JR西日本のICカード乗車券「ICOCA」の電子マネー機能ですが、徐々にではありますが、関西地区の街ナカでも増えてきつつあります。
そんな中、新たにICOCA電子マネーの話題を3つほど。

京セラドーム大阪ICOCAデー(JRおでかけネット)
8月7日から9日まで京セラドーム大阪で行われる「オリックス対ロッテ」で、ICOCA電子マネーで決済すると内野自由席の入場料金が半額となります。
オリックスバファローズは、前身をたどると近鉄バファローズにもなるのですが、今回はあくまでもICOCA利用者が半額になるとのことです。
試みとしては面白いと思いますが、これが楽天イーグルスだったら見に行っていたと思いますが・・・

ICOCAで丹波篠山に行こか!丹波篠山 電動レンタサイクルなど社会実験スタート!(JR西日本プレスリリース)
丹波篠山の電動レンタサイクル料金をICOCA電子マネーで決済すると、200円引きとなります。期間は8月15日〜12月6日までの間です。
盛夏の時期はともかく、秋の行楽シーズンには、地球や体に優しい電動レンタサイクルで丹波篠山を観光するのも良いのではないのでしょうか。
ちなみに、篠山エリアの神姫ゾーンバスも、ICOCAでの決済が可能となっています。

そして、最後にきた大ネタはこちら。
JR西日本エリア内の「ローソン」全店でICOCA電子マネーのサービス開始!(JR西日本プレスリリース)

JR西日本地区のローソン全店で、8月下旬以降からICOCA電子マネーの利用が可能となります。
対象店舗はJR西日本エリア「全店」ということですので、5月に利用が開始となったファミリーマートでは、ICOCAエリア沿線の店舗に限定されていましたが、ローソンの場合はJR西日本エリア内全店での利用が可能となります。
ですので、ICOCAの交通利用エリアが存在しない島根・鳥取・富山・石川といった各県のローソンや、ICOCA交通エリアからかなり離れているローソンでもICOCAでの決済が可能となります。
このローソンとファミマのエリアの違いは、ファミマがICOCA専用のカードリーダライターを設置してるのに対し、ローソンは複数の電子マネーに対応可能なマルチ端末を導入しているから、というのもあると思われます。

街ナカの展開も、コンビニ業界に関してはローソンでの利用開始により、ほぼカバーできたのかな、と思いますが、他の業界は意外と進んでいないのもありますので、より一層拡充されるとありがたいな、と思います。