私が今回初めて乗車した高野線2300系。
高野線2300系(高野下駅)
2300系サボ
車内は転換クロスシートの1+2列、大きな窓が特徴で、山線の観光利用に対応したアコモデーションとなっている印象です。
そう言えば、2300系が登場する8年ほど前まで高野線で活躍してたズームカー21001系の中には転換クロスシートを装備した編成が存在していましたが、それ以来の転換クロスの復活であります。
21001系は、シーズンにはなんば〜極楽橋の臨時特急として高野山への観光輸送を支えていましたが、2300系でも臨時特急の運転があれば嬉しいのですが、「こうや」のダイヤが充実してきた今日、臨時特急の運転される余地はかなり少なくなったのかな、という感じもします。
高野線2300系(高野下駅)
2300系サボ
車内は転換クロスシートの1+2列、大きな窓が特徴で、山線の観光利用に対応したアコモデーションとなっている印象です。
そう言えば、2300系が登場する8年ほど前まで高野線で活躍してたズームカー21001系の中には転換クロスシートを装備した編成が存在していましたが、それ以来の転換クロスの復活であります。
21001系は、シーズンにはなんば〜極楽橋の臨時特急として高野山への観光輸送を支えていましたが、2300系でも臨時特急の運転があれば嬉しいのですが、「こうや」のダイヤが充実してきた今日、臨時特急の運転される余地はかなり少なくなったのかな、という感じもします。
2300系には、各編成に花の名称が付けられています。
私が高野下から上古沢まで乗車した編成には「さくら」の愛称が付けられていました。
2300系の愛称と由来の花の絵。車両中央部に描かれています。
車両先頭部は赤一色で、これまでの南海の車両には無かったカラーリングで、正面だけ見るとかなりまぶしい印象です。
もっとも、赤色自体は、「こうや」「りんかん」の特急車両に施されている色でもあることから、2300系だけが特異、というわけではありません。
日頃は、2300系が2両編成で運転されている列車も、多客期には2000系2両を増結し、4両編成となることもあります。この場合は、車掌も乗務することになります。
続いて、2200系「天空」。
先のエントリーまでは、主に走行中の「天空」が主体でしたが、橋本駅で停車中の姿を見かけることができたので、撮影してみます。
2200系は、元々22001系という形式で、21001系の増結用として増備された車両で、その後2200系として更新改造されましたが、2000系の登場とその車両更新方針により、一部を除き高野線から各支線に移ることなりました。
支線から再び高野線へ戻ることとなった、今回の「天空」への改造は、いわば「お里帰り」ともいえるかも知れません。
車両の部分にズームしてみます。
「ズームカー」の表記にズームしてみました。(駄洒落になってしまいましたが・・・)
「ズームカー」の愛称を車両に記載しているところから、観光客だけでなく、我々のような鉄道ファンもターゲットとしているところが窺えます。
個人的には、南海高野線と相互直通している泉北高速鉄道沿線で育ったこともあり、ズームカーの愛称にはひときわ愛着を持ってきましたが、こういう形で表記されたことを非常に嬉しく感じます。
もしかしたら、私自身が「天空」の存在を嬉しく感じる一つの要因は、この「ズームカー」表記なのかも知れません。
「天空」サボとロゴ。
サボは、オリジナルのものとなっています。そう言えば、お連れの2000系のサボは「臨時」となっています。
ホームに停車していないのと、乗り換えの急行なんば行きの発車が迫っていたので、「天空」の観察はここまで。
これから先は、車内の様子も含めて、乗車時の楽しみにしたいと思います。
その乗車自体、避暑地として賑わう夏や、紅葉を楽しむ秋ではなく、あえて冬の寒い時期に乗車してみたいと思っています。
寒い時期にオープンデッキで寒風を感じるのも、他では味わえない、「天空」ならではの楽しみ方ではなかろうか、と思っています。
もっとも、真冬にオープンデッキが閉鎖されてしまう可能性もなきにしもあらず、でしょうが・・・
稚拙な撮影技術なため、あまりお見せできる写真ではありませんでしたが、まあこういう山線の楽しみ方もあるよ、というのを知って頂き、実際に足を運んで頂けると、当ブログでご紹介した甲斐もあったのかな、と思います。ひいては、高野線山線区間の利用促進や、いま和歌山県が観光地としてアピールしている「高野・熊野」への観光客の増加に寄与できれば、非常に嬉しいものを感じます。
そんな願いも込めて、一連の記事の終わりとさせて頂きます。
私が高野下から上古沢まで乗車した編成には「さくら」の愛称が付けられていました。
2300系の愛称と由来の花の絵。車両中央部に描かれています。
車両先頭部は赤一色で、これまでの南海の車両には無かったカラーリングで、正面だけ見るとかなりまぶしい印象です。
もっとも、赤色自体は、「こうや」「りんかん」の特急車両に施されている色でもあることから、2300系だけが特異、というわけではありません。
日頃は、2300系が2両編成で運転されている列車も、多客期には2000系2両を増結し、4両編成となることもあります。この場合は、車掌も乗務することになります。
続いて、2200系「天空」。
先のエントリーまでは、主に走行中の「天空」が主体でしたが、橋本駅で停車中の姿を見かけることができたので、撮影してみます。
2200系は、元々22001系という形式で、21001系の増結用として増備された車両で、その後2200系として更新改造されましたが、2000系の登場とその車両更新方針により、一部を除き高野線から各支線に移ることなりました。
支線から再び高野線へ戻ることとなった、今回の「天空」への改造は、いわば「お里帰り」ともいえるかも知れません。
車両の部分にズームしてみます。
「ズームカー」の表記にズームしてみました。(駄洒落になってしまいましたが・・・)
「ズームカー」の愛称を車両に記載しているところから、観光客だけでなく、我々のような鉄道ファンもターゲットとしているところが窺えます。
個人的には、南海高野線と相互直通している泉北高速鉄道沿線で育ったこともあり、ズームカーの愛称にはひときわ愛着を持ってきましたが、こういう形で表記されたことを非常に嬉しく感じます。
もしかしたら、私自身が「天空」の存在を嬉しく感じる一つの要因は、この「ズームカー」表記なのかも知れません。
「天空」サボとロゴ。
サボは、オリジナルのものとなっています。そう言えば、お連れの2000系のサボは「臨時」となっています。
ホームに停車していないのと、乗り換えの急行なんば行きの発車が迫っていたので、「天空」の観察はここまで。
これから先は、車内の様子も含めて、乗車時の楽しみにしたいと思います。
その乗車自体、避暑地として賑わう夏や、紅葉を楽しむ秋ではなく、あえて冬の寒い時期に乗車してみたいと思っています。
寒い時期にオープンデッキで寒風を感じるのも、他では味わえない、「天空」ならではの楽しみ方ではなかろうか、と思っています。
もっとも、真冬にオープンデッキが閉鎖されてしまう可能性もなきにしもあらず、でしょうが・・・
稚拙な撮影技術なため、あまりお見せできる写真ではありませんでしたが、まあこういう山線の楽しみ方もあるよ、というのを知って頂き、実際に足を運んで頂けると、当ブログでご紹介した甲斐もあったのかな、と思います。ひいては、高野線山線区間の利用促進や、いま和歌山県が観光地としてアピールしている「高野・熊野」への観光客の増加に寄与できれば、非常に嬉しいものを感じます。
そんな願いも込めて、一連の記事の終わりとさせて頂きます。