こちらのエントリーでご紹介したように、去る8月1日より、和歌山バス那賀では、公立那賀病院・紀の川市役所から紀伊駅前を経由してF.B.T(府中バスターミナル)及びさんさんセンター紀の川までを運行する「紀伊打田線」が開業しました。
これまで路線バスの設定がなかった同区間ですが、住宅地が年々広がっていることから、路線バスの要望もそれなりにあった上での新路線と思われますが、この度この路線にF.B.Tから紀の川市役所まで乗車したので、その様子をアップしたいと思います。
今回乗車したのは、F.B.Tという停留所からです。

和歌山バスのWebサイト内の路線開設発表の記事によると、このF.B.Tというのは「府中バスターミナル」の略となっているようです。
平成25年8月1日和歌山バス那賀ダイヤ改正|和歌山バス
バスターミナル、といっても鉄道駅や他の長距離路線と接続しているような、そんなバスターミナルというよりもむしろ、転回所がそのままバス停になった、というような感じが近いでしょうか。


バス3台程度駐車できるスペースと、乗務員の詰所が敷地内にありますが、その他、いわゆる[バスターミナル」と称される施設に有りそうな案内所やバスの総合案内、といったものは特に無く、停留所のポールだけが立っている、という感じです。
少し前まで、和歌山バス那賀の紀伊駅前方面行きは、紀伊駅前で折り返していましたが、駅前の道路が狭いことと、紀伊駅自体がそれなりに乗降客が多い駅ということもあり、バスの転回所を駅の西側に設置し、その転回所が停留所に昇格(?)したのがこのF.B.T、といったところでしょうか。
さて、このF.B.Tからこの度開設された紀伊打田線に乗車します。
乗車するのはF.B.T12時59分発の公立那賀病院行きです。

密かにこちらのエントリーでご紹介した和歌山バス那賀の旧塗色を期待してましたが、そううまいこと来るわけでもないのですが、今回乗車するのは現在最も新しい塗色の車両のようです。
F.B.Tから乗車したのは私一人。その後紀伊駅前で1名乗車し、2名となります。
その後、途中の湯窪で下車し、紀の川市役所前まで私一人となりました。
途中で、同じ路線の紀伊駅前方面行きとすれ違います。

また、同じ和歌山バス那賀が運行する岩出樽井線とクロスするあたりの写真はこちら。

仮に乗り換えるとすれば、紀伊打田線は「川尻西」停留所になるかと思われます。
結局、途中での乗降はなく、紀の川市役所前で下車します。

紀の川市役所前の停留所は、市役所向かいの駐車場の中にあります。

その関係もあり、この「紀の川市役所前」を発着するバスは、一旦市役所の駐車場を一周してから停留所で乗降扱いをします。

市役所の駐車場内を走る和歌山バス那賀の車両
平日の昼過ぎということもあり、利用者は少なかったのですが、もとより比較的新興住宅の多い道路沿いを走ることから、利用者はそれなりにあるのかもしれませんが、それは通勤・通学時間帯の便の様子を見てみないとわかりません。
ただ、住民はそれなりに住んでいることから、利用者を増加させるポテンシャルはそれなりにありそうには思えますが、これまでバスを利用する、ということがあまり習慣となってたとは言い難いこともあることから、バスの利用自体ををどれだけ促すことができるか、といったところが、この路線が成長する鍵になるのではないか、と思っています。
現在のダイヤでは、日中でも1時間に1本程度の運行本数が確保されており、意欲的なダイヤ設定とも思えるのですが、この本数がキープできるかどうかは、今後の利用者の動向次第となっていくのでしょう。
ひとまず、新路線の訪問としては完了しましたが、路線の実状把握という意味では、平日の朝夕にも改めて乗ってみる必要もあるのかな、という宿題も同時に感じた乗車でした。


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これまで路線バスの設定がなかった同区間ですが、住宅地が年々広がっていることから、路線バスの要望もそれなりにあった上での新路線と思われますが、この度この路線にF.B.Tから紀の川市役所まで乗車したので、その様子をアップしたいと思います。
今回乗車したのは、F.B.Tという停留所からです。

和歌山バスのWebサイト内の路線開設発表の記事によると、このF.B.Tというのは「府中バスターミナル」の略となっているようです。
平成25年8月1日和歌山バス那賀ダイヤ改正|和歌山バス
バスターミナル、といっても鉄道駅や他の長距離路線と接続しているような、そんなバスターミナルというよりもむしろ、転回所がそのままバス停になった、というような感じが近いでしょうか。


バス3台程度駐車できるスペースと、乗務員の詰所が敷地内にありますが、その他、いわゆる[バスターミナル」と称される施設に有りそうな案内所やバスの総合案内、といったものは特に無く、停留所のポールだけが立っている、という感じです。
少し前まで、和歌山バス那賀の紀伊駅前方面行きは、紀伊駅前で折り返していましたが、駅前の道路が狭いことと、紀伊駅自体がそれなりに乗降客が多い駅ということもあり、バスの転回所を駅の西側に設置し、その転回所が停留所に昇格(?)したのがこのF.B.T、といったところでしょうか。
さて、このF.B.Tからこの度開設された紀伊打田線に乗車します。
乗車するのはF.B.T12時59分発の公立那賀病院行きです。

密かにこちらのエントリーでご紹介した和歌山バス那賀の旧塗色を期待してましたが、そううまいこと来るわけでもないのですが、今回乗車するのは現在最も新しい塗色の車両のようです。
F.B.Tから乗車したのは私一人。その後紀伊駅前で1名乗車し、2名となります。
その後、途中の湯窪で下車し、紀の川市役所前まで私一人となりました。
途中で、同じ路線の紀伊駅前方面行きとすれ違います。

また、同じ和歌山バス那賀が運行する岩出樽井線とクロスするあたりの写真はこちら。

仮に乗り換えるとすれば、紀伊打田線は「川尻西」停留所になるかと思われます。
結局、途中での乗降はなく、紀の川市役所前で下車します。

紀の川市役所前の停留所は、市役所向かいの駐車場の中にあります。

その関係もあり、この「紀の川市役所前」を発着するバスは、一旦市役所の駐車場を一周してから停留所で乗降扱いをします。

市役所の駐車場内を走る和歌山バス那賀の車両
平日の昼過ぎということもあり、利用者は少なかったのですが、もとより比較的新興住宅の多い道路沿いを走ることから、利用者はそれなりにあるのかもしれませんが、それは通勤・通学時間帯の便の様子を見てみないとわかりません。
ただ、住民はそれなりに住んでいることから、利用者を増加させるポテンシャルはそれなりにありそうには思えますが、これまでバスを利用する、ということがあまり習慣となってたとは言い難いこともあることから、バスの利用自体ををどれだけ促すことができるか、といったところが、この路線が成長する鍵になるのではないか、と思っています。
現在のダイヤでは、日中でも1時間に1本程度の運行本数が確保されており、意欲的なダイヤ設定とも思えるのですが、この本数がキープできるかどうかは、今後の利用者の動向次第となっていくのでしょう。
ひとまず、新路線の訪問としては完了しましたが、路線の実状把握という意味では、平日の朝夕にも改めて乗ってみる必要もあるのかな、という宿題も同時に感じた乗車でした。


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