴染み(なんでもそんな歌もあるようですね)の京急ですが、遂にステンレス車両を導入するとの事です。

新造車両を導入 〜当社初のステンレス製車両(新1000形6次車)〜(京浜急行プレスリリース)

ステンレス車を初導入/京急電鉄(鉄道ブログ : カナロコ -- 神奈川新聞社)

車両側面、及び車内の様子に、どこかで見た覚えがあるのも当然、神奈川新聞社のブログによると、JR東日本の車両と部品や基本設計を共通化しているとの事。
それでも前面は現行の1000系と同じく赤塗装の普通鋼製であるところ、京急のこだわりが感じられなくもないです。
(前面強度の向上、という目的もあるようですね。)

この発表は、なかなか衝撃的だったようで、色々なところで騒がれているようでが、関西地区の自分にとっては、「赤い電車」といえば、どういうわけかJR九州485系を真っ先に連想するので、さほど京急らしさが薄れたとかどうのこうの、という印象は沸きません。
むしろ自分にとって「京急らしさ」を感じるとすれば、関東地区の中では群を抜いての高速運転、というイメージを持っていたりするわけでして・・・

さて、独自色の強かった京急も、他社との共通化を図ろうとする関東民鉄に比べ、前にも書きましたが、関西民鉄の共通化はほとんど進んでいないのが現実。
そもそも共通化する必要があるくらいの両数を新規導入するほどの経営的余裕が関西民鉄にはないのかも知れません。
それはそれで、関西民鉄の魅力と言ってしまえばそれまででしょうが、例えば南海6000系や7000系というような比較的古い車両の取り替え時期が迫りつつある昨今、ちょっと気になることでもあります。

・・・あれれ、京急の話題から最後は関西民鉄の話題になってしまいました。