JR東日本仙台支社では、2017年10月14日(土)にダイヤ改正を実施することを発表しました。

2017年10月ダイヤ改正について(JR東日本仙台支社)

上記発表資料によれば、黒磯〜郡山間の輸送体系について、黒磯駅の電力設備改良工事に伴い、黒磯〜新白河間の普通列車に使用する車両を変更し、同区間で折り返し運転を行うとともに、黒磯〜新白河間の時刻を変更することとします。
加えて、新白河駅では一部の列車を除き、同一ホームで乗換が可能となります。
また、黒磯〜新白河間で、新たにE531系を投入し、また、一部の列車はキハ110系で運転することとしています。

なお、利用状況に合わせて、同区間の運転本数を見直すことも同時に発表されています。

その他詳細は、上記プレスリリースをご覧下さい。


黒磯駅は、東北線における交流・直流電化方式の接続点となっているのは周知の通りですが、この黒磯駅が他の交直接続と異なるのは、同じ架線に交流・直流両方を切り換えて流し、機関車の交換・車両側の交直切換を行う「地上切り換え方式」を導入している点といえます。
(他の切り換え区間では、交流・直流の区間の間に無電区間を設け、通過中に車両側で切り換える「車上切り換え方式」を導入)

そのため、同駅の運転取り扱いは、他では見られない複雑なものとなっており、その様子は、少し古いですが、例えば鉄道ジャーナル2015年2月号の中でも取り上げられています。



同記事では、「構内すべてを直流化し、地上切り換え方式を廃止するという工事の完成時期は未定とのことだが」(同号P33)と記されていましたが、この度、切換工事が進捗し、それに併せてダイヤ改正が実施されることが発表されました。

今回の黒磯駅構内直流化の工事が進んだことから、新白河方面からの普通列車には交直流電車が充当される必要が生じることとなります。
そのために、既に常磐線で使用されているE531系がこの区間にも投入されるわけですが、そうすると、現在同区間で運行されている701系が最小2両編成に対してE531系は5両編成であり、利用の少ない時間には輸送力過剰の問題が生じます。
キハ110系の導入は、その問題への対応なのかな、と思いますし、都合良く磐越東線との共通運用が組めることも、導入の背景にあるとも感じました。

今回のダイヤ改正では、普通列車に関しては、新白河駅での乗換が基本となるため、特に青春18きっぷ利用者にとっては、今冬の利用期間から注意しておく必要があるのかな、といったところかな、とも感じたニュースでした。

東北本線の黒磯以北は交直流電車と気動車に…JR東日本、10月14日ダイヤ改正 | レスポンス(Response.jp)
東北本線にE531系を投入|鉄道ニュース|2017年7月7日掲載|鉄道ファン・railf.jp
JR東日本仙台支社、2017(平成29)年10月ダイヤ改正実施 - kqtrain.net(京浜急行)
2017年10月ダイヤ改正で常磐線からの上野東京ライン増発、黒磯−新白河間に交直流電車: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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