全日空の航空機の塗装は現在、白地に青色帯が垂直尾翼より斜めに入った塗装(以下、「トリトン塗装」と称します)となっていますが、「トリトン塗装」以前は、白地に水色帯が横にモヒカン状に入った、いわゆる「モヒカン塗装」でした。このモヒカン塗装が、昨今のリバイバル塗装ブームに触発されたのかも知れませんが、期間限定で復活する旨、全日空より発表がありました。

復刻!ANAモヒカンジェットが12月1日に就航(全日空Webページ)
誕生40周年記念「ANAモヒカンジェット」が20年ぶりに復活します!(全日空プレスリリース)

モヒカン塗装に復活するのは、ボーイング767型の1機ですが、先に記したとおり、ボーイング767型は、導入当初からトリトン塗装が施されているので、モヒカン塗装となるのは、同機種の導入以降始めてとなりました。
塗装イメージ図を全日空のWebサイトで見てみましたが、モヒカン塗装でも全く違和感を感じず、トリトン塗装とはまた違う魅力を感じるのは、私だけでしょうか。
運行スケジュールは羽田〜宮崎・鹿児島線では確定していますが、それ以外は未定となっています。
運行期間は平成21年12月1日より平成25年までの予定となっていますので、いずれ関西地区の空港にも飛来する機会はあるかも知れません。

私が小学生の頃によく目にしたモヒカン塗装、そして祖父母宅へ帰省する際に必ずと言っていいほど搭乗したモヒカン塗装のANA機ですが、もう一度この目で見てみたいものです。
また、幼少の頃のようにモヒカン塗装のANA機に搭乗することができれば、さらに嬉しいことに思えます。4年間の運行なので、運が良ければ搭乗する機会に恵まれればいいな、と思ったニュースでした。