来年3月に開業予定の北陸新幹線(長野〜金沢)ですが、この度開業日と、運行計画について発表がありました。

北陸新幹線 長野〜金沢駅間開業に伴う運行計画の概要について:JR西日本
北陸新幹線 長野〜金沢間開業に伴う運行計画の概要について(JR東日本|プレスリリース)

まず開業日ですが、2015年3月14日(土)となっており、恐らくこの日にJRグループのダイヤ改正が実施されるものと考えられます。

続いて運行計画の概要をご紹介したいと思います。

まず延長開業後の北陸新幹線では、東京〜金沢の速達系「かがやき」は10往復、東京〜金沢の主要駅停車「はくたか」は14往復(他に長野~金沢1往復)、富山〜金沢のシャトル列車「つるぎ」は18往復設定されることとなっています。
またこれらに加えて、東京〜長野の「あさま」も16往復設定されることとなっています。
停車駅ですが、速達タイプの「かがやき」は東京・(上野)・大宮・長野・富山・金沢(上野駅は一部列車停車)となっています。
所要時間は、最速達列車で東京〜金沢が2時間28分、東京〜富山が2時間8分となています。

次に在来線なのですが、これまた色々と変化が生じる内容となっています。
まず、廃止される列車ですが、列車名含めて全区間廃止となる列車は、特急「はくたか」・特急「北越」・快速「くびき野」・快速「妙高」の各列車となります。
一部区間が廃止となる列車は、特急「サンダーバード」(金沢〜富山・魚津・和倉温泉(※)、特急「しらさぎ」(金沢〜富山・和倉温泉)、特急「おはようエクスプレス」(金沢〜富山・泊)等となっています。(いずれもカッコ内が廃止区間)
なお、「サンダーバード」のうち、(※)の和倉温泉方面は、1往復に限り大阪からの直通運転存続することとなっています。

そして、新設される列車ですが、新潟〜上越妙高・新井の特急「しらゆき」が5往復設定されるのを始め、金沢〜和倉温泉の特急が5往復、福井〜金沢の特急が3往復、新潟〜新井の快速が2往復、新潟〜糸魚川の快速列車が1往復が、それぞれ設定されることとなります。


所謂「特急街道」として名高いこの区間で、しかも大阪・名古屋・越後湯沢・新潟からの特急列車が行き交うこの区間が新幹線の開業により運行形態がどのように変化するのか、注目の的でしたが、結論としては大阪・名古屋方面の列車はほとんどが金沢打ち切りとなるのに対し、新潟方面からの列車はえちごトキめき鉄道への直通列車がそれなりに設定されており、違いが鮮明にでたのかな、という印象を受けました。

新幹線との併走区間となる金沢〜富山の特急列車の打ち切りは、ある意味分からなくもないのですが、新幹線と併走しない和倉温泉発着の「サンダーバード」がこれほど削減されるのは、正直どうなのかな、とも思いました。
とはいっても、七尾線の特急列車そのものが削減されるわけでもなく、金沢〜和倉温泉の区間運転の特急列車が新たに設定されることから、あえて直通運転を大幅に打ち切る事情がいまいち理解に苦しむところはありますが、どんな事情からこのような運行本数の設定となっているのか、もう少し見極めてみたい、という感想を持ちました。

一方、新潟〜上越妙高・新井を運行する事となる特急「しらゆき」については、JR東日本新潟支社より導入車両の発表が早くも行われています。
特急「しらゆき」の運転に伴うE653系投入について(JR東日本新潟支社|お知らせ)

導入車両は、常磐線「フレッシュひたち」等で活躍したE653系で、既に同形式が投入されている「いなほ」とはまた違う塗色が施された4両編成で導入されることとなっています。

新幹線・在来線・並行在来線第三セクター含めて、開業後のイメージがかなりはっきりしてきた今回の発表ですが、今後は運賃・料金の制度がどのようになるのかが注目の的になるのかな、とも思います。

特に、現状の列車本数が多く設定されているのも関わらず、北陸新幹線開業後は直通運転がほとんど消滅する大阪・名古屋方面から富山・和倉温泉方面の相互間で、どのような特例が設けられるのかが気になるところですし、ほぼ乗り換えが不可避となるこれらの区間で、乗り換えの不便さを解消できるだけの料金体系となるのかどうか、引き続き注目したいと思います。

北陸新幹線開業日&運行本数を発表 - 関西・えちぜん鉄活日記&情報局 - Yahoo!ブログ
北陸新幹線金沢開業は2015年3月14日: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
JR西日本・東日本、北陸新幹線 長野〜金沢間開業に伴う運行計画の概要について公表 - kqtrain.net(京浜急行)


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