記事自体はリムジンバスの話題ですが。
三宮―関空のリムジンバス、往復最大44%値下げ(日経新聞Webページ)
記事の骨子は、三宮・関空間のリムジンバスで、期間限定ではあるものの、往復運賃を現在の31%〜44%の値下げを行うというもの。
関空・三宮線は、関空リムジンバスの路線の中でもかなりの本数が運行されていて、利用客も多いという印象を持っていたので、どうして今頃割引攻勢をかけるの?と思っていたら、その理由も上記記事で触れられていました。
その理由は、神戸空港・関西空港間を運行する「神戸・関空ベイシャトル」の利用客が大幅に増加しており、利用客の流出を食い止める策の一つとして、ベイシャトルを意識した割引運賃を設定したというもの。
「神戸・関空ベイシャトル」に関しては、昨年末に一度乗船しました。その後の報道でも利用客が少なく、当該運行会社に融資している神戸市の姿勢も問われた事もありました。
その後、ばったり報道が無かったので、あれからどうなったのかな、と少し気にしていたところに、今回の記事。
乗客数は、今年初めに比べて倍増、一日当たり855人だそうです。
まだまだ目標ラインは遠いとはいえ、この半年で倍増したことについては、素直に努力を認めるべきかも知れません。
とはいえ、リムジンバスの対抗策も出てくる事から、ベイシャトルにとってもまだまだいばらの道は続くわけですので、利用客を確保するべく頑張って欲しいと思います。
ところで、この記事、神戸新聞でも見つけましたが、こちらはベイシャトルに対してここまで冷たく扱えるのか、不思議なくらいのトーンでした。
関空ー三宮バス値下げ 海上ルートに対抗(神戸新聞Webページ)
安定経営へ描けぬ展望 神戸―関空ベイ・シャトル就航1年(神戸新聞Webページ)
バス値下げの記事では、ベイシャトルの増加については触れられず、特集記事では、もっぱらベイシャトルの利用低迷に終始していて、最近の利用率の向上についてはお情け程度にしか触れられていません。
その間の、駐車場の無料化等、各種割引運賃の設定等の営業努力もあって利用率が改善していることは華麗にスルーしていますが、そんな視野の狭い記事のまとめ方でいいんかいな?と疑問に思ってしまいました。
とはいえ、ベイシャトルが安定経営するためには、伊丹発着の国内線を主に神戸にシフトさせ、関空発着国際線への乗り継ぎ手段としてベイシャトルが利用できるようにならないと難しいと思います。
となると、やっぱり伊丹の廃止や機能縮小しかないのかな、と結局先日のラピート関連記事と同じ結論になってしまう、本日のお題でした。
三宮―関空のリムジンバス、往復最大44%値下げ(日経新聞Webページ)
記事の骨子は、三宮・関空間のリムジンバスで、期間限定ではあるものの、往復運賃を現在の31%〜44%の値下げを行うというもの。
関空・三宮線は、関空リムジンバスの路線の中でもかなりの本数が運行されていて、利用客も多いという印象を持っていたので、どうして今頃割引攻勢をかけるの?と思っていたら、その理由も上記記事で触れられていました。
その理由は、神戸空港・関西空港間を運行する「神戸・関空ベイシャトル」の利用客が大幅に増加しており、利用客の流出を食い止める策の一つとして、ベイシャトルを意識した割引運賃を設定したというもの。
「神戸・関空ベイシャトル」に関しては、昨年末に一度乗船しました。その後の報道でも利用客が少なく、当該運行会社に融資している神戸市の姿勢も問われた事もありました。
その後、ばったり報道が無かったので、あれからどうなったのかな、と少し気にしていたところに、今回の記事。
乗客数は、今年初めに比べて倍増、一日当たり855人だそうです。
まだまだ目標ラインは遠いとはいえ、この半年で倍増したことについては、素直に努力を認めるべきかも知れません。
とはいえ、リムジンバスの対抗策も出てくる事から、ベイシャトルにとってもまだまだいばらの道は続くわけですので、利用客を確保するべく頑張って欲しいと思います。
ところで、この記事、神戸新聞でも見つけましたが、こちらはベイシャトルに対してここまで冷たく扱えるのか、不思議なくらいのトーンでした。
関空ー三宮バス値下げ 海上ルートに対抗(神戸新聞Webページ)
安定経営へ描けぬ展望 神戸―関空ベイ・シャトル就航1年(神戸新聞Webページ)
バス値下げの記事では、ベイシャトルの増加については触れられず、特集記事では、もっぱらベイシャトルの利用低迷に終始していて、最近の利用率の向上についてはお情け程度にしか触れられていません。
その間の、駐車場の無料化等、各種割引運賃の設定等の営業努力もあって利用率が改善していることは華麗にスルーしていますが、そんな視野の狭い記事のまとめ方でいいんかいな?と疑問に思ってしまいました。
とはいえ、ベイシャトルが安定経営するためには、伊丹発着の国内線を主に神戸にシフトさせ、関空発着国際線への乗り継ぎ手段としてベイシャトルが利用できるようにならないと難しいと思います。
となると、やっぱり伊丹の廃止や機能縮小しかないのかな、と結局先日のラピート関連記事と同じ結論になってしまう、本日のお題でした。