堺市LRT計画については、新市長当選・計画中止の経緯はこのブログでも述べてきたところですが、今回の堺市議会では計画中止にともない、当初予算にて計上されていたLRT計画実施関連の予算を減額する補正予算案が提出されていました。

「補正予算」というと、先般のエコポイント・景気対策関連予算でもイメージされるように、年度はじめの予算に対して追加計上する予算というイメージが大きいとは思いますが、逆に今回のように、年度途中で方針見直しによって執行しなくなった予算を減額することも、補正予算ではままあり得ることです。

ところでこのLRT関連減額の補正予算案が市議会の建設委員会で否決された旨、ニュースとして掲載されていました。

LRT中止 堺市議会委が予算否決(読売新聞Webページ)

市長はLRT中止を一つのマニフェストとして掲げて当選しましたが、市議会の方はLRT中止ということではなく、他に活性化の方策が具体的に見えてこないのにLRT計画を中止して予算を減額することはできない、という意向でしょうか。

これを受けて、市議会の4会派は、LRT中止に伴う減額を取りやめる補正予算案の修正案を本会議に提出するとのニュースも掲載されていました。
堺市長“公約”LRT中止、議会4会派は認めず整備費予算提出へ(MSN産経ニュース)

「民意」という点で言えば、市長も市議会議員も選挙で選ばれているだけに、これだけ見てもどっちが民意なのか捉えづらい問題とも言えます。
(勿論ここでは、市長と市議会の定員や選挙時期の違いといった点は考慮に入れず、ただ単に代表を選ぶ間接民主主義が民意を反映しているはずだ、という点から述べています)

任期はじめの本格的な市議会から出端をくじかれつつある竹山市長ですが、これからどうLRT計画中止に漕ぎ着けようとしているのか。
また、市議会の反対(ここでは反対の反対になりますね)にあい、結局何らかの形でLRT計画を実施することとなるのか。
そして、阪堺線存続への方策はどのように打っていくのか。

もうしばらく市議会と市役所との議論の行く末をみていく必要もあるのかな、と思います。
ちなみに本会議の提出は本日24日となっています。近日このニュースの続報をお届けできるかも・・・

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