その2から半月以上立ちましたが、ようやく続きを記すことができました。

関門海峡めかり駅は、和布刈公園のすぐそばに位置しています。この公園からは、関門海峡と関門橋を間近で眺めることが出来ます。
また、公園にはEF30型電気機関車と旧型客車が保存されていました。

関門めかりEF30

個人的にはこの公園を整備してもう一つの見所、としても良いのかな、と思いましたが、実際そんな計画は北九州市の長期プランでも見ることができます。

門司港レトロ観光まちづくりプラン(北九州市役所Webサイト)

さてこの関門海峡めかり駅のもう一つの機能は、めかり観光バスとの接続点で、駅前にはバス停があり、めかり観光バスが停車中でした。
バスは一般の中型路線バスでしたが、立ち客もいるほどの盛況ぶりで、レトロ観光鉄道だけでなく、この地区の他の見所への波及効果も大きいと感じました。

関門めかりバス乗り換え

さて私はここから徒歩で関門国道トンネルを目指す訳です。といっても実はこの関門国道トンネル、私が訪問したときは車道・人道含めて完全に通行止めとなっていました。

通常ならばそこであきらめて帰るようなものですが、個人的には人道部分の機能を代替する代行バスというものに乗車してみたく、敢えて国道トンネルの入り口に向かいます。

関門海峡めかり駅から関門国道トンネル人道口までは、徒歩で約10分程度でしょうか。関門海峡の潮風に吹かれて行き来する船を眺めながら歩いているとあっという間に到着、といったところです。

勿論、人道口にはシャッターが降りていますが、シャッターには代行バスの時刻表が掲載されていました。
その隣に西鉄バス北九州の観光バスが停車していました。これが代行バスです。
関門TN代行バス

バスの前面には、関門トンネル工事による迂回輸送用のバスである旨、記載されています。
関門TN代行バス表示


代行バスが観光バス、しかも無料で乗れる、というのはラッキーですが、関門橋部分が高速道路扱いのため、立席での輸送ができない、というのも理由でしょうか。
16時になり、乗客2名で出発。関門橋を渡って下関側の人道口まで行きました。

というわけで、一連の訪問が終わることとなったのですが、抱いた感想としては、やはり利用客の多さが印象に残りました。予想10万人に対し、それ以上のペースで利用者数を積み上げていったようですが、その実績は実際乗車しても実感することができました。
逆に言えば、1年目は初年度という物珍しさもありこれだけの実績を残すことが出来たのでしょうが、次年度以降の更なる魅力の付加によるリピーターの確保が課題とは言えるでしょう。
また、予想外に多い利用者のため、例えば折り返し時間のタイトさやホーム上の乗客の誘導等も課題とは言えますが、これはこれで嬉しい課題とも言えるかも知れません。

個人利用に関しては残念ながら、今年度の運行は11月29日で終了した門司港レトロ観光列車ですが、団体貸切運行は行っているようです。団体貸切運行の実績が高ければ、運行期間の延長も考えられるかも知れませんね。

ともあれ、観光列車としては上々のスタートを切っているように感じた「門司港レトロ観光列車」。
来年以降も多くのお客様をお迎えできるように祈りつつ、来春以降の九州観光の一つとしてご検討されてはどうでしょうか、というご提案を最後に「やまぎんレトロライン」の訪問記の終わりとさせて頂きます。

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