毎年お盆の時期になると、南海高野線では高野山方面への臨時列車が設定されます。
私が学生の頃には、21000系ズームカーを使用した難波・極楽橋間の自由席特急等が設定され、普段は特急料金が必要である高野線の特急に料金なしで乗車出来る機会ということもあり、タイミングが合えば敢えて狙って乗車した事もあります。

時代は流れ、高野線の運転系統が基本的で橋本で分割された現在でも、お盆の高野山方面への臨時列車は設定されています。今年の臨時列車に関する発表は次の通りです。

お盆期間中の高野山への臨時列車の運転について(南海電鉄プレスリリース)

このプレスリリースを読んで始めて知った事は、「臨時」という種別が存在する事。
プレスリリースを注意深く読んでも、「特急」でも「急行」でもなく、あくまでも「臨時」という種別のようです。
停車駅は橋本〜高野下間の各駅と極楽橋。通常ダイヤの高野下行き普通を極楽橋までノンストップで延長したものですが、この停車駅に相当する通常ダイヤの種別が存在せず、苦肉の策として「臨時」となったのでしょうか・・・

ともあれ、どんな種別幕が出てくるのか?ちゃんと「臨時」という幕が用意されているのでしょうか?
用意されているのなら、それはそれで貴重なシーンとなるでしょうから、ちょっと記録に残してみたいという気がしないでもありません。

「臨時」が運転されるのは、平日ダイヤと言う事ですから、暦通りなら8月13日〜15日が該当します。果たしてこの通りなのかどうかというのも分からないので、駅での案内等に注意しておく必要があると思います。

ともあれ、聞いた事のない種別を目にして驚いた、本日のネタでした。