以前こちらのエントリーでご紹介したように、東京〜高松間で運転されている寝台特急「サンライズ瀬戸」が琴平まで延長運転されるニュースをご紹介しましたが、この度JR四国他より公式発表がありました。

寝台特急「サンライズ瀬戸」高松〜琴平間延長運転について(JR四国|プレスリリース)
寝台特急「サンライズ瀬戸」高松〜琴平駅間延長運転について:JR西日本
寝台特急「サンライズ瀬戸」高松〜琴平間延長運転について|ニュースリリース - JR東海 Central Japan Railway Company
寝台特急「サンライズ瀬戸」高松〜琴平間延長運転について(JR東日本|プレスリリース)

延長運転日は、平成26年9月〜11月の金・土・休前日の合計31日間となっています。
運転時刻は東京22:00発→高松7:27着→多度津8:33着→善通寺8:43着→琴平8:51着となっています。
なお、東京〜高松の運転時刻は通常通りで、また上りの「サンライズ瀬戸」は通常通り高松〜東京間の運転となっていますので、ご注意ください。


琴平到着が9時前ということなので、到着後即座に琴平観光が可能な時間帯となっており、観光客に便利なダイヤとなっていると感じました。
なお、今回のプレスリリースでは、複乗となる宇多津〜高松に関する運賃・料金計算について特に言及はありませんでした。先のエントリーでも触れたように、実際に乗車券類を購入するときにどのような計算となるのかが、気になるところではあります。

気になるといえば、延長運転の日は列車や駅の行き先表示が「琴平」と表示されるのか、というのも注目する点といえるでしょうか。
先のエントリーでも記したように、松山への延長運転の実績はありますが、琴平への運転は初めてなので、果たしてそういった用意があるのかどうか、というところも気になりました。

ともあれ、営業列車としては恐らく初めてであろう「サンライズ瀬戸」の琴平駅乗り入れなので、多くの方が利用して、琴平方面への観光のアクセスとして機能すればいいなと思ったニュースでした。


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(2014.8.5追記)

コメント欄にて「この場合の高松〜宇多津の折り返し乗車については運賃・料金は計算しなくてよい」旨の情報をいただきました。
私自身もネット上で何か情報があるか確認してみましたが、見つけ出すことができたのは下記のサイトでした。
JR旅客制度特例の変遷

この中で「宇多津・高松」間の折り返し列車の特例は現在も生きているものと解釈できます。
とはいえ、臨時列車ということもあり、JR各社のWebサイトではここまでフォローしていない模様なので、実際に折り返して琴平方面まで乗車される際は、今一度駅にてご確認していただければと思います。
(参考)
運賃計算の特例(特定の列車による折り返し区間外乗車)|JR東海
特定区間の運賃計算│きっぷのルール:JRおでかけネット