いや、他にも取り上げたいニュースや旅行記はあるのですが、後回しにせざるを得ないくらい、盛り上がっているこのニュース。

先日のエントリーでもご紹介したとおり、「伊丹空港廃止も含めて3空港のあり方を検討」という橋下大阪府知事の発言。
予想通りと言いましょうか、伊丹空港周辺の自治体首長からは、反対と批判の発言のオンパレードであります。ちょっとご紹介。
橋下知事「伊丹空港廃止含め検討」 関空発着減便受け(gooニュース、元記事:朝日新聞)
周辺自治体「ふざけるな」 橋下知事の伊丹空港発言に(gooニュース、元記事:朝日新聞)
橋下大阪知事は「素人」=「伊丹廃止検討」発言を批判−冬柴国交相(時事ドットコム)

何だか、読んでて笑いをこらえるのに必至、と書けばちょっと不謹慎?かも知れませんが、伊丹空港の騒音問題を解決するために建設されたのが、関西空港建設の経緯であるからして、そのタイミングはともかく、伊丹空港はいずれ廃止されるべき空港であることは明らかなのであります。
そういう空港が残ってきたのがおかしい状態で、それを是正するという方向は間違っているわけでは決してないと思います。

ところで、これらの批判についての橋下府知事の反論についても少し載せておきたいと思います。
伊丹空港廃止論で橋下知事「残せば沈没しないのか」(読売新聞Webページ)
前国交相に反論 「玄人がやって今の政治の状況」(読売新聞Webページ)

特に兵庫県知事の「伊丹廃止すれば関西は沈没する」に対して「伊丹を残せば沈没しないのか」と反論するあたりは、ああなるほどな、とも思いました。
確かにそうなんですよね。伊丹をまるまる残したからと言って、必ずしも関西全体が救われるとは限らないわけです。
それをこの際よく考えてみよう、というのが恐らく橋下府知事の真意ではないか、と思うのです。

そう考えると、上記2番目の記事内での「新幹線との厳しい競争になっている中、大阪―東京の区間に限れば、伊丹は存続してほしい」というJALの社長の発言のように、案外このあたりが落としどころになったりするのでは、と思ったりもします。
勿論、個人的には伊丹空港がきれいさっぱり無くなってしまうことが当然と思っているのですが、伊丹空港廃止が無理ならこの程度の機能に縮小して運用する考え方もあるのかな、とも思います。

しかし、残れば残ったで、なし崩し的に東京便以外の便も復活して、結局今のようなグダグダな状態に戻ってしまうことも十分にあり得るので、やっぱり伊丹空港廃止は、前提に据えるべきかな、と思います。

まあ、伊丹空港の廃止と引き替えに、関西空港アクセスの改善策を示せれば、きっと現実に伊丹空港が廃止となっても、「遠くなった」という声は数年で消える、いや消してしまうくらいのアクセス改善を示して欲しいと思います。

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