奈良県橿原市にある橿原神宮。

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橿原神宮 本殿

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橿原神宮の巨大な絵馬はこの神社の名物で、毎年の干支が描かれた絵馬の前では記念撮影の人の列が絶えませんでした。

初詣の時期には、特に多数の参拝客でにぎわう神社であります。
歴史をひもとくと、神武天皇を祀るための畝傍橿原宮のあったこの地に明治時代に創建された神社だそうです。

今日は、橿原市内の親類宅に行ったのですが、ちょっと時間があったので、初詣がてら、橿原神宮前駅の観察もしてきました。

橿原神宮前駅は、大和西大寺・大和八木から来る橿原線の終点である一方、南大阪線・吉野線の主要駅でもあります。
また、京都線と南大阪線・吉野線とは、別々の会社の路線として建設された経緯もあり、京都線が標準軌、南大阪・吉野線が狭軌とレールの幅が違います。
そのため、近鉄な駅の中でも、特に興味深い構内となっています。

まず、橿原線の普通電車に乗車して到着。満員の初詣客に混じって下車します。

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橿原神宮前駅(橿原線)駅名板

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橿原線ホームにて、西大寺行き普通と京都行き特急の並び。

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京都行き特急(ビスタEX)

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上記の京都行き特急ビスタEXを南側の構内踏切より撮影

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橿原線ホーム構内踏切より南に向いて撮影。
右側が橿原線(標準軌)の車両で、左側が南大阪・吉野線(狭軌)の車両。
軌間の違う車両同士が並んでいる光景が、普通に見られるのもこの駅の特徴。

橿原線のホームを眺めているだけでも色々なシーンが目に映ります。
その中でも、特にこの駅独特なものについてご紹介したいと思います。

上記のように、橿原線は標準軌に対し、南大阪・吉野線は狭軌である上に、南大阪・吉野線の車両の全般検査は大阪線の五位堂検修車庫で行うため、南大阪・吉野線の車両の台車を標準軌に履き替えるための装置がこの駅には設置されているとのことです。

その装置、らしきものがこちらだと思われます。
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外側が標準軌、内側が狭軌の計4本のレールが敷設された台車振り替え線。

続いて、混雑した駅構内を歩いて、南大阪・吉野線のホームに移動。
それにしても、日頃は静かで、広い構内を持て余し気味の駅構内ですが、こと初詣の時期に関しては、都会の通勤ラッシュ並の混雑で、広い構内が有効に活用されていました。

やっとのことで、南大阪・吉野線のホームに到着。
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丁度、阿部野橋行き準急が入線していました。
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しばらくすると、阿部野橋方面より、吉野行き特急が到着しました。
吉野線直通の最大両数である4両編成で到着。
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前2両が16400系ACE、後2両が16000系。こうして見ると16000系の屋根高さの低さがよく分かります。

阿部野橋方面のホームに目をやると、臨時急行列車が発車待ちをしていたので、そちらも記録してみようと思い、再び移動。

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阿部野橋行き臨時急行

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「開運号」という名称が付いているようで、ヘッドマークも用意されていました。

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先頭車の方向幕。「臨時急行 EXP.(EXTRA)」の方向幕がちゃんと用意されています。

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こちらは側面の方向幕。先頭車では「大阪阿部野橋」が、側面では単に「あべの橋」となっていました。

短い滞在時間ではありましたが、なかなか充実したひとときを過ごせたと思いました。

駅改札を出て駅前に出てみると、たくさんの初詣客と、それ相手の露天が所狭しと並んでいました。
ちょっと駅舎の全景を撮るのは難しいな、と思ったので、敢えてこの時期に来たので、露天が入った1ショットをご紹介して、橿原神宮前駅のご紹介を終わりたいと思います。
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