主にクレジットカードを利用して航空会社のマイルを貯めて、貯めたマイルで無料航空券を手に入れる「陸マイラー」、そのうち、鉄道趣味を絡めてマイルを貯める・使うということを実践している「鉄マイラー」を意識してマイルを貯めている私にとっては、クレジットカードやポイントプログラムとの親和性が高い「電子マネー」「電子決済」の情報は、逐次チェックするべき情報の一つとなっています。
今日はそのうち、電子マネーの先駆けと言われてきたEdyに逆風が吹いているとの記事を見つけました。
電子マネーエディ“通貨危機”? 月決済件数3位後退(zakzak)
これまでは月決済件数1位を誇っていたのが、Suica(JR東日本)・nanaco(セブン&アイ)に抜かれて3位となっている上に、Edyを運営する「ビットワレット」の2008年3月期決算は売上高41億円に対して最終損益は68億円となり、7期連続の赤字でとなっています。
決済件数はともかく、財務体質がかなり悪いこととは気になりますし、Edyは、他の陣営と違って各企業の出資による独立した企業体が運営していることもあり、他の陣営のようにグループでの囲い込みによる利用者の確保という面ではいまいち弱い面が、露呈してきているのかな、とも思っています。
もっともEdyについては、コンビニでの収納代行の決済手段として使用されてきた面もあったりと、裏を付かれると、必ずしも利益を生むビジネスモデルとは言い難い面もありました。
その点ビットワレット社もテコ入れをしているようで、コンビニで収納代行が昨日6月末をもって全てのコンビニで終了しましたし、一部クレジットカードではEdyへのチャージについてはポイントの付与対象外としてきました。
その一方で、Edyスマイルクーポン・Edyハッピー優待といったような、おまけサービスも開始してきていることから、こういう施策が広がって、お得に感じれば利用者も増えるのかも知れません。
ただ、気になるのはこの業界の動きでして、例えばこれまでEdyをバックアップしてきたANAが、Suicaと提携したことや、Edyに資本参入しているNTTドコモが自社クレジットカードによる電子決済である「iD」を普及させていること、また、Edyの普及が比較的進んでいた名古屋圏では、トヨタファイナンスも推し進める「Quicpay」が拡大している等、どちらかと言えば、Edyから離れていく動きか見え隠れするので、先行きは決して明るいとは言えないような気もしますが、今後もこの業界の動向は目が離せないな、と思います。
他の鉄道関係ブログはこちらから。
今日はそのうち、電子マネーの先駆けと言われてきたEdyに逆風が吹いているとの記事を見つけました。
電子マネーエディ“通貨危機”? 月決済件数3位後退(zakzak)
これまでは月決済件数1位を誇っていたのが、Suica(JR東日本)・nanaco(セブン&アイ)に抜かれて3位となっている上に、Edyを運営する「ビットワレット」の2008年3月期決算は売上高41億円に対して最終損益は68億円となり、7期連続の赤字でとなっています。
決済件数はともかく、財務体質がかなり悪いこととは気になりますし、Edyは、他の陣営と違って各企業の出資による独立した企業体が運営していることもあり、他の陣営のようにグループでの囲い込みによる利用者の確保という面ではいまいち弱い面が、露呈してきているのかな、とも思っています。
もっともEdyについては、コンビニでの収納代行の決済手段として使用されてきた面もあったりと、裏を付かれると、必ずしも利益を生むビジネスモデルとは言い難い面もありました。
その点ビットワレット社もテコ入れをしているようで、コンビニで収納代行が昨日6月末をもって全てのコンビニで終了しましたし、一部クレジットカードではEdyへのチャージについてはポイントの付与対象外としてきました。
その一方で、Edyスマイルクーポン・Edyハッピー優待といったような、おまけサービスも開始してきていることから、こういう施策が広がって、お得に感じれば利用者も増えるのかも知れません。
ただ、気になるのはこの業界の動きでして、例えばこれまでEdyをバックアップしてきたANAが、Suicaと提携したことや、Edyに資本参入しているNTTドコモが自社クレジットカードによる電子決済である「iD」を普及させていること、また、Edyの普及が比較的進んでいた名古屋圏では、トヨタファイナンスも推し進める「Quicpay」が拡大している等、どちらかと言えば、Edyから離れていく動きか見え隠れするので、先行きは決して明るいとは言えないような気もしますが、今後もこの業界の動向は目が離せないな、と思います。
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