JR西日本のICカード乗車券「ICOCA」。
JR西日本の近畿圏・岡山、広島エリアの他、PiTaPa・Suica・TOICA・PASPYの各交通エリアでも利用可能なICカード乗車券です。
またコンビニ等の決済で利用できる電子マネー機能もICOCAエリアの駅ナカのコンビニだけでなく、ファミリーマート、ミニストップでも利用できるようになっています。
電子マネー機能に関して言えば、Suica電子マネー取り扱い店舗でもICOCAは利用可能となっています。
このICOCAですが、電子マネー機能の決済件数がもうすぐ月間100万件に迫る勢いとなっている旨、産経新聞の記事が掲載されていました。
「ICOCA」で買い物 月間100万件の勢い JR西日本(産経新聞Webページ)
上記記事によれば、ICOCA電子マネー決済は5月で98万6000件。
ICOCAの発行枚数も469万枚となっています。(うち、SMART ICOCAは23万枚)
ICOCA電子マネーも、私自身は利用する回数が非常に増えてきました。
駅のコンビニ・売店はもとより、イオンモールやファミリーマートでも当たり前のように使っています。
先行して電子マネーを展開してきたはずのPiTaPaが、ここに来て加盟店の拡大の様子があまり感じられないのとは対照的に、ICOCA電子マネーの利用可能範囲は、着実に増えてきていると感じていますが、それは、コンビニやショッピングセンターといった、比較的「目立つ」店舗から利用できるようになっていることが、そう感じさせているのかも知れません。
記事の最後で、Suicaとの比較がされていました。
このように、ICOCAとSuicaを比較する記事をご紹介した場合にいつも指摘していますが、鉄道網の状況(首都圏は、JRと民鉄の競合が近畿ほどではない)や人口、また民鉄側との相互利用の内容(例えば連絡定期券の発行可否)といった、諸々の状況が大きく違う近畿圏と首都圏をベースとしているJR系のICカード乗車券同士を比較しても意味がないのでは、と思っています。
むしろ比較するなら、同じ近畿圏をベースとしている、PiTaPaの状況と比較をするべきでは、とは思います。
ところで、直近のPiTaPaの発行枚数・電子マネー利用可能店舗数をご存じの方、いらっしゃいますでしょうか・・・
(注)
上記産経の記事の間違いを発見しました。
5月からICOCAが使えるコンビニは、「ローソン」でなく「ファミリーマート」のはずです。(参考記事)
また、これは全くの間違いではありませんが、記事中ではスマートイコカがクレジットチャージ専用となっていますが、実際は現金チャージも可能です。
但し現金チャージは自動券売機・乗り越し精算機で可能です。
(チャージ機では原則クレジットチャージとなります)
<6月25日追記>
本日もう一度記事を確認しましたら、「ローソン」は「ファミリーマート」に修正されていました。誰かの指摘があったのかも知れませんね。
JR西日本の近畿圏・岡山、広島エリアの他、PiTaPa・Suica・TOICA・PASPYの各交通エリアでも利用可能なICカード乗車券です。
またコンビニ等の決済で利用できる電子マネー機能もICOCAエリアの駅ナカのコンビニだけでなく、ファミリーマート、ミニストップでも利用できるようになっています。
電子マネー機能に関して言えば、Suica電子マネー取り扱い店舗でもICOCAは利用可能となっています。
このICOCAですが、電子マネー機能の決済件数がもうすぐ月間100万件に迫る勢いとなっている旨、産経新聞の記事が掲載されていました。
「ICOCA」で買い物 月間100万件の勢い JR西日本(産経新聞Webページ)
上記記事によれば、ICOCA電子マネー決済は5月で98万6000件。
ICOCAの発行枚数も469万枚となっています。(うち、SMART ICOCAは23万枚)
ICOCA電子マネーも、私自身は利用する回数が非常に増えてきました。
駅のコンビニ・売店はもとより、イオンモールやファミリーマートでも当たり前のように使っています。
