阪和線の沿線から

京阪電鉄では、7月25日(土)よりアニメ「響け！ユーフォニアム」の関連企画を実施することを発表しました。

宇治線が舞台のアニメ「響け！ユーフォニアム」の関連企画を７月２５日（土）から京阪線・大津線で展開します｜京阪電鉄

関連企画の内容としては、まず「企画乗車券の発売」として、京阪線フリーチケット・大津線特製乗車券が発売されます。
京阪線フリーチケットは、発売期間が平成27年7月25日〜11月1日で、10,000枚限定の発売となります。
有効区間は京阪線、男山ケーブル線が乗り降り自由で、発売期間中の任意の1日で利用できます。
発売額は1,200円（大人のみ）、発売場所は京阪線の主要駅となっています。
大津線特製乗車券は、平成27年7月25日〜平成28年3月31日までの発売で、大津線全線が乗り降り自由、発売日から翌月末日までの任意の1日で利用可能となっています。
発売額は1,200円（大人のみ）、大津線1dayチケット2枚1組での発売となります。
発売場所は浜大津駅の定期券うりばとなっています。

次に「ラッピング電車の運転」ですが、運行期間は平成27年7月25日〜平成28年3月31日の予定で、運行区間は大津線の石山寺〜坂本間、使用車両は600形1編成（619ｰ620号車）となっています。

また、「ヘッドマークの掲出」についてですが、京阪線では13000系4編成に、大津線では600形のラッピング編成にヘッドマークが掲出されます。
掲出期間は、京阪線が平成27年7月25日〜11月1日、大津線が平成27年7月25日〜平成28年3月31日となっています。

そして「キャラクター等身大パネルの展示」ですが、下記の京阪線・宇治線の各駅に、作中での最寄り駅の設定となるキャラクターのパネルが展示されることとなります。（（）内は担当楽器）
・宇治駅：黄前久美子（※）（ユーフォニアム）、高坂麗奈（トランペット）
・黄檗駅：加藤葉月（チューバ）
・六地蔵：各キャラクターの集合（キャラクター4人が通う高校の最寄り駅）
・伏見稲荷：川島緑輝（※）（コントラバス）
（※）黄前久美子の姓は「おうまえ」、川島緑輝の名は「さふぁいあ」と読みます。

その他詳細は、上記プレスリリースをご覧下さい。


今回関連企画が実施される「響け！ユーフォニアム」は、架空の高校に在籍する吹奏楽部員の青春を綴った作品で、文庫本の原作がアニメ化された作品となっていますが、作中の舞台が京都府宇治市であるうえに、宇治橋やあがた祭りといった宇治市の名所・行事に加え、京阪電鉄の駅や車両が忠実に描かれています。

その様子は、今年4月〜6月に放送されたテレビアニメを見ると一目瞭然で、作中に登場する13000系や宇治線の各駅での描写から考えて、何らかの関連企画が実施されないことが不思議なくらいに感じていただけに、今回の発表を待ち遠しく感じていた方も多かったかと思います。
なお、テレビアニメをご覧になっていない場合は、後述の関連商品にて、DVD・Blu-rayを紹介していますので、こちらもご参考下さい。

鉄道関連の描写以外にも、テレビアニメでは楽器メーカーのヤマハや日本吹奏楽連盟、京都府吹奏楽連盟、洗足学園音楽大学の協力により、吹奏楽関連の描写も忠実に再現されており、アニメファンに加えて鉄道ファン・吹奏楽ファンにとっても見応えある作品に仕上がっていると感じました。

今回の京阪電鉄の関連企画で、これらのファンの方々が宇治線や大津線を訪問することで大いに賑わえばいいな、と思いますし、私自身も企画乗車券の購入やラッピング電車の撮影なで訪問したいな、と感じた企画でした。

京阪電鉄のアニメコラボ、7月25日から「ユーフォニアム」登場 | レスポンス
京阪、アニメ「響け！ユーフォニアム」とのコラボレーション企画展開 - kqtrain.net（京浜急行）

↓その他の鉄道関係ニュースはこちらからもどうぞ



にほんブログ村


鉄道 ブログランキングへ