JRグループの急行列車というのは、もう既に数えるほどしか残っていませんが、その数少ない急行列車の一つ、広島〜三次(一部三次から普通列車で備後落合行き)の急行みよしが快速列車となる事がプレスリリースされました。

平成19年夏のダイヤ改正(広島・山口エリア)(JR西日本プレスリリース)

「みよし」は、数少ないJRの急行でも、国鉄時代の急行型車両を使用した唯一の列車ではないかと思いますが、そういう列車が消えていくことに一抹の寂しさを感じる事は事実ですが、逆に芸備線広島口のダイヤが今回の改正でかなり分かりやすいダイヤ(広島口は9時台から22時台まで、完全に20分間隔で運転)となっている事から、これはこれで評価したいなとも思います。

この急行「みよし」ですが、私は「みよし」に統合前の「ちどり」に広島〜備後落合間に乗車した事があります。
何せ15年以上前の話ですので、三次以北も急行運転だったり、備後落合駅が有人駅だったりと、今とはだいぶ違う状況でしたが、三次までは比較的混雑していたものの、三次でかなりまとまって下車してしまいました。
三次を境に利用状況が大いに変わるというのは、現在でもあまり変わらないのかな、とも思います。

キハ58系列の列車自体も、全国的に数が減っているので、一度乗って見ておきたい方は、早めに行かれた方がいいのかな、とも思いました。