先行して電子マネーを展開してきたはずのPiTaPaが、ここに来て加盟店の拡大の様子があまり感じられないのとは対照的に、ICOCA電子マネーの利用可能範囲は、着実に増えてきていると感じていますが、それは、コンビニやショッピングセンターといった、比較的「目立つ」店舗から利用できるようになっていることが、そう感じさせているのかも知れません。
記事の最後で、Suicaとの比較がされていました。
ただ、JR東日本が先行導入したIC乗車券「Suica(スイカ)」は発行枚数が5月末で2623万枚、電子マネーとしての月間利用件数も約2580万件にのぼる。利用可能店舗数も、スイカと相互利用できる首都圏の私鉄のIC乗車券「PASMO」を含め5万4000店に達している。
このように、ICOCAとSuicaを比較する記事をご紹介した場合にいつも指摘していますが、鉄道網の状況(首都圏は、JRと民鉄の競合が近畿ほどではない)や人口、また民鉄側との相互利用の内容(例えば連絡定期券の発行可否)といった、諸々の状況が大きく違う近畿圏と首都圏をベースとしているJR系のICカード乗車券同士を比較しても意味がないのでは、と思っています。
むしろ比較するなら、同じ近畿圏をベースとしている、PiTaPaの状況と比較をするべきでは、とは思います。
ところで、直近のPiTaPaの発行枚数・電子マネー利用可能店舗数をご存じの方、いらっしゃいますでしょうか・・・
「ICOCA」で買い物 月間100万件の勢い JR西日本(産経新聞Webページ)
JR西日本のIC乗車券「ICOCA(イコカ)」で買い物をする電子マネーとしての普及が進み、今月の月間利用件数が100万件に達する勢いだ。利用可能な店舗が9000店近くに拡大し、利便性が向上していることが大きな理由とみられる。
同社によると、イコカの5月の電子マネーとしての利用は前年同月比37・3%増の98万6000件で過去最多に達した。新型インフルエンザの影響で本業の鉄道利用者が減少したのにかかわらず、電子マネーの利用は前月比でも3000件増えた。
普及の背景には、コンビニエンスストアを中心に利用できる店舗が増えていることがある。5月からはJR西日本沿線にあるローソン約520店で、6月22日からはデイリーヤマザキ約280店、25日からは飲食店の松屋52店でも順次利用できるようになる。管内の利用可能店舗は駅ナカも含め約8600店に達する。
また、初の試みとして、よみうりカントリークラブ(兵庫県西宮市)で25日から開かれるプロゴルフトーナメント「ミズノオープンよみうりクラシック」では入場料を決済できる。
イコカの発行枚数はクレジットカードチャージ専用の「スマートイコカ」(約23万枚)を含め5月末で469万枚と、前年同期比で96万枚増えている。
ただ、JR東日本が先行導入したIC乗車券「Suica(スイカ)」は発行枚数が5月末で2623万枚、電子マネーとしての月間利用件数も約2580万件にのぼる。利用可能店舗数も、スイカと相互利用できる首都圏の私鉄のIC乗車券「PASMO」を含め5万4000店に達している。
JR西日本では「まず、利用店舗を拡大して利便性を高めることで、着実に利用件数を増やしていきたい」としている。
6月24日 産経新聞Webページ
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090624/biz0906242044019-n1.htm
(注)
上記産経の記事の間違いを発見しました。
5月からICOCAが使えるコンビニは、「ローソン」でなく「ファミリーマート」のはずです。(参考記事)
また、これは全くの間違いではありませんが、記事中ではスマートイコカがクレジットチャージ専用となっていますが、実際は現金チャージも可能です。
但し現金チャージは自動券売機・乗り越し精算機で可能です。
(チャージ機では原則クレジットチャージとなります)
<6月25日追記>
本日もう一度記事を確認しましたら、「ローソン」は「ファミリーマート」に修正されていました。誰かの指摘があったのかも知れませんね。