現在、上野駅が起終点となっている東北本線・高崎線・常磐線。
また、東京駅が起終点となっている東海道線。
上野・東京間が繋がっていない両線を繋げる事で、混雑緩和・利便性の向上を図る計画の工事に着手する事が、JR東日本より発表されました。

宇都宮・高崎・常磐線の東京駅乗り入れ工事の着手について(JR東日本プレスリリース)

計画自体は昔からあったようですが、ようやく工事着手となり、実現に向けて大きく進み出したと言えるでしょう。
この工事の完成により、宇都宮・高崎・常磐の各線が東海道線に乗り入れる事が出来るようになります。

一方、現在「湘南新宿ライン」の愛称で、宇都宮・高崎両線から東海道・横須賀両線への乗り入れが実施されていますので、開業のあかつきには、「新宿経由」と「東京経由」の両方の列車が走る事になり、うまい事使えば利便性が向上する反面、仕方がないとはいえ現在でも複雑な首都圏の鉄道ネットワークが更に複雑化してしまいます。

ここのところ、東西JRの施策をみていると、「直通」というのが一つのキーワードとなりつつあるのかな、と思います。
JR東日本では、今回の東北縦貫線だけでなく既に湘南新宿ラインでも直通運転が実施されています。
一方のJR西日本では、11年前に開業したJR東西線により、福知山・東海道線と片町線との直通運転が始まり、また今年春のダイヤ改正により阪和線と大阪環状線とを直通する「直通快速」「紀州路快速」がそれぞれ新設、あるいは増強されました。

ともかく、「線路はつづくよどこまでも」を体で表した直通運転。乗客にとってもメリット大なだけに、今回の東北縦貫線も期待をして工事の進捗を見届けたいと思います。

ちなみに完成は約5年後の2013年度(平成25年度)の予定との事です。

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