「チケットレスサービス」と言えば、予約をしてクレジットカード決済しておけば、当日チケットを空港で引き替え出来るサービスだと解釈していましたが、どうやらその引き替えるチケットさえも無くなりそうなニュースがこちら。

ANA、年内に紙の航空券を廃止、FeliCa&QRコードに全面移行
9月より松山空港のご搭乗方法が変わります (ANAからのお知らせ)

これまでANAでは「SKIP」というサービス名で、空港でのチェックイン・航空券への引き替えが不要のサービスを実施していましたが、上記ITmediaの記事によると、1〜2割の利用率だという事で、メンテナンスコストの削減やチェックイン手続きの簡素化等による定時発着率の向上を目的として、この度、紙の航空券の全廃を決めた模様です。

今後、ANAマイレージ会員の人は、ANAマイレージクラブ会員カード、またはAMCアプリの入っている携帯電話をかざす事で、非会員の人は、予約の際にPCからプリントアウトした2次元バーコードや、「航空券ご利用案内書」というものに付いてくる2次元バーコードをかざして搭乗する事になります。

それにしても、思い切った事をやるな、と思ったのが第一印象。SKIPサービス自体がJALの同様なサービスよりも後発だっただけに、余計にそういう印象が強いのでしょう。

また、この改定により、航空券の半券というものが無くなる事になりますが、搭乗の記念and記録として半券をちまちま集めるという楽しみも、ANAに関しては来年からは出来なくなるのが、寂しいと言えば寂しいと言えるでしょうが・・・

とはいえ、自分自身はSKIPサービスは未体験の為、今度飛行機に乗るときに体験出来ればな、とは思っています。