こちらのエントリーでもご紹介したように、本日1月27日(金)より泉北高速鉄道の12000系が「泉北ライナー」として運用を開始しました。
その初列車となる和泉中央16時23分発「泉北ライナー66号」に乗車してきました。
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15時30分頃に和泉中央駅に到着すると、ホームでは既に出発式の準備が行われていました。
加えて、その出発式を見ようと待っている人も既に多くいました。
私もその中に加わり、出発式の開始を待つことにします。

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準備も進んできて、開始時刻の16時前にはつつなく準備が整いました。

16時8分発の列車の発車を待って、式典はスタートしました。


主催者・来賓の紹介の後、運転士、車掌への花束贈呈となります。
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このように、私が立っていた所からはきっちり撮影できなかったわけですが、雰囲気でもお楽しみいただければ、といった感じで掲載しています。

なお、花束贈呈は、「泉北ライナー」運行開始日の2015年12月5日にも行われていましたが、その時の様子はこんな感じで、ささやかに行われていました。
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2015年12月5日の泉北ライナー運転開始日のシーン。

この時に比べると、同じ花束贈呈でもその様子は全く違っていただけに、今回の新型車両投入に対する泉北高速鉄道の力の入れようを感じた次第です。

その後、主催者・来賓によるテープカットとなります。
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この後、駅長による出発進行の合図となりますが、私自身はというと、この泉北ライナー66号に乗車するため、出発式の場所から移動し、列車に乗車し、車内から出発式の様子を眺めます。

16時23分、定刻に泉北ライナーが発車しました。
ここからは通常通り、泉ヶ丘までの各駅に停車し、その後天下茶屋、新今宮と停車して終点の難波に到着、となります。
通常通りと違う(と思われる)のは乗車率で、やはり泉北12000系初列車ということもあり、この時間の平日上り(難波行き)では通常ではまず考えられない程と思われる50%程度(管理人の目算)の乗車率となっていました。

車内を一通り見て回ります。
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4号車車内
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3号車車内
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2号車車内
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1号車車内

各号車の座席の色は違っているのは、既に発表のあった通りです。
同じ12000系でも、南海「サザンプレミアム」とは違う色調ですので、これまた特徴的なものといえるでしょう。

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(写真)
個性といえば、やはりデッキ周りの色調でしょうか。
このように泉北ライナーのイメージカラーである金色となっています。
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ついでに、トイレ・洗面台も見てみましたが、このように金色となっていました。

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室内の案内表示はディスプレイ式に変更となっていました。
これと同時に4カ国語の案内が可能になりました。

また、案内面では、自動放送による車内放送がこの泉北12000系から開始されました。
これまでは肉声による案内放送のみだっただけに、こういった点からも今回の泉北12000系にかける泉北高速鉄道の意気込みを感じたりしました。

約30分の乗車で、難波駅に到着しました。
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難波駅で折り返し発車待ちの「泉北ライナー」。

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側面の行き先表示。
和泉中央駅では撮影できなかったため、難波駅で撮影。
表示自体は南海12000系の場合と同様です。

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注目度抜群の12000系。
多くの人がカメラを向けていました。

その後、平日の夕方に難波駅に来ているので、平日夕方下りの「泉北ライナー」の様子を見ようと思いましたが、急な用事が入ったため、それはかなわず、帰宅となりました。
これについては、またの機会に体験したいと思います。

また、本日から泉北12000系「泉北ライナー」のグッズの販売が始まっています。
私はクリアファイルを購入しました。
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2種類のクリアファイルの表側
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同じく裏側

こちらのエントリーでご紹介しているように、この他にマフラータオルやカードケースが発売されています。
いずれもイメージカラーの金色を用いたインパクトのあるグッズですので、乗車記念に是非購入してみてはいかがでしょうか。


本日から運行を開始した泉北12000系「泉北ライナー」。
泉北高速鉄道が特急専用車両を所有するようになるとは、数年前までなら本当に信じられない状況でしたが、いままさにそれが実現しているわけで、それを大々的にアピールしていこう、という姿勢は、今回のホーム上の出発式の様子からでも強く感じました。
そういった力の入れようを感じることができただけでも、出発式の様子を見に来てよかったな、と感じました。


アメリカのゴールドラッシュにちなんだ金色のイメージカラーの通り、泉北高速鉄道沿線に再び活気を取り戻し、またそのイメージリーダーとして活躍していくことを強く期待したいと、今回の運行開始のエントリーを記しながら感じた次第です。
また、今回は時間の関係で詳しくみることのできなかった車両内外についても、改めての機会で見てみたいと思いますので、その様子も当ブログでご紹介し、より多くの方々が泉北ライナーを利用し、また泉北線沿線に住みたいと思えるようなきっかけになればいいな、という感想を記して、今回の泉北12000系デビューの記事の終わりとしたいと思います。



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