両備グループのWebページに概要が掲載されているだけで、(こちら参照)わかやま電鉄のWebページ自体にはまだ掲載されていませんが、産経新聞のWebにこんな記事が掲載されていました。

和歌山電鉄の新車両「おもちゃ電車」 7月デビュー(産経新聞Webページ)

記事によると、車両のデザインは、「いちご」と同様水戸岡氏のデザインで、その改装費(約2千万円)は、和歌山県海南市のインターネットおもちゃ販売を行う「TJホールディングカンパニー」が負担するとの事。
車内ではTJ社が製作するおもちゃを購入する事が出来るとの事。

「いちご」の次は「おもちゃ」と来ましたか・・・楽しい車両が続いて出てくるニュースを見るにつけて、つくづく貴志川線の運営を岡電が引き継いで良かったと思いました。

また、地元の企業がスポンサーとなって改装費を負担する事も、あまり例のない試みというのも興味があります。
もともとめぼしい産業がなく、経済の活性化が急務の和歌山ですが、こういう形で地元の企業同士がタッグを組むことで地域の内外からヒトやカネを呼び、結果として経済の活性化に寄与することで、ひいてはわかやま電鉄の活性化にもつながって欲しいなとも思います。

「おもちゃ電車」の登場は今年の7月22日。丁度夏休みのスタートの時期でもありますので、お子様がおられる家族の方は、夏の家族旅行の行き先の一つとして考えるのも良いのではないのでしょうか。