私が思うに、「気持ちよく対価を支払うことができる」ものが、良い製品やサービスであるという風に思っています。
対価が、単に高い・安いだけでなく、それだけの対価を支払って、どれだけ満足いくものが得られるか?という点が大事だと思っています。
そういう意味で、何だか聞き捨てならないような台詞が聞こえてきたので、ご紹介します。
打倒!"ソフトバンク"iPhone−−ドコモ、auの戦略(2)(東洋経済Webページ)
いやまあ、何といいますか、もうauって、末期症状ですかね・・・
1曲あたりの値段が4倍なので、音楽の価値が4分の1、と言っていますが、果たして単純に考えてそうなのか、というと違うでしょう。
それは、1曲ダウンロードした場合に、作曲者・作詞者・演奏者等に、iTuneの4倍の印税が入って始めて、4倍の価値を認めている、と言えるのであって、単にエンドユーザーの支払う額だけで判断できないと思うのです。
エンドユーザーが4倍の額を支払っても、権利者団体が搾取した結果、作曲家等にはiTune以下のお金しか入らない、という可能性もあります。
その辺をはっきりしておかないままに、こういう発言をするのは、軽率の一言、と言えるでしょう。
もう一つ言えるのは、エンドユーザーの視点が完全に欠落していることでしょうか。
iTuneの4倍のお金を支払っているエンドユーザーに対し、例えばもっと改善できる点があるかとか、将来の値下げ等の構想があるとか、そういう夢を持たせるような発言があればまだしも、この発言を読む限りでは、エンドユーザーは完全に搾取される対象、と思われても仕方がないと思います。
事実、この発言に関してはネット上で批判の嵐のようでして、それも当然かな、と思いました。
この1シーンからでも分かるように、最近のauは、既存ユーザーをないがしろ、というか既存ユーザーを搾取の対象、または金のなる木としか思っていないのではないか、と疑問に思うわけです。
冒頭に記したような、良いサービスに必須の「気持ちよく対価を支払える」代物では無くなってしまった、と判断せざるを得ない状況になってきています。
6年以上使用し続けてきたauから、そろそろ脱出しようかな、という気持ちが更に確実な物となった、本日のニュースでした。
でも、だからといって、どの会社に乗り換えようか、という考えはまだ固まっているわけでもないので、ぼちぼち勉強していきたいと思っています。
鉄道旅行で出かけても不自由しないエリアの広さと強靱なインフラ、そして殿様商売からの脱却を図りつつあるドコモか。
同一キャリア間原則無料を柱に、加入者を増やしているソフトバンクか。
通話は殆どしないので、パケット通信では他者を凌駕する高速通信が可能なイーモバイルか。
はたまた、スマートフォンが充実しているウィルコムか。
自分の利用状況を顧みて、次なる乗り換え先を考えたいと思います。
対価が、単に高い・安いだけでなく、それだけの対価を支払って、どれだけ満足いくものが得られるか?という点が大事だと思っています。
そういう意味で、何だか聞き捨てならないような台詞が聞こえてきたので、ご紹介します。
打倒!"ソフトバンク"iPhone−−ドコモ、auの戦略(2)(東洋経済Webページ)
「LISMOにも優位性がある」 高橋 誠 KDDI取締役執行役員常務
auの音楽配信サービスであるLISMO対応端末は稼働数1854万台と、幅広いユーザーにお使いいただいている。アイフォーンだと楽曲のダウンロードは無線LAN経由だが、LISMOは3Gのネットワークを使う。場所を選ばずにダウンロードできるし、最新楽曲数で優位性がある。音楽業界はアップルが大好きだが、LISMOも応援してくれている。最近でもサザンオールスターズの歴代楽曲の「着うたフル」を展開しているが、ものすごい人気で、これまで触れたことがない人が来ている。LISMOの課金は1曲420円だが、iTunesでは99セント。音楽の価値が4分の1と評価されているわけだ。権利者の価値を大事にしたいという思いが強いところは、LISMOのビジネスモデルを高く評価してくれるはずだ。
いやまあ、何といいますか、もうauって、末期症状ですかね・・・
1曲あたりの値段が4倍なので、音楽の価値が4分の1、と言っていますが、果たして単純に考えてそうなのか、というと違うでしょう。
それは、1曲ダウンロードした場合に、作曲者・作詞者・演奏者等に、iTuneの4倍の印税が入って始めて、4倍の価値を認めている、と言えるのであって、単にエンドユーザーの支払う額だけで判断できないと思うのです。
エンドユーザーが4倍の額を支払っても、権利者団体が搾取した結果、作曲家等にはiTune以下のお金しか入らない、という可能性もあります。
その辺をはっきりしておかないままに、こういう発言をするのは、軽率の一言、と言えるでしょう。
もう一つ言えるのは、エンドユーザーの視点が完全に欠落していることでしょうか。
iTuneの4倍のお金を支払っているエンドユーザーに対し、例えばもっと改善できる点があるかとか、将来の値下げ等の構想があるとか、そういう夢を持たせるような発言があればまだしも、この発言を読む限りでは、エンドユーザーは完全に搾取される対象、と思われても仕方がないと思います。
事実、この発言に関してはネット上で批判の嵐のようでして、それも当然かな、と思いました。
この1シーンからでも分かるように、最近のauは、既存ユーザーをないがしろ、というか既存ユーザーを搾取の対象、または金のなる木としか思っていないのではないか、と疑問に思うわけです。
冒頭に記したような、良いサービスに必須の「気持ちよく対価を支払える」代物では無くなってしまった、と判断せざるを得ない状況になってきています。
6年以上使用し続けてきたauから、そろそろ脱出しようかな、という気持ちが更に確実な物となった、本日のニュースでした。
でも、だからといって、どの会社に乗り換えようか、という考えはまだ固まっているわけでもないので、ぼちぼち勉強していきたいと思っています。
鉄道旅行で出かけても不自由しないエリアの広さと強靱なインフラ、そして殿様商売からの脱却を図りつつあるドコモか。
同一キャリア間原則無料を柱に、加入者を増やしているソフトバンクか。
通話は殆どしないので、パケット通信では他者を凌駕する高速通信が可能なイーモバイルか。
はたまた、スマートフォンが充実しているウィルコムか。
自分の利用状況を顧みて、次なる乗り換え先を考えたいと思います。