先日、群馬県富岡市にある富岡製糸場が世界遺産に登録されました。
世界遺産の登録は、国内では昨年の富士山に続き二年連続での登録となりました。

これを記念して、JR東日本では、富岡製糸場へのアクセスとなる上越新幹線で運行されているE4系新幹線電車に富岡製糸場のラッピングを行うこと等、お祝いムードに花を添える企画を発表しました。

祝 世界遺産! 富岡製糸場と絹産業遺産群「古きを知る、新しきを乗る。」 新幹線で富岡製糸場へ行こう!(JR東日本|プレスリリース)

まず富岡製糸場のラッピングですが、実施されるのは上越新幹線のE4系2編成で、7月17日以降の予定でラッピングされることとなっています。


次に、「ぐんまワンデー世界遺産パス」ですが、これは、群馬県内のJR線(一部埼玉県・栃木県を含む)、上信電鉄線全線、上毛電気鉄道線全線、群馬県内 の東武鉄道線(一部栃木県を含む)、群馬県内のわたらせ渓谷鐵道の普通列車(快速含む)の普通車 自由席が乗り降り自由で利用できるきっぷで、富岡製糸場への最寄りとなる上信電鉄・上州富岡駅への乗車にも利用可能となっています。
また、特急券等を別途購入することにより、新幹線・特急列車等の列車にも乗車可能です。
(わたらせ渓谷鐵道の「トロッコ列車」は利用不可で、別途乗車券・整理券が必要)
発売金額はおとな2,100円、こども1,050円、発売期間・利用期間は2014年7月1日〜12月31日で、有効期間は1日間となっています。


加えて、駅からの二次交通として、横川駅〜上州富岡駅間の路線バスの運行も7月から予定されていることも発表されています。
これはJR 信越本線のSL・DL運転日に併せて上記区間を結ぶ路線バスを安中市・富岡市と共同で運行するもので、このバスの利用により、SL・DL乗車と横川駅周辺の鉄道遺産の見学、富岡製糸場の見学といった、広域的な観光が可能になるものとなっています。


また、その富岡製糸場製糸場への最寄りとなる上信電鉄でも、往復割引きっぷや臨時列車の運転といった対応を既に実施しています。
富岡製糸場見学往復割引乗車券|上信電鉄
富岡製糸場臨時列車運転|上信電鉄
最近、久々に自社発注の新型車両が導入された上信電鉄ですが、これに加えてこの世界遺産登録により、更なる活気に期待をしたいな、とも思ったニュースでした。

横川・磯部−上州富岡間にバス: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」


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