南海電鉄では、住吉大社の協力のもと、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」をキャラクターとしたキャンペーン「HELLO KITTY LOVES すみよし」を開催することを発表しました。

「ハローキティ」が住吉エリアを活性化「HELLO KITTY LOVES♥すみよし」を開催します!!(南海電鉄|ニュースリリース)

キャンペーンの概要としては、「住吉大社への巨大絵馬の展示」「住吉大社への撮影用パネルの展示」「住吉大社駅へのステッカー掲出」「阪堺電車ラッピング電車運行」「スタンプラリー実施」「おみくじ配布」「南海キティ特設グッズ発売」となっています。

このうち、「阪堺電車 ラッピング電車運行」についてですが、運行期間は平成28年10月16日(日)〜平成29年2月15日(水)で、ラッピング対象車両はモ161形車(166号車)1両となっています。
ラッピング内容としては、制服やラピートの着ぐるみを着た南海電鉄ならではの「ハローキティ」や、住吉大社を想起させる姿にした「ハローキティ」のデザインを施すこととしています。

その他の詳細は、上記ニュースリリースをご覧下さい。


今回の発表ですが、件名だけ見ると、ハローキティが住吉大社に現れたりする程度なのかな、と思っていたのですが、いざ熟読してみると、何と阪堺電車へのラッピングが行われるという、鉄道ファン的にもなかなか面白い内容となっているので、この度取り上げてみました。

ラッピングの対象となるのは、先にも触れたようにモ161形車の166号車です。
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モ166号車(2015.11.14、浜寺駅前)

昨年11月に貸切列車としてこのモ166に乗車したわけですが、この車両がまさかハローキティのラッピングを施されるとは、これまた奇遇にも感じた次第です。
そのラッピングも、前面は運転台下部を、また側面は前面がピンクを基調としたものとなり、現行のモ166の雰囲気が一変、非常に派手な車両に変身することは間違いないのかな、と思います。
しかも、このモ166は昭和3年製造という80年を超えた現役最古参の車両なので、派手な外観から一変、車内のレトロな雰囲気のギャップにこれまた人気を集めたりするのかな、とも感じました。

運行期間は来年2月15日までなので、住吉大社の初詣輸送で活躍するこのハローキティラッピングのモ166というのもこれまた貴重な記録になるのかな、とも感じますので機会があれば見に行きたいな、とも感じたニュースでした。



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